一話完結のノリで書いてるので、一回一回の話が長いです。自分不器用なのでどこで中断したらいいのか分からないでそこらへんご了承下さい。
幻想に惹かれた者達
不器用な正義の味方と不器用な風祀の少女
太陽の光が窓から差し込み、私に朝の実感を与える。
日はそこまで昇ってはいないが、いつも食事の準備で朝早くに起きているので慣れている。
それでも、今日は遅く起きた方だ。その理由は……。
『神奈子様も諏訪子様も、昨日から帰ってこないなぁ………』
普段早く起きる原因の二人が、なにやら付き合いでどこかへと出かけてしまったからだ。
と言うか、神様が神社を空けると言う行為自体、間違っている気がしなくもないが。
でも、この世界じゃそんな私の常識なんてあって無いもの。
納得はいかないが、此方が折れるしかない。でないとキリがないから。
まぁなんにしろ、今はそんな多忙な状況ではない為、それに甘える様にゆったりとした朝を迎える。
一人での食事は少し寂しかったけど、たまにはいいものだ。
普段はお二人の他愛のない会話を聞いたりして、笑ったり怒ったり。まるで本当の家族みたいに。
いや、あの二人からすればもう私も家族なのだろう。
でも私は、そんな関係にひとり細い線を引いている。
そうしないと、私の存在意義がなくなってしまいそうで。
風祝と言う立場が消えてしまえば、肩を並べた食事なんて二度と出来なくなるかもしれない。
いや、それだけでは済まされない。
今まで過ごしてきた時間さえも、無に帰してしまう可能性だってある。
お二人にそれを話せば間違いなく怒るだろう。
お二人共優しいから。
心の底から慕ってくれてるって、分かってるのに。
それでも、恐怖が拭えることはない。
『最低だなぁ、私って』
誰もいないにも関わらず、表情を隠すように身体を丸める。
だって絶対に今の私、顔がぐしゃぐしゃだから。
涙は出ないし、嗚咽もない。
決して泣いてはいない。外側からは分からない様に、必死に抑制する。
そろそろ、大丈夫かな―――
あれから数分、精神的に落ち着いた私は、頃合いかと思い顔をあげようとした刹那、それは起こった。
メキメキと言う音が聞こえたのも束の間、屋根の材木が折れ、木屑と共に太陽の光が差し込んだ。
その組み合わせがダイヤモンドダストと似た美しさを醸し出している、と普段なら結構冷静にその様を観察していただろう。
この世界では建物なんてよく壊される。
決してわざとではないらしいが、それでもこちら被害者には関係のない事で。
でも、今回は違った。
屋根が崩れると同時に、人間のようなシルエットが一瞬見える。それは床に叩きつけられると同時に舞う木屑等の埃で隠れてしまい視認出来なくなる。
『え……ええええ!?』
驚くのも無理はない。
屋根が崩れる程の高さから落ちてきたそれ。
妖怪ならば怪我も大したものではないだろうが、人間は別だ。
―――死体の第一発見者だけにはなりません様に。
そう心の中で祈った後、恐る恐る着弾点へと近づく。埃も薄れてきて、その姿が鮮明になる。
―――一瞬、目を疑った。
白髪のオールバックに、羽織られた赤いコートとその下に隠れた黒の軽鎧。
出で立ちこそ奇抜なものがあるが、彼の纏う雰囲気は、教科書に出てきそうな騎士を思わせる。
そんな騎士が、まるで不釣り合いな東洋の神社の屋根を突き破り、倒れている。
あまりにも場違いな状況が連鎖しており、思考が追いつかず混乱はより加速する。
『ええええと、どうしよう………』
不測の事態に冷静になれないのも、現代っ子らしいと言えばらしいのだが。
『ん………』
空気が漏れたかの様な、僅かな声。
『良かった、生きてる………』
ほっ、と胸を撫で降ろす。
えと、こういう時は確か揺らしたりしちゃ駄目なんだっけ………。
『あ、あの。大丈夫ですか?』
多少警戒心を覚えながら、騎士へと話しかける。
それに反応するかの様にその人は目を少しずつ開いていく。
その視線が、こちらを捉える。
その顔は、簡単に言ってしまえばかなりの美形だった。
幻想卿には、何故か男性が少ないらしい。
こちらの世界で昔から巫女をしていた私の友達曰く、理由は不明らしい。
それに外の世界でも、ここまでカッコいい人は見たことがない。思わず見惚れてしまう。
だがすぐにそんな思考は振り払い、再び彼の安否に集中する。
ゆっくりと口を開いて発した彼の第一声は、こうだった。
『君の方こそ、大丈夫か………?』
『………へ?』
思わず間抜けな声が漏れる。
なんで私の心配をするの?
