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after story 作者:かつどん

狡猾な裏切り

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狡猾な裏切り 2

ども、お久しぶりですかつどんですってあれ?前回の後書き気がするが樹がするになってますね。変換ミスったようです。
本編でもたまに誤字ってますが(centerの一時期が特に酷かった)琵琶湖の様に大きな心でそっとしておいて下さい。
あの時私を助けたのは誰なのだろうか。
あの時私は殺し屋集団塚一同盟との戦闘に負けて…。
ってかなんで殺し屋集団が人攫いなんてしてるのよ!
殺し屋なんだから殺せよ。
って変なツッコミを入れても仕方ないわ。
あれから約一週間経ったけど特に何もない。
レースからも連絡が一切来ない。
ってかレースから連絡が来たのって今住んでる部屋を紹介してもらった時だけなんだけどね。それに今機能してないとかなんとか…
この学校にもレースがいっぱいいるのは知ってるけどもちろん私は誰がレースなのか知らない。
あ、でもこいつはレースだなっていう人は一人いる。

中原「尾嶋~今日一緒に帰ろ?」

いや、中原さんのことじゃないわよ。
中原さんは私の友人でクラスメイトの女の子。
その中原さんがたまたま今話しかけて来ただけだからね。
確かに今日穴沢先生から一人で帰らない様にとか言われてたわね。
不審者?この世界も物騒なことがあるのね。
でももし不審者が私と出会ったら運が悪いとしか言いようがないわね。

尾嶋「うん、いいわよ」

あの浅野とか言うやつは別だけど。
浅野 真也、塚一同盟の一人で私が手も足も出なかった奴。
でもあいつに負けた後私は気付いたら学校の屋上にいた。
時間は夜だったから数時間は経ったんだと思う。
私はその日の後二日間学校を休んだが、その二日で特に何もなかったから再び学校に通った。
でも私が学校に行かなかった本当の理由は違う。
私の愛用している武器、雷の死鎌サンダーオブデスサイズが無かったからだ。
私でも自分の能力のことは知っている。
電気属性最強だなんて一番目は言ってたけど、自分でコントロール出来てない様な人が最強だなんて言えるのだろうか。
当時はそのサンダーオブデスサイズがあったから良かった。
あれにより私の能力が制御出来たからだ。
しかしサンダーオブデスサイズを無くした日、私はテレビに触れる事もできなかった。
触ったら故障したのだ。
そんな私が友達に近付いたら確実に友達は感電してしまう。
もしそんな事があれば絶対私は友達を無くすだろう。
せっかく掴んだこの日々を手放してしまう。
だから学校に行かなかった。
だが二日もすれば自然と力を制御する事ができる様になった。
ただちょっと私が触れた所は静電気がたまりやすくなるだけだ。
一応今でも制御には気苦労している。
下手すれば今話しかけて来た中原さんを感電させかねない。

中原「おーい尾嶋~、何ボケッとしてんの?」
尾嶋「あ、うん…ごめん」
中原「何かさ前に学校休んだ時からボーっとしてる時間多くなってない?」
尾嶋「ああ、えっとごめん」
中原「まぁ尾嶋がボケッとしてるのは前からだけどさ」
尾嶋「えっ、そうなの?」
中原「自覚ないのかよ」

まぁ、元々私は第二世界の人間だからこの世界の常識とはずれていても不思議じゃないか、気を付けないと。

中原「もしかしてまだ体調悪いとか?病気移さないでよ」
尾嶋「大丈夫だって」
中原「あ、でも病気移されたら合法的に学校休めるか」
尾嶋「おい」

そんなこの世界では普通だと思う会話をしながら教室を出ようとすると教室の扉の所に狩野がいた。
あ、そうそう。さっきレースだなって思うのはこの狩野って人。

中原「おい狩野そこどけよ、てめぇのキモい顔見せんじゃねえよ」

これもこの世界じゃ普通なのだろうか。
あ、でも私の世界でも弱者は強者の下につくのが当たり前か。
………。
でもその弱者を強者に、と言うより強者を弱者にするのがレースなのよね。
狩野は少し中原さんを見たが、黙ったままその場を立ち去った。

中原「はぁー、あいつ何かとクラスメイトとかやってられないわよね」
尾嶋「え、えぇ…そうね」

でも私は知っている。レースなら彼も何かしら武器を持っている。
それが物なのか、彼自身の性格なのかは分からないけど。
まぁもちろん彼も関係ない人たちには本性を知られたくないだろうし、私も知られたくないから何も言わないけど。
そんなこんなで私たちは校門を通り、帰路に着いた。

中原「それにさ、この間転校してきた新井さん?あれやばいよね、あまり話さないくせにすぐに彼氏作るとか、絶対売春とかやってるよあれは」

売春って何かしら?
また調べておきましょ、でも今精密機器触っても大丈夫かな?

