挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
after story 作者:かつどん

無意味な復活

しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました

ブックマークしました。

設定

更新通知 0/400

設定を保存しました
エラーが発生しました

カテゴリ

ブックマークへ

以下のブックマークを解除します。
よろしければ[解除]を押してください。

ブックマークを解除しました。

26/52

無意味な復活 10

すみません、執筆しておいて投稿するのをすっかり忘れてました。
説明役(?)の須奈 真紅(すな しんく)が撃たれて残った二人が叫ぶと、今度は五人の火神が一斉に動き出した。須奈は残り二人になったため、浅井の方に二人、藤原の方に三人の火神が攻撃を仕掛けた。
火神は一人目の須奈を撃った拳銃をまた、藤原に向けて撃つが、弾が当たったにも関わらず、弾はそのまま貫通し、藤原は平然としていた。
浅井の方に向かった火神の一人は武器を写す仮面をつけていたため、先ほど須奈を撃ち抜いた別の火神が持っている拳銃を写し、浅井に発砲した。
しかし、こちらも弾は防がれた。

「渦潮」

浅井がまるで当然であるかのようにそう言うと、発砲された弾丸は突如出現した小さく回転している水に巻き込まれた。

「今あなたが撃った須奈はレースなんだけど、それだけなんだよね、能力を持っていないただの第三世界の住人よ、だけど私たち二人は能力者よ、しかも先の大戦で総大将を務めた二つの能力、粉師と水使いよ、そんな拳銃なんかが通じるわけないじゃない」
「お前、須奈じゃないな」
「当たり前よ、私は浅井 理沙(あざい りさ)、分身の一個体だけ人格を交代することも出来るのよ」
「ということは向こうのあれは須奈の人格ではなく藤原の人格なのか?」
「さぁね、私も長い間一緒にいるけど、あの人の人格に出会ったことはないわ、とっくの昔に死んでるんじゃない?」
「そうか、それに三人というのは須奈の中にいた人格の数、それに水使い、粉師、ということは…」
「何をゴチャゴチャ言ってるのかしら、あんたには悪いけど私はまだ死にたくないのよ、だからあなたには死んでもらうわ」
「死にたくない?俺は別に殺しに来たわけじゃないぞ」
「そうでしょうね、でも当の本人はどう思っているでしょうね」
「それはどういう」
「これから死ぬ人には関係ないことよ」
「来るか!」

この時二人の火神は廊下の中側へ同じ方向に走った。それは浅井からは重なっているように見える。

「馬鹿ね、同じく方向に逃げるなんて、それじゃあ狙ってくださいって言ってるようなもんじゃん」
「………」
「じゃあやっちゃうよ、水鉄砲!」

浅井の手から水が噴出し、真っ直ぐに火神にぶつかり、そのままもう1人の火神も巻き込み、そして….

浅井と火神が話している時、藤原側は一切言葉無く激しい攻防が続いていた。
粉師には粉師究極奥義 風化という自分の身体を粉と実体の間にする技があるため、拳銃はその身体を貫通するだけである。
火神の背後に粉を出現させて不意打ちを狙うが、火神には写った自分の視界を見る仮面を着けている。それは自分の視界も例外ではない。
つまり、火神の五人は全員が視界を共有しているということだ。背後に出現しても他の火神がそれを見ていたら躱すことは容易である。
だが、ある時を境に火神側の動きがおかしくなった。
それまでの火神側は三人で周りを囲み、距離をとって攻撃し、藤原が隙をみせたら近づいて攻撃するということの繰り返しだった。
しかし、今の火神側の動きは一人が突撃し、そのまま接近戦を続け、周りから援護するフォーメーションになっているが、その援護する二人も突撃しては距離をとるという動きをしている。
そして少しすると、藤原と接近戦をしていた火神が防御にまわった。
というのも、とある場所から動かなくなった。
今のところ藤原の攻撃は粉で剣を形成して接近戦をするのと、粉を火神達の後ろに出現させて、その粉で刃物を形成し、不意打ちを狙うだけである。
火神側が何か攻撃しても風化を使っている藤原には無意味だ。だから火神達が突撃して来ても藤原にはなんてことはなかった。
火神が防御にまわり、動かないというなら藤原も動く必要はない。火神の周りに粉を出現させて、その全てで何十本の刃物を形成させた。
それは先ほどあった、一つ目の試練、何十本のナイフが襲ってくる試練と全く一緒だった。

「やっぱりあれはお前の仕業だったのか」

ナイフに囲まれた火神がそう呟くとナイフが一斉に動き出した。
一つ目の試練の時は武器を写す仮面の能力を使って全て相殺させたが、今回はその能力を使わなかった。
そして火神は何十本のナイフを特に抵抗する事無く全て身体で受けた。
火神が五人になった時、この能力で出た分身は、本物とか偽物とかがないと言っていたが、こういう事なのだろう、全身にナイフを受けた火神だけが血を流して倒れた。
その様子を藤原は真近で見ていた。すると、

「‼」

目の前の火神の一人が息を引き取った直後、横から二人の火神と、大量の水が押し寄せて来た。
かがみんはまだまだ頑張ります。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