自分の方が怪我をしていそうなのに。
思考が目紛しく回転する。
『いや、君の顔が泣いてるように見えたのでね。すまない、私の勘違いのようだ』
その言葉に、私は凍りつく。
嘘……私、泣いてる様に見えた?
目の付近を中心に触れてみるが、外観では分からない筈。
それに、私は泣いてなんかいない。
この人は、私の外側ではなく、中身を視たって言うの?
たったの一回、目を合わせただけで。
信じられない。
自分の辛い顔は、昔から見せない努力をしていた。
だから昔から、私は笑顔の子だって色んな人から言われていた。
神奈子様や、諏訪様にだってバレたことはなかった。
唯一私の仮面の下を視たのは、こちらに来ての私の初めての友達、博麗霊夢だけだった。ついさっきまでは。
霊夢さんとは、ある事件をきっかけに出逢い、その後何かと話す機会が増えた。
そんな他愛のないある日、変わらぬ表情で言われた。
―――私と話してて楽しくないなら、無理して話さなくてもいいのよ?と。
別に霊夢さんと話してるのがつまらなかった訳では決して無い。
ただその日、少し憂鬱な気分になる出来事があっただけ。
必死になって弁解し、その時は事なきを得たが、何度か仮面を見破られる内に、注意された。
霊夢さんは、それからその話題に関しては何も言わなくなった。
諦めたのか、私が上手くなったのかは分からない。
でもこれで理解した。
私の仮面は、月日が経ち過ぎて、崩れかけてるんだと。
『………大丈夫か?』
『―――え?』
気づけば目の前の騎士は既に起き上がり、こちらの様子を観察していた。
『は、はい!ごめんなさい!』
『何故謝るのかは知らないが………こちらこそ済まなかった』
『なにが、ですか?』
『いや、理不尽な目に遭ったとはいえ、これを壊したのは私自身だからな』
そう言って、上を見上げる。
そこには風通しと光が射しやすくなった空間がひとつ。太陽は、まるで祝福するかのように彼のみを照らしている。
すっかり忘れていたが、この人は屋根の上から落ちてきたのだ。
『そ、そうでした!怪我はありませんか!?』
慌てて彼に詰め寄る。
パッと見、怪我はない様に見えるけど、打撲とかしてるかもしれない。
『私は大丈夫だ。これでも存外丈夫に出来ているのでね』
『駄目です!そういう人に限って無茶をするんですから』
彼の言葉を無視し、腕や足を捲り入念に調べる。
確かに外傷はないが、その際に見た幾多の古傷が、逆に彼女の心配を促進させる。
何をしたらこんな傷がつくのか。
斬られた傷、刺された傷、抉られた傷、撃たれた傷、穿たれた傷。
そのどれもが彼の人生を物語っているかの様。
『ほら言わんことか。大丈夫だと言ったのだから、そんな過剰になる事はない』
彼は捲られた服や裾を直すと、何処かへ行こうとした。
『ま、待って下さい!どこへ行く気ですか?』
『いや、屋根の修理をと思ってね。そうだ、出来ることならば釘や木槌の類があると助かるのだが』
『そんな、先程落ちてきたばかりなのに無茶しちゃいけません』
『とは言ってもな。もしこれから雨が降ったりしたらどうする?晴れているとはいえ降らない保証なんてないだろうに』
彼は行くと言うと私は引き留める、の繰り返しが続く。
その間に私が感じた疑問。
―――どうして他人の方をそこまで優先するのか。
確かにそれは悪い事ではない。
寧ろ凄いことだと思う。
でもそれには下心があるのが常。
でも彼の言動からすると、それがあたかも当然の様な物言いで答えている。
対価を求めない善意なぞ、自己満足でしかない。
そんな彼を、機械みたいと思ってしまった。
ある一定の言葉や事柄に反応して命令を実行するロボット。
そんな感じがしたから。
彼は屋根を壊した償いで直そうとしてるのではなく、私が屋根が壊れて困っていると思ったから直そうとしている気がする。
