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第10話 大和司は、奴隷をひろった! その2

おはようございます、ということで続きです。

GWですっかりリズムが狂ってます・・・

「危ないっ」


少女が叫び声が聞こえるのと同時に、目の前が真っ暗になった。


身体を何かに噛まれたようだ。

たとえるのであれば、チワワにかまれたような感触。


生暖かい、液体が身体に垂れてくる。


「うーん、邪魔じゃだなぁ。」


両手を身体にあたっていた歯に手をやると、一気に開いた。

するとその勢いに、地竜の頭が2つに裂けた。

頭を失った地竜の身体からは、その血流れ落ち、おれの身体を濡らす。


生暖かいシャワーを血の浴びて、Yシャツが、真っ赤に染まる。

その感覚と、その色を見て、おれは声を上げた。


「うわ~、やっちまった・・・」


前をみると、少女が、無表情のまま、口をパクパクしている。


そりゃー、仕方ない。

おれだって、こんなもの見せられたらどうかとおもうわ。


「あっ」


そう小さくいうと、少女はまた意識を手放した。


おれ、この子の声、「あ」しか聞いてないような気がする。


とりあえず、この子が起きるまでにシャツについた血をなんとかしようと、

アイテムボックスの中にシャツをしまっておく。


異世界に転移してきたときに来ていた服(スマートフォンを含め)については、

アイテムボックスに入れておくことによって復元機能が働くらしい。




少女が意識を取り戻すのに、そんなに時間はかからず、5分ほどで目を覚ました。

あたりをきょろきょろ見渡したあと、少し離れたところに座っていたおれを見つけたようだ。


「もう大丈夫?」


そう声をかけたら、コクリとうなずいた。


「あ、あの、地竜は?」


さっきの恐竜は、地竜っていうのか。

頭が真っ二つに裂けた地竜を見せるのはどうかと思ったが、

隠せるものでもないので、指をさしてやる。


目の前に死体があるというのもどうかと思い、

先ほど少し離れた位置に地竜の死体を動かしておいた。


少女が少し息をのむ。


「すごいです・・・」


そりゃ、そうか・・・おれだって、あんな恐竜を簡単に殺せるとは思えないわ・・・

どうやら、Lv99になって、Lvに見合った力を手に入れていたらしいことは気づいてはいたのだが。


少女が居住まいを正す。


「あなたが、私を助けてくれたのでしょうか?」


うーん、俺が発見した時には、すでにお亡くなりだったから、

全然助けれてはないのだが・・・

とはいえ、本人に自分が死んでいたことを伝えるのはよくないだろう。


「一応、そういうことになるかな」


少女が少し目を見開く。


「もしかしてこの目も?」


「んん?」


目がどうしたんだろう?

少女がおれの方をじっと見ている。

反応がないのをみて、何かを納得したようだ。


「助けていただいて、ありがとうございました。名だたる方だとお見受けいたしますが。」


少女は目を離さずに、おれのことをじっと見てくる。

そんなに、無表情でじっと見られても困る・・・


「い、いや、そんな大層なものではないよ。」


「でも、地竜をあんな倒し方をする人など聞いたことがありません。」


視線がまったく動かない・・・


にしても、表情の変わらない子だな・・・

美少女にこんなにみられることがプレッシャーだということを初めて知った。

なんとか、ごまかした方がよさそうだが、いい考えが思いつかない。


「・・・あまり、はっきりとは言えないけど、秘密にしてもらえたら助かる。」


そういうと、少女は何かを察したようだ。

うん、まったく何を察したのかわからないんだけどね・・・


「っ、申し訳ありません。私は、カレナリエルと申します・・・奴隷です」


最後に付け足した言葉が少女、カレナリエルの心証を表しているのだろう。


「おれは、大和司(やまとつかさ)という。(つかさ)が名前で・・・遠くの方から旅をしているところかな。」


異世界から来たとは言わない方がよいだろうと判断して、適当にごまかしておく。


「ツカサ様ですか・・・家名があるということは貴族の方でしょうか」


「いや、単なる平民だよ。おれの故郷では、平民でも家名をもっているのが普通なんだ。」


「そうなんですか・・・遠くから・・・」


そういうと彼女は黙ってしまった。

何かを考えているようだ。


それにしても、改めてではあるが・・・やっぱり・・・


めちゃくちゃかわいいな!この子。


うつむいて伏せた目の睫は長く、髪の毛と同じ金色をした睫は少し傾いた光を受けて光っている。

その白い肌もまるで光をはじいているようだ。


こちらの視線に気が付いたのか、カレナリエルが顔をあげる。

慌てて視線を少し外すと、カレナリエルが立ち上がった。


身体にかけておいた上着が、重力に従って地面に落ちる

すると、彼女の破れた服を覆うものがなくなるわけで・・・


自然と下着もつけていない彼女のつつましい胸が視界に入る。


「私をあなたの奴隷にしてください。」


「うん」


話を聞いておらず生返事を返してしまった。


「う・・・ええっ!?」


ワンテンポ遅れて、会話の内容を理解したとき、おれは素っ頓狂な声をあげてしまった。

目が見えるか見えないのはわからないので、目も治したことは

司は気づいておりません。


読んでいただいてありがとうございます!

次は夕方あたりに投稿できればいいなぁと妄想しております。


目標(?)のランク100位の壁はなかなか厚いです。

今みたら92位に入ってました~ワーヽ(^o^)丿ーイ


あと、ついでに更新告知用のTwitterアカウントつくってみました!

@YoHozuki

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