第二章 第1訓 悪夢
ここは、我々の世界とは似ても似つかない空間だった。「やっとこの時がきた。とうとう我らがIKKO様の時代が来た。IKKO様の計画は99%成功と言うところまで来たのだ。」
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「おしっこ〜」
しんのすけはトイレに行った。
ちょうどその時、野原家全員が目を覚ました。
「なに。なんなのよこれは!?」
しんのすけはみさえの声に反応し、寝室に向かった。見ると、渦のようなものに、みさえとひろしとひまわりの3人が吸い込まれそうな状態だった。
「何してるの?しんのすけ早く逃げなさい。」
「そうだ。お前もこいつらにやられないように・・・・・・・うわぁー」
「とうちゃん」
「あなた」
ひろしは渦の中に飲み込まれてしまった。
「早く逃げなさい。しんのすけー」
しんのすけは外に向かって全力で走った。その後みさえとひまわりの姿を見ないまま。
誰がこんなことを誰がこんな酷いことを
しんのすけは泣きながら走った。それを見たマサオは驚いた。
しんのすけは以前から滅多に泣かなかった。
いざというとき、一番頼もしかったのは風間くんではなくしんちゃんだった。
マサオは心の中では思っていた。
マサオが助かったのも、奇跡的だった。
マサオはこの日寝れなかったために1人で漫画を読んでいた。すると母親の悲鳴がした。
しんのすけをマサオは呼んだが、しんのすけはそのまま走っていってしまった。
桜田家では、ネネが渦に捕まっていた。
「助けて。ママー。パパー」
もう少しで吸い込まれるところでウサギに助けられた。
「ネネちゃん。私の本当ことを話すわ」
「本当のこと?」
「私はベンダーランドと言うところから来た。ドル=カインドと言う者よ。今から幼稚園に行って今から私が言うことを皆に教えてちょうだい。」
「わかったわ。ドル」
ネネは幼稚園に行った。
幼稚園に着くと、風間くんが同じくらいの時間でやって来た。
それに続いて、ぼーちゃん、しんのすけに続いてマサオがやって来た。
「皆集まっちゃったね」
「しんのすけ。ひまわりちゃんは?」
しんのすけは辛そうに首を横に振った。
トオルもいけないことを聞いたと思って、しんのすけに謝った。
「しんさま。しんさまなの」
バラ組の方から声がした。
「やっぱりしんさまじゃありませんか。」
酢乙女 あいがいた。
「あいちゃーん」あいの所まで行ったマサオを無視して、あいはしんのすけの所まで行った。
「しん様どうなさいました?」
「なんでもないゾ」
「そう」
しんのすけは今までになかったくらいの暗さだった。あいと共にいた黒磯に、しんのすけたちはばら組の中に入れられた。
「救助が来るまでそこで待っててください。」
そういった黒磯の手にはマシンガンがあった。
(AKー47)と書かれていた。
中には14人の人間がいた。まずしんのすけ、トオル、ネネ、マサオ、ボーちゃん、酢乙女あい、ばら組のチータこと河村、しんのすけの一つ上でいつもマサオをいじめてた男の子、幼稚園の近くに住んでる不良男子中学生、園長、しんのすけのお隣のおばさん、黒磯、後はカプッルで計14人いた。
その中で園長が携帯で園児達の家庭に電話していた。さっきから見てるようじゃ誰にも連絡が付かないようだ。
「無事だった園児は、ぐす。もう皆さんだけのようです。」泣きながら園長が言った。
この時改めてトオルは、園長の暖かさを理解した。
しんのすけ達は突然ネネに呼び出された。
「みんなよく聞いてくれる。実はドルからメッセージを貰ったのよ」
「ドル?ダレ?」
「ウサギの名前よ」
ネネはドルの正体とドルからのメッセージを伝えた。
「どんだけ〜がメッセージ?」
「うん。」
「風間くんの趣味ぐらい理解不能」
「なんでだよ」
ドシーン
地震と共に大きな音がした。
「なんだなんだ」マシンガンを持った黒磯が飛び出し、それに続きカプッルの男、そして鉄パイプを握った中学生が出ていった。
「うわぁぁぁぁぁぁ」
その時しんのすけは中学生の悲鳴を聞いた。
カプッルの悲鳴が聞こえた。
その時黒磯がばら組に帰ってきた。
「皆さん逃げてください。」
クールな黒磯からは考えられない大声だった。
それが黒磯の最後?のセリフだった。
「うわぁぁぁぁぁぁ」
後ろから謎の光線に射たれた。すると黒磯の体は動かなくなった。
「お。ラッキー10人ぐらいいるじゃん。ノルマクリアーじゃん」
服を着ている二足歩行の犬がいた。
すると、しんのすけの近くにいるカプッルの女性に光線を射った。とたん女性は動かなくなった。
近くにいたしんのすけは女性に触ってあることに気づいた。
「石になってるぞ。」
それを聞いたいじめっこは逃げ出した。
しかしそのとたん光線がいじめっこにあたり、いじめっこは石になった。
次は君の番だよ。
トオルは次のターゲットに狙われた。 |