47 連絡
昨日は気付かなかったが副部長の亜希も同じクラスだった。
「真理おはよう。」
「あっ、亜希おはよう。」 自分の机に座ろうとすると、亜希が近寄ってきた。
「ねぇ真理。」
「どした?」
「山下先輩の事なんだけど…。」
「亜希その手の話は放課後ね。」
「じゃあとでね。」
「うん。」
「お昼一緒に食べるでしょ?」
「オッケー。」
こうなると典子の方も気になる。余計な事は話さないでほしい。美紀も登校してきた。
「美紀おはよう。」
「おはよう。どう体?」
「体?」
「筋肉痛とか?」
「大丈夫。」
そこに副担任の先生が入ってきて『お前ら席につけ〜。』などといいながら、出席確認を始めた。『岩田、梅本…。』と生徒の返事も聞こえる。
お昼には亜希に付き合ってもらって、パンを1つとパックのコーヒー牛乳を売店で買った。教室に残った美紀は食べずに待っている。
「さっ食べよ〜。」
「真理〜。」
何か甘えた感じだ。
「なぁに?幸太の話?」
「そう!」
「うん。」
「昨日典子と帰りの電車で話たんだけど、モデルさんとの合コン聞いてもらえないかな〜?」
「聞いてみるよ。でも知らないよ。」
「何が?」
「ヤリポイかもよ。」
「やっぱりそう?美紀はどう思う?」
「有り得るよね。しかも綺麗なモデル見慣れてるから、真理クラスでも相手にされなそう。」
「どうせ私は平均以下ですよ〜。」
「そんな事言ってないじゃん。」
「どうせどうせ。」
「まーまー。わかった今から幸太に電話してみよ。」
「本当?」
「うん。」
と、言いながら幸太に電話してみる。3回コールして出た。
「幸太?」
「どうした?珍しいじゃん。」
「仕事中?電話平気?」
「休憩中だよ。どーした?」
「元気してるかな〜?と、思って。」
「なんだよ気持ち悪い。」
「栗原さんは?」
「大丈夫。あれ、栗原さんと面識あったっけ?」
「幸太のお世話になってる人でしょ。」
「まぁ。」
「そんでさ見学とか行ったらダメ?」
幸太なら真理のお願いを聞いてくれるだろう。
「邪魔になんなきゃイイんじゃね?」
「友達連れて行きたいんだけど何人までなら平気かな?」
「3人以上は邪魔だろな。」
横で何人ならオッケーか亜希が聞きたそうなので、指で3を出してあげた。するとガッツポーズをしている。
「栗原さんに聞いて連絡する。」
「わかった、よろしく言っておいて。」
「んー。」
「じゃあね。」
「あいよ。」 |