第4訓 呼ばれざる助っ人
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トオルは気絶してる間に妙な夢を見た。
トオルの足には包帯が巻かれていた。たぶん骨折か何かしたのだろう。
トオルの回りにはいつものメンバーがいた。
ボーちゃん、マサオくん、ネネちゃんにしんのすけ。
しんのすけがトオルにくだらないジョークを言って皆が笑ったり、ネネちゃんのリアルおままごとで皆のテンションが下がり、ボーちゃんの鼻水芸を見て皆で驚いたりしていた。
夢の中だがいつものように。
しかしいつもと違うところが一つあった。
ネネちゃんはそれを見て悲鳴を上げた。
昨日、皆を襲った怪物が鎌で幼稚園の皆を襲っていた。
そいつは鎌で首を切ったり、上半身と下半身をバラバラにしたり、真っ二つにしたりとグロテスクに園児を殺害していった。
なのに皆、横の子が死んだと言うのに何もなかったかのように、鬼ごっこやかくれんぼの続きをしている。笑いながら。
そこで夢はストップした。ビデオを一時停止するように。
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2時間程前にトッペマ達は援軍が来ることを知らせどこかへ行ってしまった。
「トッペマさんは30分程で来るって行ってたのになぁ」トオルは時計を見ながらため息をついた。
時刻は午前10時。トオルの体は、半透明からだんだん薄くなりもうほとんど透明だった。
その時
「チャンチャチャチャチャン。チャンチャンチャンチャチャチャチャチャン」
どことなくカッコいい感じのBGMが鳴り響いた。
しかし、そこに立っていたのは・・・・・・・・・・・・
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俺の名前は野原ひろし。
双葉商事営業二課係長。
あっち(人間界)ならそうだったかもしれないがこっち(魔界)ではちがう。なんと俳優をしている。
強引に連れてこられた時は、帰りたいと思ったが今はもう帰りたくはない。
「私はここで死ぬ。」自殺しようとする女性役の女優がナイフを首に近づけ叫んだ。
「やめろ。君は他社の部長さんのヅラを誤って取ってしまうと言うとんでもないミスをしてしまった。しかし死ぬようなことじゃない。明日から頑張ればいいジャマイカ」
「部長」
そして部長とOLは抱き合った。
「カット。ナイス演技だよ。ヒロシ」と監督は俺を誉めちぎってくれた。
しかし反面俺のことを気の毒そうに見る奴がいたが、そんなことは気にしない。なんせ、俺はNo.1俳優
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そいつとは・・・・・・・・・
「ぶりぶりざいもん」しんのすけは思わず叫んだ。
「俺に決め台詞を言わせろー」
そいつは、紫色のパンツを履き、腰には刀?の二足歩行の豚が立っていた。
しんのすけがよく絵に描いている豚だ。
「救いのヒーローぶりぶりざいもん参上。またの名を魔界革命軍第3番隊ぶりぶりぶりざいもん。略してぶりぶりざいもん。」
「援軍ってもしかして・・・・・・・・・」
「あんた1人?」
「大佐からの手紙だ。その疑問に答えが載ってある。」
『おひさー。皆元気?我輩はすこぶる元気。どうやらこの手紙を読んでいると言うことは我輩は死んでいるようだ。ちなみにこの手紙をYOUに渡した豚は、ぶりぶりざいもんだYO。
戦いになるとすぐ逃げるが、少しばかり手品ができるから、お楽しみ会じゃあ大人気だ』
「なんで逃げるんだよ。オラは恥ずかしいゾ」
「手品が出来ても意味あるか。」
「なんで大佐ハイテンションなのよー」
しんのすけ、トオル、ネネの3人でぶりぶりざいもんをしばいてた。
「おまえたち。落ち着け。私はICCOを倒せる剣のありかを知ってる。」
「本当」
しんのすけ達はぶりぶりざいもんをしばくのをやめた。
するとぶりぶりざいもんは、手だけの力立ち上がり、ズボンについた汚れを払って取った。
「カスカベ山に古くから伝わる伝説の剣。その名も『又切りソードを取ってくるのだ。」
「又切りソード?」
「そうだ。又切りソードだ」ぶりぶりざいもんは大威張りにいった。
「なんで又切りソードなの?」
「かつて、マカオとジョマは、己がオカマになるためある制裁を下した。
奴らが自分たちの×××を切るために使用した剣だ。
スゲーナスゴイデスのトランプがない以上これでしかICCOを倒せんだろう。」
ぶりぶりざいもんは険しい顔で言った。
「×××ってぞうさんのこと」
しんのすけの余りにも無神経な質問にネネは目をふさいだ。
「とりあいず貴様ら7人で又切りソードを取ってこい。」
「ぶりぶりざいもんは?」トオルは素朴な疑問をした。
「私はここでいる。怖いから。」
この後ぶりぶりざいもんがしばき回されてカスカベ山まで引きずられたのは言うまでもない。
「しん様。あのお方は?」あいはぶりぶりざいもんとは初対面らしい。
「確かにそれは気になるなぁ。」さっきまで空気と化していたチータも聞いてきた。
「あいつはね。オラが考えた救いのヒーローぶりぶりざいもんだゾ。
少し前に豚のヒズメって言う悪い組織に利用されて・・・・・でなんでぶりぶりざいもんがここにいるの?」
「ようやく気が付いたかバカタレ。実はあの事件後
============しんのすけ達の乗る飛行船を持ち上げた後、炎の中に落ちていくぶりぶりざいもん。
「悪いことばかりしていた私の人生の中で最後は綺麗に飾れたな。」
その時ぶりぶりざいもんの体は草原へとワープしていた。
「ここはどこだ?」
「ここは魔法界ですよ。ぶりぶりざいもん。」
どこからともなく聞こえて来る美しい声。
「ここは魔法界です。あなたはここで過ごしなさい。」
「はい」
============で今に至るわけだ。」
「なんでそんな素直に…」チータが不思議そうに質問した。
「だって私に話しかけている奴が美人だったからだ。」
「やれやれ」しんのすけは呆れてしまった。 |