才能
「ビビってるんだろ? 俺の才能にビビってるんだろ? 溢れんばかりの俺の才能にビビってるんだろ? もうビビり過ぎて俺のこと直視出来ないんだろ? 眩しすぎるんだろ? 俺の体から滲み出ている才能が眩しすぎるんだろ? 直視せずとも俺の才能を肌で感じでるんだろ? でもチャレンジしようとして俺のことチラッと見てみたけど、やっぱり眩しすぎて思わず目を逸らさずにはいられなかったんだろ? そしてチラッと見たときの俺の姿が頭から離れないんだろ? だから眠れないんだろ? 俺の姿が頭から離れなくて夜遅くになっても眠れないんだろ? だから昼間にぐっすり眠ってるって聞いたぞ? 夜眠れなくて昼間ぐっすり眠ってるから勤めている会社を辞めたって聞いたぞ? それは心配だぞ? ちゃんと生活出来ているのかどうか心配だぞ? もう俺の才能とかどうでもいいからとにかくお前が心配だぞ? 俺のせいなんだろ? お前がこうなってしまったのは俺のせいなんだろ? 俺は責任を感じずにはいられないぞ? 責任は俺にあるんだろうが、どうしたらいいのかわからないっていうのも俺の気持ちの中にあるのはわかるだろ? だって俺から滲み出ている才能は俺にもどうしようもないものだっていうのはお前も知ってるだろ? だからお前を助けてやろうという気持ちが全く湧いてこないのもわかるだろ? 俺の才能はお前を助けるためにあるんじゃないからな? 納得だろ? お前のことはほっといてもいいだろ? それでいいだろ?」
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