それはあくまで個人的見解にすぎないのだが、なんだか少し私と似ているせいか、なんとなくだが理解<わか>ってしまう。
はぁ、と溜め息を吐く。
『分かりました。これ以上言っても無駄なので、許可します。ですが、条件として私も手伝う事を許可しないと、認めません』
『分かった。その代わり、怪我をしても知らないぞ?』
彼は少し考える素振りをした後、納得のいかない顔つきではあったが、承諾してくれた。
『では、私は必要なものを揃えてきますので、待ってて下さい』
私は彼に言われた道具を調達しに、その場を後にした。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
少女がその場から去ったのを確認し、砕けた木材から使えるものを探し出す。
しかし、あの速度で落下して無事な木材は殆どなく、修繕には暫くかかりそうだと判断した。
『予想はしていたがな………』
取り敢えず使えそうな木材に"強化"を施す。
強化したそれは、軽さは変わらず、強度は鉄並になる。
問題はこれからだ。
材木がないのでは、調達するしかない。
だが、木を切ることから始めるとなると、一日ではまず終わらない。
だからと言ってここに世話になるのも厚かましい。
こちらの状況が分からない以上、無闇には使いたくないが、仕方がない。
『―――投影・開始』
想像する。
材木の性質と構造を。
計算する。
あの穴に必要な材木の総量を。
構成する。
頭に描いた形状を、魔力で物質化させる。
伽藍、と音を立てて色々な形状の材木が床にばらまかれる。
それらにも"強化"を施し、準備が整う。
アーチャーは今投影した材木をまじまじと見つめる。
『―――完璧すぎる』
それは自画自賛の言葉ではなく、不自然な物事に対しての言葉。
元々私は<剣>の投影以外は中途半端で、魔力の消費も尋常じゃない筈。
にも関わらず、これだけの量の物質を投影し、魔力がまるで消費していないなんて、おかしい。
それだけではない。
質が、本物と同等なのだ。
最初の材木と投影した材木を比べても、それは目を見張る位に。
決してそれ以上でもなく、それ以下でもない。
こんな事が偶然に起こる程魔術は単純じゃない。
では何故だ―――?
疑問に感じている所に、パタパタという音を立てて先程の少女が走って来る。
その腕には木槌と釘が抱えてある。
『お待たせしました。少し探すのに手間取ってしまって………』
そう言い終わるか否や、私はコツンとその少女の頭を小突く。
『いきなり痛いです………。なにか不満な点がありましたか?』
『木槌はともかく、釘をそんな風に抱えるんじゃない。しかもそんな大量に………。転んだりしたら大変な事になっていたぞ』
『ですが、待たせてはいけないと思って………』
『私は別に急いで欲しいとは言っていない。それに急ぐことが必ずしも最短に繋がる訳ではない。』
そう説教をするも、内心彼女の心使いに暖かい気持ちになる。
『それでも、君の心使いには感謝するよ』
そう言って微笑むと、先程までの落ち込んでいた表情が花開いたかの様に明るくなる。
『では行こうか。その荷物は私が持とう』
彼女の持っていた道具を半ば強引に貰い、外へと歩く。
手持ち無沙汰になった彼女は迷わず置いていた木材を手に取る。
『こんなに使える木材、ありましたっけ?』
『………あぁ』
魔術の事は出来るだけ隠した方がいいだろう。話すことでも無いし、何よりそれが原因でこちら側の事情に巻き込まれる可能性だってある。それだけは絶対に避けたかった。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
太陽はその頂上に届こうとしている時刻、守矢神社の屋根に二つの影。
ひとつはその神社で風祝件現人神を務めている巫女―――つまり私。
もうひとつは今現在の作業の原因でもある、西洋風の赤い騎士さん。