中原「それにさ角絵さんとかマジイラつくんだけど、ついこの間皆でトイレに呼び出して弁当をトイレに流してやったんだけどさ」
尾嶋「それはやり過ぎじゃないの?」
中原「うん流石にやり過ぎだとは思ったんだけどさアイツ何しても反応示さないじゃん?一度泣く姿とか嫌がる顔見たかったからやっちゃったのよ」

あ、一応やり過ぎって自覚はしてるのね。

中原「でも弁当をトイレに流しても一切表情を変えないのよ、むしろ少し微笑んでいたわ」
尾嶋「えぇ…」
中原「でしょでしょ、そんな反応になるでしょ?私ら苦しむ顔を少しでも見たかったからやったのにそれで喜ぶとか何アイツドエムなの?」
尾嶋「ドエム?」
中原「マゾなのよあいつは!」
尾嶋「マゾって…」

マゾって何だ?マゾって!一応相づちはうっておこう。

中原「あ、今日尾嶋ん家寄っていい?いいわよね?」
尾嶋「えぇいいわよ」

私がまだ第二世界の戦士だった頃、第三世界の人間はレースしか知らなかった。
だから戦わない世界で第三世界を紹介された時は驚いた。
レースたちの世界で生きていくなんて私に出来るのだろうかと思った。
しかし実際に生活するとレースなんてただの小集団だと思い知らされた。
そんな奴らに他の世界は振り回されていたのかと、別の方に驚かされた。
この中原さんはすでに私の家、と言うよりアパートの部屋に何回か来ている仲であるが、レースではない中原さんが友達になってくれたおかげで、第三世界の習慣について沢山知る事が出来た。
良い友達を持った。
そう私は実感している。
今の状態で中原さんを家に招いても大丈夫だろうか、いやちゃんと制御出来てる…うん、大丈夫!
そんな事を考えていると私の住むアパートに着いた。
私の部屋は二階の一番奥の部屋だ。
そして外付けの階段を登ると中原さんが先にドアに手をかけた。

中原「あれ?ちゃんと鍵閉めてるんだ」
尾嶋「あ、当たり前じゃない、あれは偶然忘れてたの」

中原さんが初めて私の部屋を尋ねた時、私は鍵と言う物を知らなかった。
だからずっと鍵を閉めないで生活していた。

尾嶋「はいはい、ちゃんと開けますから」

私が鍵を開けると中原さんはすぐにドアを開けて中に入って行った。
その時だった。

尾嶋「!!」

私は電気の能力を持つ。つまり今何かが私の家の何かと通信した事が分かってしまった。
だが分かっても何も出来なかった。
私が気付いた時にはすでに私の部屋が爆破されていたのだから。
これも戦士だったころの直感なのだろう。と言っても戦士を辞めてから半年も立たないけど…
私は反射的に電磁波の幕を作って、爆発の影響から自分の身を守っていた。
そう、自分だけ…。
爆風が収まり、中の様子を見ると、先に中に入って行った中原さんの身体は鉛玉を胸の辺りに受けたのだろう。
胸の部分から下と上に別れて転がる様にあった。
そしてその顔は外、私方を向いていた。

尾嶋「え…えっ?」

私は理解に追い付いていなかった。
別に部屋が爆破されたのは驚かない。
塚一同盟やらが仕掛けたのだろう。
しかし、この世界の戦争とは関係ない中原さんの身体も爆破された事に理解が追い付いていない。

尾嶋「なんで…」
「奴らには関係ないなんて言葉は無いからだよ」
尾嶋「!!」

そこに一人の男が階段を上がって来た。

尾嶋「あんたが?」
「ちょっと待ってくれよ、俺はこの爆発事件の関係者じゃない、むしろ犯人を教えてあげようと思って来た人間だ」

何なのこの人、犯人?この爆発の犯人だって?

尾嶋「それよりあんたは一体誰なの?」
阿部「俺は阿部 礼二」
尾嶋「阿部?」

聞いた事ない名前だわ。

阿部「まぁそれよりここで立ち話ってのもあれだ、場所を移そうや」
尾嶋「そう言って私をどこかに連れて行くつもり?」
阿部「いやいや、そんなことはしないさ、そうだな…犯人を先に教えると、この爆発事件はレースが起こしたんだ」
尾嶋「えっ…レースが?」

レースが起こした?レースが中原さんを殺したの?

尾嶋「何でレースがそんなこと…」
阿部「それを聞きたければついて来て欲しいんだけど」
尾嶋「………」
阿部「あ、じゃあお兄さん大サービスしちゃうぞ♪」
尾嶋「はぁ?」

いきなり口調を変えやがった。一体何だこいつ…レースとは似た感じがするが、何かが違う。
それにこいつがレースだったら爆発は自分たちがやったと言うはずだ。
しかし次の彼の言葉で私は彼について行くことを決心する。

阿部「塚一同盟」
尾嶋「………」
阿部「塚一同盟にあんたがやられた時、あんたを学校の屋上まで運んだのはこの俺だよ」
尾嶋「………」
阿部「どう?せめて恩を返して欲しいな~」
尾嶋「…分かったわ」
阿部「うん、じゃああの時と一緒で一度別世界に行くよ、よろしくパピヨン」

すると、床に魔法陣みたいな物が現れた。
別世界への入り口、彼の言う通り一度別世界に行ってから目的地へ案内されるのだろう。

阿部「って言ってもあの時君は気絶してたんだっけ?」

私は彼に言われるがまま一歩踏み出しその魔法陣みたいな物の中に入って行く。

阿部「うん、まぁこれでなんとか………あれ?」

阿部もその後を追うつもりだったのだろうが、彼が一歩踏み出した瞬間に魔法陣みたいな物が消えた。

阿部「えぇ~…」

彼は徒歩での帰宅を余儀なくされた。
次回、家を爆破された奴の話!
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