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メビウス ループ
作:優楽



49 控え1


「深谷さん控えチームはあなたがまとめてね。」
「えっ?」
「3年生はあなた1人だからね。」
 それだけの理由か…。
「わかりました。松本さん入れていいですよね?」
「勿論。」
「それでは。」
 既に控えチームは私を待ってる。
「まずポジション聞いていい?」
「真下がパワーフォワードで、それ以外の私と鶴田と清水はガードです。あっあと松本はセンターです。」 と鈴木さんが答える。
「メンバーはどうしましょう?」
「そしたら申し訳ないけど清水さん休んでもらっていいかな?」
「はい。」
「5分で鶴田さんと交代ね。」
「はい。」
「マークの確認ね。え〜と、美紀に松本さんね。」
「長谷川部長だからね。」
「は…、はい。」
「新井さんには真下さん。」
「はい。」
「亜希は私か…。典子は鈴木さん。」
「美穂でいいです。」
「美穂ね。」
「貴代は鶴田さんね。」
「はい。先輩、私達呼び捨てで平気ですよ。」
「わかった。鶴田のとこがミスマッチが1番キツそうだから、そこは声掛け合ってカバーしましょう。」
「はい。」
「後はディフェンスリバンド取ったら速攻出す。真下と松本にリバンド頑張ってもらって、基本的には美穂がサイドでボールもらって鶴田と私が走る。もらう人と走る人は臨機応変に。」
「はい。」
「ゆっくりになったら、松本のとこで勝負して、ダメなら外からミドルからシュート狙っていきましょ。」
「ですね。」
 答えてくれる美穂が心強い。
「ところでうちのレギュラーの得点パターンは?」
「美紀さんのポストプレーと亜希さんのミドル。あとは速攻か、たまに典子さんスリーポイントです。」
「貴代と新井は?」
「毎試合3・4点位です。」
「そう…。じゃ真下さんは様子見て、松本さんと美紀にダブルチームにいって。後ろのフォローはならべくするから。」
「はい。」
「深谷先輩もしかして勝とうとしてます?」
「勝てなくても努力はするよ。それに勝つと楽しいじゃん!」
「そうですね。楽しみましょう。」
「鶴田と清水の頑張りにかかってるな。」
「私達ですか?」
「速攻の時にどんだけ走れるか。短い出場時間だからガンガン走ってね。あとディフェンス!」
「頑張ります。」
 その時男子のゲームが終わった。
 そして女子の1本目の結果は控えチームが勝った。速攻と松本のポストプレー、嬉しい誤算が私のミドルシュートが3本も決まった事だ。












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