私は壊れた屋根を修理しようと意気込んで着いてきたはいいものの、殆ど見ていることしかできなかった。
理由は明白。
彼の手つきがとんでもなく素早いのだ。
木材を手に取り、それを打ち付けるまでの動作に無駄が一切ない。
素人にもそれが分かってしまう程に、彼の動きは流れるものだった。
私も負けられないと変に対抗意識を燃やして釘を打っていたが、それを見ていたのか彼に釘の持ち方から説教されてしまう。
彼は決して、私の事を邪魔とは言わなかった。寧ろやり方を丁寧に教えてくれて………。
確かに叱られはしたが、その口調に怒気は感じられなかった。
危なっかしいと言う理由なら、とっくに私は地面の上で見上げる事しか出来なかったの筈なのに。
だから私はそれ以上作業をする事はなかった。
また私がヘマをすれば彼はまた私の為なんかに時間を割くだろう。
それがなんだか、申し訳なかった。
『ごめんなさい。本当ならもっと早くに終わっていたのに………』
『気にしなくてもいい。私も人にモノを教えているとなかなか楽しくなってね。少し熱中してしまった』
彼を機械だ、と思ってしまった自分を叱咤する。
彼はこんなにも人間らしくて、人間らしくないのに。
最後の板に釘を打ち終えると、彼は肩を回し、首を鳴らしていた。
『お疲れ様でした』
タオルをあげようと思ったが、この太陽が照りつける中の労働にも関わらず、彼は汗ひとつかいていなかった。
殆どなにもしていない私はほんのり汗をかいている程度だが、その違いは第三者が見ても明らかだ。
単純に慣れの問題なのかな。今の私はそう結論付けていた。
『さて、私はこれで失礼するよ。長居して済まなかったな』
3メートルはあろう神社の屋根から軽々と飛び降りるか否や、そう言って立ち去ろうとする。
『ま、待って下さい!』
私は慌てて屋根から降りて後を追いかける。
『あの………何処へ行くんですか?』
何故、止めたんだろう。
『さぁな。生憎宛ては無い。』
自分でも分からない。
『―――だったら、ここに泊まりませんか?』
だからこそ、こんな事を言ってしまったのかもしれない。
『気持ちは嬉しいが私にその資格はないだろう。屋根を壊して更にそこに世話になるのは押し付けがましいにも程がある』
この時、私がなにも言わなければ彼はそのまま立ち去っただろう。
それで全て元通り。
いつも通りの日常が帰ってくるだけ。
でも、なんでだろう。
ここで別れたら、二度と会えない気がして。
そんな事、外の世界じゃあるまいしある訳がないのに。
『―――私は、屋根を修理して欲しいなんて一言も言ってませんよね?』
その言葉に、先程まで背中を向けたままだった彼がこちらを向く。
『なのに貴方は自分勝手な行動でうちの神社を修理し、何事もなく立ち去ろうとしてる。―――そんな事は許されません』
自分でも何を言っているのか分からない。
言葉を選ぶ余裕なんて無い。
ただただ、必死だった。
何に必死になってるかも分からない。
そんな事を考える暇がない位に、私は我を失っていたのだろう。
『私は一方的に善意を押し付けられて黙っていられる程、駄目な人間ではありません。―――だから貴方はここに泊まる事で、恩返しをしなきゃいけないんです』
幼稚な言い訳。
子供だってもう少しましな言い訳をする。
はっ、と我に還ると、先程までの自分の発言に恥ずかしさを覚える。
『あ、あのっ………!』
慌てて今までの発言を撤回しようとする。
すると、彼は目を見開いていた。
それはそうだろう。
先程までの私とはまるで違い、とても強引だから。
幻滅、したかな。
こっちが本当の私だって知って。
―――本当の私?
いつの間に、私は仮面を取っていた?
いや、寧ろ外された―――?
こんな事、始めて。
知らない内に素の自分を晒していたなんて。
そんな気配りをする余裕がない位に、私は動揺してたって事?
