ばーか。
ブス。
沢山の傷付く言葉。
こんな言葉こちらを見ながらいわれたら?
貴方はどうしますか?
貴方はたえられますか?
あたしにはリスカをする勇気もない
血を見る勇気さえもない。
いつみんなから放されるか分からない…。
怖い
どうにかしたい。
手を組んだ。
その時目にはいった。
爪切ろうかな?
筆箱の中からハサミを取り出した。
チョキ……チョキ。
爪を切って行く。
なんか安心する。
なんだろこの気持ち。
毎日、毎日嫌な事がある度に切る。
あれ?ハサミがないや。
どうしよう。
どうにかして切りたいな。
あたしの爪は他の人と比べるとかなり短くなっていた。
あっそうだ。
トイレに行く。
ハサミがないなら囓っちゃえばいいじゃん。
左手の親指を口元に持っていく。
カチ……カチッ。
爪が切れて行く。
ハサミがなくても切れる。
どこでも切れるんだ。
あたしは心のどこかで安心していた。
日に日に短くなって行く爪。
甘皮の部分も爪切りで切ってしまった。
やがて爪は中心に黒い線が出来た。
「なんだろ?」
見たことのない物だった。
それだけではない。
あたしの爪も人に見せられる物ではない。
もう気付いた時には後に戻れなくなっていた。
気がつかなかった。
いつの間にこんな爪になっていたんだろう。
噛むのやめなきゃ。
いつしかあたしは手を人前に出すことが出来なくなっていた。
いや出来なかった。
もういろんなことで言われているのにこれ以上増やしたくない。
やめないと。
また悪口を言われる
また言われる。
ついこないだまで安心していたのに
今は安心できない。
今でも時々囓ってしまう。
無意識の内に囓ってしまう。
やめられない。
どうしたらいい?
あたしは今でも出口を抜けられずにいる |