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20 ダンジョンの氾濫から七年

 極地におけるダンジョン攻略は一先ず完了した。この時点でアメリカ政府がこれに気付く様子はなかった。チリとアルゼンチンは南極大陸との間を船舶で頻繁に行き来しているがアメリカが介入する様子はなかった。この南米の二国は南極大陸に近く以前から行き来していたからな。問題とする要素があまりない。それに南米と中南米のジャガーの勢力圏と海洋の船を齧る魚の勢力圏が増大するにつれてそれが緩衝領域となっており、二国とアメリカとの経済的な結びつきは断たれていた。二国は既にアメリカにとっては重要とは言えない国となっていたのだ。アメリカ政府は南極の状況を知らないからな。

 南極大陸を制した諸国はこの南米の二国を物資の供給基地として利用し始めた。物資の大量供給にはやはり船舶を利用した方が有利なのだ。ダンジョンを利用した物資の供給は未だに細々としたもので設備投資には向かなかった。こうして諸国の南米二国に対する資本投下が行われ、チリ経済とアルゼンチン経済の大躍進が始まった。この南米の二国では経済発展に併行してダンジョンの利用が進み人口が飛躍的に増大した。




 日本政府は南米への自衛隊の派遣が始まって以降、南米の諸勢力と接触を始めていた。ダンジョンが氾濫した時点で日本国内には南米出身の多数の日系人が居住しており、日本政府は政治的な混乱を避ける為に彼等の日本への帰化を促していた。その時点では彼等を南米に帰せる見込みがほぼなかったからな。現状では彼等の親類縁者の存命の可能性がある以上は救援する方向で動く必要があった。南極攻略を優先するならば深入りは避けたい処なのだが政治的には動かざるを得なかった。日本では己の政治的な失点を覆い隠すために南米の救援を叫ぶ者達がいた。こいつ等が馬鹿をしなければ南極大陸の三分の二は日本が領有可能だったのに。


「南米はどんな感じよ?」と同期の飲み会で佐倉が聞いて来た。佐倉はカナダの残留組だ。


「ペルー、ボリビア、パラグアイは日本が押さえた。今はブラジル内の勢力と接触中だよ」


「四ヶ国とももう国の体を成していないだろうに」


「そうは言っても対外的にはその方が通り易いからな。それにペルーやボリビア等のアンデス山脈沿いの高地はジャガーの勢力が弱いから意外と人の勢力圏が残っているんだぞ」


「そうなのか?」


「ああ、それで人の勢力圏に部隊を送り込んではダンジョンの攻略を進めながらダンジョンの利用ノウハウを広めているんだ。アラスカやカナダで遣っているのと同じだから慣れたもんだよ」


 日本はアンデス山脈沿いに残存する人の勢力の支援を進めていた。ブラジルからはジャガーに追いやられてアンデス山脈へと逃げてくる人々が多くいて地元民と揉めていた。どちらにも軍人が居たりして結構面倒な状況だ。自衛隊はそれらの人々を救済しながらブラジルに進出し始めていた。

 ジャガーの生息域は広いが熱帯から亜熱帯が主でアンデス山脈ではその勢力は弱い。日本はパラグアイにも進出しているがブラジルに比べればジャガーの勢力は弱かった。ブラジルからメキシコまでは高山地帯を除くとジャガーの天下だな。アンデス山脈にはメガネグマも生息しており勢力圏を拡げてはいるがメガネグマは植物食の傾向が強い雑食なので人への害は少なかった。上手く利用すればジャガーの勢力圏に対する防波堤にする事も可能だ。ジャガーとメガネグマは食性が違うので競合はしていないが戦えば互いに厄介な事を知っていて威嚇しながら避け合う関係だな。南米には狼や猪に類する動物もいるがどちらも狼や猪ほど強勢ではなかった。南米では寒冷地に適応した猛獣の勢力が北米ほどには強くないのだ。


「強化人もかなり必要なんだろう?本当なら彼等は南極に送っていた筈なのに」


「それは今更な話だな。それに彼等にしたらどちらでもする事はさして変わらない。ダンジョンを攻略して勢力圏を拡げるだけの話だからな。南米はジャガー対策が面倒だけどアラスカやカナダよりは楽な様だよ。ヒグマが居ないからな」


「良いな~北極の周りはヒグマと狼対策で面倒なのに」


「チリやアルゼンチンは寒冷地に適応した猛獣が居ないから国が保てていたんだ。もしメガネグマがヒグマ並みに獰猛で肉食傾向が強ければアンデス山脈を席巻して温帯辺りでジャガーと競り合っていた筈だ。南極大陸にもメガネグマが居ただろうな」


