名探偵コナン(21/43)縦書き表示RDF


名探偵コナン
作:Daisy Wig



第20話:危機一髪!爆発3分前!?


志保は鋭い眼差しで、
「待ってたわ・・・木下 麻美(きのした あさみ)さん。」
覆面をした人物はそれに応えて、覆面を外した。
すると、そこに現れたのは、自首した木下 麻衣子と同じ顔だった。
なるほど・・・双子と言う訳か。
「大久保 久志(おおくぼ ひさし)さんと田丸 (たまる さつき)さんを殺害したのは、貴方ですね。」
「その通りよ。」
「あら、否定しないの?」
「何故否定する必要があるのかしら?
まぁ良い・・・。
貴方には此処で死んで貰うわ。」
「それはどうして?」
「貴方の所為(せい)で私の姉は、獄中で自殺したのよ?」

数ヶ月前、刑務所で一人の女性が首を吊って自殺した。
名は、木下 麻衣子。
米花中央病院の看護婦だったが、中村Doctorと荻窪 葉子(おぎくぼ ようこ)を殺害したのを、志保によって暴露され、自首をした。
その後、刑務所で自殺を図ったと言う事だ。

「なるほど。それで私を恨んで、こんな事を・・・。
でも、一つだけ解らない事があるわ。」
「何かしら?」
「大久保さんと田丸さんを殺害した動機よ。」
「これから死ぬ貴方が、知る必要なんてあるかしら?」
フッと笑う麻美。
それに応えて、志保は思い切り笑う。その笑い声は、倉庫中に響いた。
「な、何が可笑しいのよ!」
麻美は怒鳴ると、懐から拳銃を取り出した。
「そんな物騒な物を使ったら、さっきから後で1秒ずつカウントをしている爆弾に当たって、貴方も吹っ飛ぶわよ。」
「良いじゃない。早く死ねて。」
麻美は志保を睨み付けた。
「所で、どうして私が犯人だって解ったの?」
麻美が聞くと、志保はテープレコーダーを取りだした。
「米花中央病院で事件があった日、麻衣子さんのポケットに入れておいた物よ。」
そう言って、志保は再生ボタンを押した。
テープレコーダーからは、麻衣子の声が聞こえる。
「麻美、お願いがあるの。
私はこれから、警察へ行かなくてはならない。
だから、私の代わりに、大久保と田丸を殺して。
良いわね?」
ガチャ!
志保は停止のボタンを押した。
「貴方・・・お姉さんに頼まれたのね。
そして、詳しく話を聞きに、刑務所へ行ったら、自殺をしていた、と。
だから、今回の計画を思いついた。
そうなんでしょ?」
「その通りよ。」
「貴方、仮にも私と同じ刑事なのよ?
正義感と言う物は無いの?」
麻美は銃を構え、引き金に指を当てた。
「私にとっての正義は・・・姉を自殺に追い込んだ貴方を殺す事よ!」
それを聞いた志保は、撃たれる前に腕時計型麻酔銃で、麻美を眠らせた。
その時めぐみが、
「後3分しか無いよ!」
「此処から出るよ。」
そう言って志保は、麻美を抱え、コナン、めぐみの三人で出口へ向かった。
だが、出口は固く閉ざされていた。
「(少々危険だが、アレをすっ飛ばすか!)」
志保は爆弾取りに戻ると、キック力増強シューズをMAXにし、一気にそれを蹴り飛ばした。
爆弾は壁に向かって飛び、当たると大爆発を起こし、全てを吹き飛ばした。
志保は爆風により、コナン、めぐみ、麻美と共に吹っ飛び、海に落っこちた。怪我が無かったのが幸いだ。
「麻美さん!?」
志保は沈み掛けている麻美を救出すると、海から上がった。
続いてコナン、めぐみも上がる。

麻美が目覚めたのは、夜中・・・工藤邸での事。
「志保!?」
「気が付いたみたいね。」
「此処は?」
「工藤邸よ。」
「どうして?どうして警察に・・・。」
志保はそれに応えて、赤い警察手帳の<捜査条件>を見せた。
そこには、<犯人には出来る限り自首を奨める事>とあった。
それが特別捜査課に与えられた条件である。
「バカ。」
麻美は呟くと、
「自首・・・するわ。」
そう言い残し、消え失せた。




ストーリー的に駄目かな?












ケータイ表示 | 小説情報 | 小説評価/感想 | 縦書き表示 | TXTファイル | トラックバック(0) | 作者紹介ページ


小説の責任/著作権は特に記載のない場合は作者にあります。
作者の許可なく小説を無断転載することは法律で堅く禁じられています。




BACK | TOP | NEXT


小説家になろう