―――彼に自分の気持ちをぶつけて、どうだった?
久しぶりに、自分の言いたい事をきちんと言えたんじゃない?
すっきりしたんじゃない?
そして気づく。
あぁ、そっか―――
私が彼を引き留めた理由。
それはひどく単純な事。
子供みたいな理由。
それは―――
彼の優しさ、身勝手さ、強引さ、それら全てに、私は惹かれたんだ。
それは恋心とは違う、不思議な感情。
出会ってまるで時間は経ってないのに。
ただ出会いがとんでもないハプニングからのスタートってだけで、何も代わり映えしないのに。
だから、確かめたい。
この気持ちがなんなのかを。
―――身勝手なのは、私も同じか。
心の中で自嘲する。
『それで、どう……ですか?』
未だに見開いたままの彼に恐る恐る尋ねる。
すると突然、
『くっ―――――――』
何の前触れもなく笑い出した。
『なにが可笑しいんです?』
『すまない。少し昔を思い出してね。―――君は、私の知り合いに似ているよ』
その言葉に、どう対応すれば良いか微妙な気分になる。
彼がこちらへと、一歩ずつ歩んで来る。
その距離はあっという間に、手を伸ばせば容易く触れることが出来る所までたどり着く。
『――――いいのか?』
それは恐らく、先程の会話の答え。
『駄目なら最初から言いません』
『そうか』
ふっ、と彼はほんの少し笑みを溢し、私へと手を差し出す。
『ならば、お言葉に甘えるとしよう。―――すまないが、よろしく頼む』
私はその手を取る。
『こちらこそ、よろしくお願いします』
彼に応える様に、私は微笑み返した。
『では、自己紹介ですね』
そうなのだ。
こう言った悶着をしていたにも関わらず、お互い名前を知らなかったと言う笑い話にもならない出来事が残っていた。
『私は東風谷早苗<こちやさなえ>と言います』
『私は………アーチャーとでも呼んでくれ』
アーチャー………?やっぱり西洋の人なのかな。
それにしても、名前が単語だなんて、変わってる。
『はい。ではアーチャーさん、行きましょう!』
握手した時の手を再び強く握ると、私はそのまま走り出す。
『待て待て、そう焦ることは………』
そんな彼の言葉を無視し、私はアーチャーさんとの出会いの場所へと向かった。
Fateや東方を知らない人の為のキャラ紹介コーナー
第一回目はこの小説の主人公的位置にいる、アーチャーの紹介
なお、下記の内容は本編のFate/stay nightのネタバレ要素しか含んでいません
よって、それらに不快感を感じるようならば、読まないことをオススメします
小説の冒頭が既にネタバレじゃね?とかいう人は
別に、君を倒してしまっても構わんのだろう?
と問いかける刑に処す
因みに本当に基本的な事に関しては記述しないので、あしからず
真名:エミヤシロウ
身長:187cm/体重:78kg
属性:中立・中庸
イメージカラー:赤
特技:ガラクタいじり、家事全般
好きなもの:家事全般(本人は否定)/苦手なもの:正義の味方
とある未来の世界で死すべき百人を救うために世界と契約した衛宮士郎その人である。全てを救うという理想を追い求め続け、限界にぶち当たった彼は、「英霊になれば、きっと全てを救えるはず」と世界と契約を交わし、その百人を救った。しかし、その後に待ち受けていたのは「霊長の守護者」という残酷な現実であった
理想を追い続けたその生涯は最後まで報われることなく、彼は自分が助けた相手からの裏切りによって命を落とす。それでなお、誰一人恨むことはなかった。死後、英霊となった彼に与えられた役割は霊長の守護者として、拒絶不可能な虐殺に身を投じることだった。さらにはその過程で人の暗黒面をまざまざと見せ付けられる。その結果が信念の磨耗と理想への絶望である
基本的に気障で皮肉屋な現実主義者。それでいて、根本的にはお人好し
辿ってきた数奇な人生を語るかのような、その背中が印象的な漢
戦闘スタイル等は、戦闘が始まった際にでも載せます
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