 南極大陸には陸生の動物は人しかいない。比較的多いのは半水生のペンギン、アザラシ、オットセイの類の魚を食す動物だ。他は各種の鳥類と虫類ぐらい。このためダンジョンの攻略も北極圏よりは楽に進んだ。


「チリとアルゼンチンの動向は?北へ向かう気は無いのか?」


「二国とも南極大陸の実効支配に手一杯でそれどころではないな。元々人口が少ないからダンジョンを利用しても二年は欲しい所だろう」


「北側は日本に押さえさせて南極に専念している形か」


「ウルグアイとブラジルの南部はヨーロッパの連中に任せているよ?流石に日本だけで全ては無理だ」


「元々はヨーロッパの連中が全て仕切るつもりでいたのだろう?日本はペルー辺りに少し食い込めば充分ぐらいのスタンスだった筈だ」


「ヨーロッパがどのぐらい切迫しているかは知らないがアフリカ大陸がたいへんだって話だ。仕方ないさ」


 この頃のヨーロッパ諸国が如何していたかと言うとライオン等の対策の為にアフリカ大陸への干渉を開始していた。アフリカ大陸ではライオン等の獣達が勢力圏を北へ南へと拡大中で既にエジプトまでその勢力が及んでいた。このまま放置すればアフリカから溢れ出た獣達がアラビア半島を経由してヨーロッパにまで来るかもしれない。ヨーロッパ諸国はこれを食い止める為にアフリカ各地で人の勢力圏の維持あるいは拡大を促そうとしていた。

 ダンジョンの氾濫以降のアフリカ大陸では様々な動物がダンジョンによって勢力を盛り返していて人の勢力圏は日々削られていた。多くの国々が既に亡国の憂き目にあっていて、問題となっていたテロリスト等は武器の供給が途絶えるとともに霧散していた。武器の生産国も自国を守る為に必要で何処にも武器の余剰などはなかった。銃弾を造るにしてもそれなりの設備は必要でそれなりの領域を確保できない勢力には武器を自前で確保する事もできなかった。それでは獣達と対抗するのは不可能だ。


「アフリカかぁ。アフリカは遠すぎるな。南米でも遠いと思っていたのに」


「日本は次は東南アジアと太平洋だな。お隣のシナと半島は放置する方針だ」


「あそこは人同士でやり合っている。手を出さないのが賢明だ。名目を立て難いしな」


「獣の勢力拡大に対抗する支援であれば名目はいくらでも立つのにな」


「それですら侵略だとか騒ぐ馬鹿がいるからなぁ」


「奴等は頭がおかしい。シナや半島には軍事的な干渉をするなと喚きながら支援はしろとほざくんだ。今の世界状勢では軍事介入なしに支援なんて不可能なのに自衛隊の投入には反対するんだからな」


「支援する方法には反対するのに支援はしろだからな」


 日本は最近になってやっと台湾から先の地域に介入するだけの基盤が整い始めた。齧る魚対策を施した船舶を増やしてきた結果だ。ただ万全とはいかず定期的なメンテナンスを施さないと危険なので各地に拠点となる補給基地を確保しつつ進める必要があった。時間が掛かりそうだ。

 日本は太平洋の島々にも関心を持って情報を集めていたのだがアメリカ政府は海路と空路の確保が困難となった時点で基地の維持が不可能として住民の避難と共にアメリカ軍を撤収していた。島々には猛獣もいないのでダンジョンを利用すれば住民を養う事は充分に可能なんだがこの時点でアメリカ政府の上層部はダンジョンの利用を忌避しており殆どの島民をアメリカ本土に強制的に移住させたらしい。日本は住民から支援要請でもあれば動く予定ではいるが今の所その様子はなかった。








 極地では攻略も完了してダンジョン内の開拓に邁進する状況となり、日本が台湾と共同して東南アジア方面の支援を始めた頃にオーストラリアから逃げ出した人々がニューギニア島に漂着し始めていた。日本はこの時点ではその事に気付いてはいなかった。

 日本はフィリピンを皮切りに東南アジアの各地に拠点を設け始めた。各地に残る人の勢力圏と繋ぎを付けては地道に支援するのだ。タイやベトナム等の様に何とか自力で国を維持している所もあったしインドネシア等の様に分断している所もあったが人々はダンジョンを上手く利用して生き残りを図っていた。獣の方が優勢ではあったが人はしぶとく生き残っていた。日本はそこに行って拠点を設けて日本で開発したダンジョンの利用ノウハウを広めていただけだ。ダンジョンを利用して生き延びている勢力であればそれだけで勢力の盛り返しが可能であった。

