突然だが、私はもうすぐ自殺する。
いきなりすぎて、理解できないかもしれないが、私は自殺するのだ。
そのために、今、夜の学校の屋上に立っている。
では、なぜ自殺をするのか。
その経緯を説明しよう。
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私は、有名な私立女子中学校(今、私が立っている屋上の学校)の2年生だ。
そして、自殺をしようと思った理由が、いじめられていたからだ。
いじめの他にも色々理由があるのだが、一番の理由がこれだ。
元々私は、クラスではもの静かで、浮いていた存在だった。
ろくに遊ぶこともできずに、厳しい校則等で抑圧され、勉強してばかりの彼女たちからすれば、私は恰好の獲物だったのだろう。
始めは、ただ無視され続けるだけだった。
元々、あまり喋らない私からすれば、これは、あまり苦にならなかった。
無視することに、効果がないことがわかると、彼女たちは、暴言、罵倒を吐き始めた。
正面から面と向かって言わずに、少し離れた所から、わざと聞こえるようにして言うのだ。
これも、あまり苦にならなかった。
暴言、罵倒なんて、慣れてしまえば、なんて事はない。
次は、物を隠したり、傷つけられたりした。
これは、さすがに困った。
辛かったとゆうよりも困った。
教科書はページが破られ、落書きだらけで、何が書いてあるのか、わからないし、体育の時には体育着がなくて授業が受けられなかった。
教科書や体育着は新しいものを買ったのだが、結局は同じことの繰り返しだった。
この頃になると、私もさすがに怒って、教員に言ったのだが、
「みんな、少しふざけただけだろう」
や
「おまえにも、何か、問題が、あるんじゃないのか?」
などと、言ってきた。
有名な、私立学校だから、いじめ等、学校の価値を低下させるものは、隠したいのだろう。
それはわかるが、何の対応もないのは、甚だしいにも程がある。
私は、無駄だとは思いながらも、親に言ってみた。
なぜ、無駄なのかと言うと、親は、私に、関心がないからだ。
小さい頃から、ずっとだ。
なにをしても、褒めてくれなかったし、怒ってもくれなかった。
私は、親の気を引きたくて、がんばった。
とにかく、色々がんばった。
有名な私立女子中学に入ったのもそのためだ。
だが、やはり、無関心のままだった。
そして、案の定、私が、いじめられていることに関しても、まるで興味を示さなかった。
誰も助けてはくれなかった。
それでも、私は学校に行った。
このまま、学校に行かなくなるのは、負けた気がするからだ。
私は、負けるのが嫌いだ。
だから、学校に行った。
それが、おもしろくなかったのだろう。
私が、学校に行くと、机の中に手紙が入っていた。
私は、どうせ、いやがらせだろうと、思いつつも、その手紙を読んでみた。
そこには、こう書かれていた。
「謝りたいから、放課後、視聴覚室に来てほしい。」
誰がこんなものに引っかかるか。
私は、まず、そう思った。
だが、万が一とゆうこともある。
私は、考えた。
このまま、無視するべきか、行くべきか。
私は、行くことにした。
この手紙が、本当であることに賭けたのだ。
今、思えば、バカだったと思う。
あのときは、心のどこかで、いじめから解放されたいと、思っていたのだろう。
放課後になり、視聴覚室に行くと、彼女たちが待っていた。
2人が、私の方に来て、そのうちの1人が、私の手を引き、私を視聴覚室に倒した。
突然のことだったので、何もすることができなかった。
そして、彼女たちは私を囲む。
2人のうちのもう1人は、私の後ろにあった、ドアの鍵を閉めてたようだ。
この学校の視聴覚室は、中の音が、外に漏れないようになっている。
これで、私が悲鳴をあげても、視聴覚室にいる人たち以外は、何もわからないだろう。
やられた。
私は、そう思っていると、腹部を思い切り蹴られた。
「うっ」
自分でも、驚くぐらいまぬけな声が、出たと思う。
彼女たちは笑っている。
実に下卑た笑い声だ。
彼女たちが豚のように見える。
あっ、それでは、豚に失礼か。
「かはっ」
またしても、腹部に痛みがはしる。
彼女たちは、相変わらず笑っている。
調子がついたのか、彼女たちは、休む暇なく、私に暴行を加え続ける。
初めは腹部を集中して、蹴られていたのだが、徐々に顔も蹴られ始めた。
ここまでくれば、立派な犯罪だ。
だんだんと興奮してきたのか、
「死ねっ」
「消えろっ」
「くせぇんだよ」
などと、暴言、罵倒を浴びせてきた。
興奮して頭が回らないのだろう。
同じことばかり、オウムのように、繰り返している。
満足したのか、彼女たちの暴行が止んだ。
その頃には、私の心は完全に折れていた。
イタイ
コワイ
ナンデ?
ナンデワタシナノ?
ダレカ・・・・
ダレカタスケテ・・・・
さっき言ったとおり、私は負けず嫌いだ。
だが、負けた。
私は、負けたのだ。
「また、遊んでやるよ」
彼女たちは、そう言うと、笑いながら去っていった。
もういい・・・
シノウ・・・・
こんなにも、辛くて痛い思いは、もうしたくない。
今夜・・・・
シノウ・・・・
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そうゆう経緯で、私はここに立っている。
さて、そろそろ死のうか。
私は心の中でそう呟く。
私は死ぬために、歩を進める。
あと、3歩・・・
あと、2歩・・・
あと、1歩・・・
あと、1歩で私は死ぬ。
生から死へ・・・
行くことはできても、戻ることはできない・・・
だけど、私は後悔しない。
あんな目にあうくらいなら、こっち側には、もういたくない。
そして、私は最後の一歩を・・・・・・・・・・踏み出した・・・・・・
落ちてゆく・・・
堕ちてゆく・・・
おちてゆく・・・
オチテユク・・・
そして、あと数センチ・・・
「あっ」
私の頭から血が流れてゆく・・・
即死で逝けると思ったが、そうもいかなかったようだ。
だが、時間の問題だ・・・
即死ではないが、出血多量で死ぬだろう・・・
頭もボゥッとしてきた。
何も考えられなくなっていく・・・
そうして、私の意識は・・・・・・・・・・・・闇へと消えた・・・・・・・・・・・・・・・・
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