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after story 作者:かつどん

護衛編

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護衛編5

ども、かつどんです。設定説明ですが、また延期します。すみません。
「あーったくよー この回で全て説明するつもりだったのによー、前回が予想以上に長くなってよー だが安心しろ、次回こそはきっと説明があると思うからな」
「だから何言ってんのマイダーリン」
「だから誰がダーリンだ!!」

狩野(かのう)角絵(かどえ)のいつも通りの漫才を終え、

「とにかくよー、あの巨人をどうにかしないとな」
「どうするの?」
「あの巨人は第十ニ世界のカードだ、どんなに弱い攻撃でも何回も当てれば倒せる」
「じゃあ適当に小石を投げつければ倒せるの?」
「ああ、だいたい6時間かかるだろうな」
「じゃあ駄目ね」
「そこでだ、このデパートの駐車場に()を張る、みんなに伝えろ、巨人をこの駐車場に誘き寄せろとな、ここにいる奴らは巣を張るのを手伝え」
「りょーかーい」
「それともうひとつ伝えろ、巨人に適当に小石をぶつけて体力を減らしておけ」

レースの連絡はすぐに伝わる。
もちろん能登(のと)にも伝わっている。

阿霧(あぎり)さん、どうやら狩野が例の駐車場に巣を張ったらしいですよ、そこに誘導しろとのことです」
「わかりました、任せて下さい」
「それ以外の皆さんは足下の石を投げつけろとのことですよ」
「「「へーい、了解」」」

阿霧だけでなく、先ほどまで完全に気配を消していたレース達が全員返事する。
そして、阿霧は巨人の前に立ち、

「おーい、こっちだこっちー」

といかにもわざとらしい囮役を果たしていた。
だが、巨人は阿霧に向かって行った。
なぜなら、先ほど返事したレース達の姿が見えなくなっていたからである。
レース達が見えない、というよりレース達の気配が全く感じられなくなったのである。
実際はどの家の屋根の上にもいるというのに。
巨人は阿霧しか感知できないから仕方なく阿霧を追いかけているという感じである。
そして、阿霧は狩野達のいるデパートの駐車場に向かっている。
その際にも屋根の上にいるレース達は小石を巨人に投げつけていた。
巨人はそれでもレース達を感知することはできなかった。
そして、とうとう例の駐車場に到着してしまった。

「ようこそ、我が巣へ」

狩野が真ん中に立ち、そう言った。
他のレース達は後ろに隠れていた。
何の後ろに?それは巣の後ろである。
狩野が真ん中に立っているが、その手は胸の前で交差していて、手袋をつけていた。そして、その周りは…
まるで蜘蛛の巣のように結ばれた糸が大量にあった。
一つ一つの大きさはかなり大きく、まるで十二番目の蜘蛛が巣を張ったくらいの大きさである。
余談だが、狩野の巣と十二番目の蜘蛛は全く関係ない。
そして、その巣には等間隔にナイフがついていた。何百ものナイフがそれぞれの巣にあった。
さらに、肉眼では見えないが、それぞれの巣の中心から糸が出ていて、狩野の手袋をしている手の指先に引っ掛けられていた。

「さぁーてと、巨人さんよー、お前は今からその体の大きさが仇となる、まぁ俺の前では小さいやつでも関係ないがな、つまり大きさなんて無意味ってことだ、俺の前では何もかもが無意味になる、それがこの俺、狩野 美憂(かのう みう)、レース名無意味(ノーミーン)、あの須奈 真紅(すな しんく)のレース名を受け継ぐ男だ、覚えておいて損はないはずだぜ」

そう言って狩野は両腕を降ろした。ただそれだけの動作だった。ただそれだけで、そこにある全ての巣が中心から引っ張られて、何百ものナイフが巨人に向けられた。

「この技には名前をつけてないんだがよー、今つけようかな、そうだな、蜘蛛の糸(スパイダーズウェブ)なんつって」
「「「そのまんまじゃねーかー!!!」」」

後ろのレース達のツッコミも関係なく、狩野は指先に引っ掛けている糸を全て放した。
するともちろん、そこにあった全てのナイフが巨人に向かって発射された。
巨人はそれを躱すことができず、体中に数百ものナイフが刺さっていった。
ナイフが発射されて巨人に全て刺さった後、巨人はいきなり光始めて、消えた。
消えたというよりカードになった。
家を超えるくらいの大きさだった巨人がそこらで売っているようなカードゲームくらいの大きさになった。
それを見て狩野は、

「よし!これで終わりだ、新井のことは小川にまかせよう」
「いいの?」
「だってよー、めんどいじゃん」
「…」
「あっ、そうそう、あのカードは回収しておけ、後々役に立つかもしれないからな、はいっ、今日は終わり!解散、解散」

と言って帰って行った。
他のレース達も仕方なく家に帰った。
次回はやっと火神の事務所に行った小川達の話をします。
そして、やっと設定説明が行われ……やっぱりもう言いません。
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