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はい、中編です。色々とあって、三話に分ける事にしました。


名探偵コナン
作:Daisy Wig



第12話:米花中央病院殺人事件!(中編)


目暮は灰原をジッと見つめた。
「私の顔に何か付いてるの?」
そう聞かれたので、目暮はこう言った。
「何も付いておらんよ。」
「じゃあ、何かしら?」
「子供が事件に首を突っ込んじゃいけないよ。」
目暮はそう言った。
「・・・・・・。」
灰原は黙り込んだ。
「ねぇ、看護婦さん。」
灰原はナースに声を掛けた。ナースは振り向き様に、
「何かしら?」
と返事をした。
灰原は中村の部屋にある時計をチラッと見て、
「(死後約5時間だから・・・。)
夜中の2時頃、何処にいたか、教えてくれる?」
「その時間は、葉子と一緒にいたわ。」
「葉子?」
「ナースステーションの同僚よ。でも、どうしてそんな事?」
「ううん。」
灰原は首を横に振って、
「何でも無いの。ありがとう!」
灰原はそう言い残すと、ナースステーションへ向かった。

ナースステーションでは、灰原が聞き込みをしていた。
「葉子?あぁ、荻窪(おぎくぼ)さんね。彼女なら、まだ来てないわよ?」
「その人の家、教えて!」
そう言って、荻窪の住所を聞き出すと、そこへ向かった。

米花町内のとある民家。表札に「荻窪」とある。
此処が、荻窪 葉子の家である。
灰原は、今、この家の前に来ている。
ピンポン、とチャイムを鳴らす灰原。しかし荻窪は姿を現さない。灰原は再びチャイムを鳴らした。
それでも、荻窪は出て来なかった。
仕方なく、灰原がドアノブを回してみると・・・。

「では、木下さん。事件当日のアリバイを教えて下さい。」
目暮の部下の高木刑事は、木下と言う女性に、中村Doctorが殺された時刻に何があったかを聞いた。
木下 麻衣子。
麻衣子は事件当時、「同僚の荻窪 葉子と一緒にナースステーションにいた」と話した。
「確認を取りたいので、その方の住所を教えて頂けますか?」
高木はそう言って、麻衣子から、荻窪の住所を聞き出した。
「高木君、直ぐに向かうぞ。」
目暮は高木を促した。

灰原は、葉子の家の中で、あるものを見ていた。葉子の遺体だ。
遺体は、背中に包丁が刺さっており、死後三時間程経っている。
灰原は遺体の確認を終えると、部屋の中を調べた。
「(ん?)」
灰原は遺体の側で、床にへこみを見付けた。すると今度は、辺りを見回した。
「(椅子が立ってる・・・。)」
その時灰原の頭に「自殺」と言う、二つの文字が浮かんだ。
灰原は立ち上がると、遺書を探した。
机の引き出し、本棚と、色々な所を探したが、遺書は見付からなかった。
が、気になる書類を見付けた。
それは5年前の、中村の手術ミスの事が書かれていた。
灰原はその書類に目を通した。
「これは!?」
灰原は驚き、思わず声を出した。
その時、急に灰原の体が熱くなり始めた。
「(な、何?)」
灰原は首を傾げた。
そして、灰原は意識を失い、その場に倒れた。

目が覚めたのは、それから数分の事だった。
「(どうしたんだ?俺。てか、此処何処だ?)」
灰原は疑問に思いつつ、ゆっくり立ち上がった。
だがその体は、以前の灰原では無く、宮野 志保のそれだった。
でも、本人はそれに気付いていなかった。
「(人が死んでる!?)」
志保は葉子の遺体を見て驚いた。
「(何があったんだ?思い出せ俺!)」
志保は脳細胞をフルに活用し、過去に起きた事を隅々まで思い出した。
「(そうか・・・。俺、記憶喪失になってたんだっけ。)」
そう思いつつ、机の上にあった書類を回収した。
「(ん?自棄に服が・・・。)」
志保は自分の体を改めた。
その瞬間、志保は目の色を変えた。
「(大きくなってる。)」
志保は漸く自分の容姿に気付いた。

「警部。着きましたよ。」
荻窪の家に着いた高木は目暮にそう言った。
目暮と高木は、覆面から降りると、扉の前に立った。
ピンポーン、とチャイムを鳴らす。
しかし荻窪は出てこなかった。
高木は再び、ピンポーン、とチャイムを鳴らした。
が、今度も荻窪は出てこなかった。
高木はドアノブを回して引いた。
だが、ドアには鍵が掛かっており、開く事は無かった。
「何処か開いてませんかね・・・。」
そう呟くと、高木は裏側へと回った。
「警部!」
高木が叫んだ。
「どうしたんだね?」
目暮が慌てて駆けつけて来た。
「人が!」
高木は窓越しに葉子の遺体を指差した。
目暮は偶々傍にあった石で、窓ガラスを割って、鍵を開けると中に入った。

「はぁ。
(焦ったぜ・・・。)」
志保はチャイムが鳴った瞬間、玄関に急ぎ扉に鍵を掛けた。
パリーン!っと窓ガラスが割れた。
「(まずい!誰か来た!)」
志保はドアの覗き窓から外に誰もいない事を確認して外に出た。
「(犯人か?)」
そう思いつつ、志保は米花中央病院を目指した。

「物取りでしょうか?」
高木は部屋の荒れようを見てそう言った。
「恐らくな。犯人と鉢合わせして、殺されたんだろう。」
目暮は葉子の遺体を観察しながら言った。




ナ:「ハイバラさん、ミヤノさんに戻りましたね。
さて、次回は・・・?
ん?誰か呼びました?」
不死子:「さっきから呼んでるじゃないのよ。」
ナ:「あ、峰 不死子(ふじこ)室長!」
不死子:「あんた。米花公園で私を殺したわね?」
ナ:「それは、作者さんですよ。」
不死子:「あっそう。まぁ良いわ。次回は私の復活劇をやるから。」
ナ:「え?」
作:やんねえよそんなもん!と言う訳で、次回は後編だ!












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