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after story 作者:かつどん

無意味な復活

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無意味な復活1

あ、ども、かつどんです。
centerの方が面倒になったので気分転換にafter進めるか、と思って執筆したら、かなり調子が出ました。
またしばらく更新はcenterの方だと思うので今話をまだ読まないのも有りかと思います。
新井(あらい)あずみの護衛係りになってから一週間が過ぎた。僕は新井さんと火神(かがみ)の事務所へ向かっている。
僕と新井さんが付き合っているのではないかという噂がでているが、もちろん噂だ。根も葉もない噂だ。今日もクラスの友達からは、

「いや、もう学校の公式カップルだって」

と言われたが、それでも噂だ。
今日は朝から否定していた。何故か新井さんの機嫌が少し悪いのだが、僕なんかと付き合ってるなんて言われたら機嫌も悪くなるだろう。

「新井さん、ごめんね、僕なんかと付き合っているなんて言われて」
「え?いや、その…私の方こそごめんなさい」
「え?なんで?」
「えっ、いや、あの……………」

新井さんが黙り込んでうつむいてしまった。気まずい沈黙が続く。

「…あ、あの、新井さん、そう言えば初めて護衛してから今日で一週間ですが、初日以外何もありませんね」
「え、あ、そう、ですね…」
「………」
「………」

またもや気まずい沈黙になる。
しかし、今言ったことは本当だ。あれから一週間、特に何もなかった。
この沈黙を打ち破る人物が話しかけるまでは。

「ねぇ、あなた達少しいいかしら」

僕達が黙り込んでいると不意に横から僕達に話しかける声があった。見ると、話しかけたのは女性だ。ショートヘアーで一瞬だけ見ると男性とまちがえそうな体格だ。さらに、かなり身が引き締まっていて、より男性に見えてしまう。ただ、声を聞く限り女性だ。そんな女性が、

「ここら辺に火神という仮面をよくつけている奴を知らないか」

と聞いてきたのだ。火神と言われれば、対応するしかない。

「えーと、あなたは?」
「おっと、失礼しました。私は川澄 昌(かわすみ あき)と言います」
「え?川澄、どこかで聞いたような…」
「そして私は………えーと、私は…」
「?」
「私は…何者でしょうか?」
「へ?……………………いやいや、知らないですよ」
「ですよね」

何を言ってるんだこの女性は。

「そこで、初めの質問ですが、火神という人物を知りませんか」
「あ、はい、それなら…」

と言いかけた時、川澄さんは僕の方を向いて突撃してきた。その目はまるで誰かを殺そうとしている目だった。川澄さんはそのまま僕を横に突き退けた。
ガキン
と金属音が鳴った。
僕は何事かと思い目を開けて見るとそこには、川澄さんがさっきまで持っていなかったはずの自分の身長と同じくらい長い槍を持っていて、その槍である人物が突き出してきたナイフを受け止めていた。その人物とは、

「笑えるねー、あの結界やろーの妹ちゃんまで来るなんてな」

白鳥 白夜(しらとり はくや)だった。
殺人鬼、白鳥 白夜。僕がその人物と初めて会ったのは一週間と一日前だ。その時僕は学年一の美少女と言われていた女性の後をつけていて、彼はその学年一の美少女を殺した。その殺した所を僕は見てしまい、僕は彼に殺されそうになった。
その時に火神が僕を助けてくれたのだが、思えば僕は何故彼女の後をつけていたのだろうか。
いや、それよりも、

「白鳥…白夜…」
「んあ?どうして俺様の名前を?あっそうか、あの仮面やろーが教えたんだな」
「久しぶりだな白鳥、とりあえずその物騒なナイフをしまえ」
「どっちのほうが物騒だよ」

そう言いながら白鳥はナイフをしまった。
それを見て川澄さんもその槍をしまった、しまった⁉なんか、消えたように見えたのだが。

「それよりも白鳥、お前は火神の居場所を知っているのだな」
「まぁ知っているけどよ、どっちかっつーとそこのカップルの方がよく知ってるぜ?」
「か、カップル⁉」
「そうなのか?」
「ええ、まぁ知ってますよ、と言うよりもこれから行くところです」
「そうだったのか、なら話が早い、一緒に行ってもよいか」
「ええ、もちろん」

こうして僕は何故か顔を赤くしている新井さんに加えて、川澄さんと一緒に火神の事務所へ向かった。

「いやいや、笑えるねー」
「どうしてあんたがついて来ているんだ?」
「俺だって仮面やろーに話しておきたいことがあるんだ、それにこの話はお前らにとってもかなり重要なことだと思うぜ?」
「重要なこと?」
「仮面やろーの所で話してやるよ」

さらには殺人鬼の白鳥まで加わった。
なんか、怖過ぎるんですけど…
そして、その日をもって僕のこれまでの日常は完全に崩壊する。
無意味な復活って誰が復活するか言ってますよねw
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