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after story 作者:かつどん

無意味な復活

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無意味な復活 6

ども、かつどんでーす。

今更ながら前書きって何を書けばいいのか……………………思いつかないので、本編どうぞ
人の死ぬところを見るのはこれが初めてではない、だが決して慣れていたわけではなかった、人の頭が床にあって、その胴体が倒れるところを見たのはこれが初めてだ。同じ人が死ぬことでも死に方というものは何通りもある。それは人の数だけある。

「これは…酒々井の侍か」

そして、火神は白衣を着た男の前に行く。

「そしてお前は野木博士だな」

白衣を着た男、野木博士は怯えながらも答えた。

「そ、そうだぞよ、わしがあの天才科学者野木博士ぞよ」

それを聞いて火神は、

「そうか、野木博士か、確かにあんたは天才だ、なんたって人を生き返らせることが出来るからな、だが天才すぎる」
「ほえ?」
「あんたは天才すぎる、だから一番目から殺害命令が来ている」
「「え?」」

僕と野木博士の声が重なった。

「殺害命令?」

僕が聞いたのを無視して火神は服の中に隠していた拳銃を取り出して、銃口を野木博士に向けた。

「ちょっと、待っ…」

僕は思わず止めようとしたが、その前に火神は引き金を引いた。
パァン、と一発の弾丸が野木博士の頭に当たり、野木博士は衝撃で少し後ろに飛ばされて、二度と起き上がることはなかった。

「…………」

あまりのいきなりな事に僕は思考が追いつけなかった。

「やはり酒々井と野木博士が繋がっていたのか、ということは酒々井が寝返った理由はやはり野木博士が関係しているのかもしてないな」
「ちょ、火神、何でそんな物を、何で殺したんだよ」
「ん?言っただろ?野木博士は敵だ、それに上から命令されてるからな」
「命令?」
「野木博士を見たら殺せってな」
「そんな命令、誰に?」
「一番目だよ」
「一番目?」
「まぁいつか教える、というより教わるだろうな、それよりも」

そこで火神は前方を見た、そこには数人の人物が立っていた。
それを見て火神は驚いた。

「なっ、レ、レース幹部だと…」
「レース幹部?」
「野木博士が怯えていた原因はこれか、まさかレースの幹部が相手だからな」

前にいるのは、長身で髪の長い男性、右手に黒い手袋をした男、左手に黒い手袋をした男、奥でこちらの様子を伺っている女性、片手間に五本のナイフを持った男、少し大きめのハサミを両手に持った男、先頭で仁王立ちで構えている男の七人が立っていた。

「お前たち、生きていたのか」

火神が聞いてもレース幹部はだれも答えない。

「お前たちだけか?他の奴らはどうした?」

誰も答えない。

「………そうか、そういうことか、おい小川」
「うはい!」

僕はいきなり呼ばれて驚いた。

「お前、さすがに人は殺せないよな」
「へっ?そ、そりゃもちろん」

僕が人を殺すなんてとんでもない。

「だったら下がっとけ、その仮面をつけていたら大丈夫だろう、多分」
「多分って…」
「念のためこいつら以外を警戒しろ、どうやら一定のラインまで近づかなければこいつらは動かないらしい、だがラインを越えたらどこから伏兵が出るか分からん」
「伏兵?」
「こいつらをレース幹部と言ってるが、レース幹部はもっと他にもいるからな」
「ってかレース幹部って何ですか⁉」
「ん?ああ、そこからか」

火神はやっと僕が話に追いつけていないことに気付いて、説明してくれた。

「レースというのはまぁよくわからない集団だが、その集団の中にもまたグループに別れている、そして、レースの頂天に立つグループがこのレース幹部だ、まぁつまりレースで一番偉い集団だな」
「はぁ」

えーと、つまりレースは横社会と言うことかな?

「そして、このレース幹部のリーダーであるエンってやつがレースで一番偉い人で、レースを作った人物だ」
「レースを作った人物…」
「だが、エンは死んだって聞いている、これは多分正解だろう」
「え?死んだの?」
「そして、目の前にいるレース幹部の連中も死んだ人間だ」
「まるで意味が分からんぞ」

目の前にいる人達が死んだ人間?

「どゆこと?」
「おそらくこいつらは須奈が作り出した人形だ」
「は?人形?」
須奈 真紅(すな しんく)、粉師と言われる能力者だ、どんな物でも粉にして、粉でどんな物でも作り出すという能力だ」
「チートじゃん」
「そうでもないらしいがな」
「はぁ」

火神の言う通りどうやらレース幹部の人(?)は僕達がラインを越えるまで動かないようだ。だから先ほどの博士もまだ生きていたのだろう。この人もラインは越えていなかった。

「まぁとにかくだ、お前は奴らではなく、周りを警戒しておいてくれ、それだけも俺にとってはかなり役に立つんだ」
「は、はぁそれではそうしています」
「もし、俺が死んだら、さっさと家に帰って俺らのことは全て忘れろ、もし誰かがお前を訪ねても俺が死んだ事だけを伝えろ、それがお前が一番幸せになる近道だ」
何か火神さん死亡フラグ立ててますねー。
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