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名探偵コナン
作:Daisy Wig



第18話:コナンとめぐみ


米花マンション7階。
志保はそこの702号室・被害者の部屋にいた。
被害者は、大久保 久志(おおくぼ ひさし)
死因は転落による頭蓋骨陥没。
死亡推定時刻は午後4 :00。
死後1時間立っている。
彼は生前、借金をしており、借金取りに追われていた。

志保は被害者宅のベランダで立ちつくしていた。
「(大久保さんは、此処から落ちたのか・・・。)」
志保は下を覗きながら考え込んでいた・・・。
「(灰原・・・。)」
志保の頭は、灰原の事でいっぱいだった。
「(あの電話と言い、殺人と言い・・・繋がってる気がする・・・。)」
「志保君。」
目暮が志保を呼んだ。
「何でしょうか?」
志保は振り返り様に聞いた。
「5階の502号室の、田丸 皐(たまる さつき)さんの事なんだが・・・。」
目暮は少々言いにくい様な顔で言う。
田丸 皐は蘭の証言にあった、「二カ所だけ」の内の一カ所。
その一カ所が、502号室の田丸 皐と言う訳だ。
「どうしたんですか?言いにくそうな顔して・・・。」
志保が聞くと、目暮はこう答えた。
「先ほど、バラバラ遺体で見つかった。」
「(何!?)」
「顔も、腕も足も、全てバラバラに切り刻まれておったよ、と高木君が・・・。」
「そう・・・。
現場は何処ですか?」
「502号室だ。」
志保はそれを聞くと、502号室へと向かった。

とある倉庫・・・。
「むぐむぐ!」
コナンはもがいた。
ビリッとコナンの口を塞いでいたテープが筈された。
「テープ外してやったんだから、静かにして頂戴。」
覆面をした犯人は、高い声で言った。
声色からして、女であるのは間違い無い。
「僕達を誘拐して・・・一体、何を企んでるの?」
「坊やに教える筋合いは無いわ。」
そう言うと、覆面女は何処かへ行ってしまった。

田丸 皐の部屋・・・。
志保は皐の部屋を物色していた。
「これと言った手掛り無しか・・・。」
志保は一人呟いた。
その時、志保の携帯が再び鳴った。
画面には「コナン」と表示されている。
志保は通話ボタンを押し、ゆっくり耳に当てがった。
「クックックッ。苦労している様だね。」
先程の声だ。
「ヒントをくれてやろう。もう一度、7階に戻ってみろ。」
「(コイツ、何故7階にいた事を!?
何処かで見ているのか!?)」
志保は辺りを見回した。
だが、怪しい人物など一人も見当たらなかった。
「何処を捜している?
早く7階へ戻れ!」
そう言うと、犯人は電源を切った。
志保は7階へと戻った。

702号室。
志保はベランダを調べていた。
「(やっぱり何も・・・。)」
「志保君!
此処にいたか。」
目暮が志保に声を掛けた。
志保は吃驚(びっくり)して、
「うわぁ!」
と奇声を発した。
「め、目暮警部、どうしました?」
目暮は黙って、袋を取り出した。
その袋には、白い粉が入っていた。
「これは?」
「麻薬だ。亡くなった大久保氏と田丸氏の部屋から見付かった。」
「麻薬?
(と言う事は・・・。
どうやら繋がったみたいだ。この事件。)
目暮警部、大久保さんのは何処で?」
「寝室の金庫だ。」
志保は礼を言うと、寝室に向かった。

コナンは自力で縄をほどくと、めぐみのテープを剥がし、縄をほどいた。
「コナン君。」
めぐみは今にも泣きそうな声で、コナンにしがみ付いた。
「大丈夫。もうすぐ助けが来る。」
そう言って、コナンはめぐみを抱きかかえる。
ドクン、ドクンと、めぐみの心臓の鼓動が高鳴る。




果たしてこんなんで事件を解決できるのでしょうか?












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