 そうこうする内に大陸は台湾、タイ、ベトナムに任せれば良いとの話になって日本はマレーシア、インドネシア辺りの島々の支援を進める事となった。この辺りは海路が不自由になって以降は国が分断して人の勢力も分断していた。ダンジョンが繋がってしまえば問題はないのだがそれ以前に行き来が途絶えてしまったのだ。それで日本は島々に拠点を確保して共用のダンジョンを造る所から始めた。ここらの島々は民族が多様でその必要があったからだ。そうして島々に拠点を造りながらニューギニア島にまで到達した時にオーストラリア人と遭遇した。そしてオーストラリア人の要請により会談の場を設ける事となった。その時点では日本人はオーストラリアに余裕が出来て海外に乗り出したのだと考えていたのだが会談の場で一通り挨拶が終わってオーストラリア側から出されたのは救援要請だった。


「どうも状況が掴めないな。日本ではオーストラリアとニュージーランドにはこれと言った猛獣が居ないからこのダンジョンの氾濫による世界的な混乱での被害は少ないと判断していたのだが違うのか?」


「猛獣はいないが人はいる。チャイナと同じ事が我が国でも起きたんだ」


「ダンジョンで育った強化人達が反乱を起こしたと?」


「そうだ。でも反乱と言うよりはテロかな」


「我々の知る限りシナとその周辺でしか強化人による反乱は起きてはいないがなぁ?日本は様々な国々と国交を持っていて私も会っているけど何処の国でも強化人達は素朴な田舎者みたい感じだった。見た目は怖いけどさ」


「我々はつい最近まで強化人については気にもしていなかった。ダンジョンに籠っているだけで何をするでもなかったからな」


「日本ではもう普通に町でも見かけて馴染んでいるよ。権力には興味がない感じだけど」


「日本にはチャイニーズとコリアンはいないのか?」


「以前は大勢いたけどダンジョンの氾濫前に殆どが逃げ出したよ。ダンジョンが氾濫する前に強化された猪や熊が少し暴れて日本国内で被害が出たのが切欠だった。シナと半島に戻ったか猛獣のいないオーストラリアかニュージーランドへと逃げ出した」


 あの頃の半島人の日本に対するネガティブキャンペーンは凄かった。まるで日本中が獣で溢れると言わんばかりだったな。連日、日本の巨大化した猪、ツキノワグマ、ヒグマの動画を世界中に配信していた。たしか半島では虎も豹も絶滅して居ないしシナも人ばかりだから安全だと言っていたな。オセアニアも猛獣が居ないから安全だと言っていた。それを真に受けた日本に住むシナ人と半島人は逃げ出したのだ。この時期に世界中でシナ人と半島人は同じ事を始めていて猛獣がいる地域からは逃げ出していた。ヨーロッパ人の一部もオーストラリアに逃げ出したらしい。


「実はテロを起こしたのはチャイニーズとコリアンの奴等なんだ。我が国では反面教師としてシナ大陸や朝鮮半島の内乱についてニュースで時々流していたんだが奴等には逆効果だったんだ」


「……ああ想像がつくな。我々はお隣のシナや半島の内乱については『ああは成りたくないな』と思うけど奴等は『ああ遣れば権力を握って好き勝手に出来るんだ』と思うみたいだから」


「……それを先に知っていればなぁ。気が付けばダンジョンで奴等が増えていて手に負えなくなっていたよ。その日までは奴等も我々と同じ様に暮らしていたのに行き成りダンジョンから強化人供が湧いて出て人を襲いだしたんだ。そして人を浚って人質に取り政権を渡せとか喚きだした」


「シナや半島と同じであれば悲惨だな。奴等は国を自らが属する共同体とは思っていないんだ。国も他人も自分が良い暮らしをする為の道具ぐらいにしか思ってはいない」


「軍を投入して撃退はしたが相手は殆どが強化人でダンジョンに逃げ込んだ。それからの奴等のテロは神出鬼没で対処は後手後手となって都市では誘拐が頻繁に起こる様になった。小さな町なんかは戦々恐々としている。我々は救援要請が目的でもあったんだが国から逃げ出したんだ」


「そうか……それで船は如何した?普通の船では魚に齧られて沈むだろう?」


「だから島に辿り着けた人は多くない。我々は気が付いたら海豚の群れの中に居てあまり齧られずに済んだみたいだ」


「海豚も最近はデカくなって危ないだろう?ぶつかったら小型船なら負ける」


「併進するだけでぶつかる事は無かった。海豚は遊んでいるつもりなんだろうけど助かったよ」


 海豚もダンジョンで増えている様なのだが実態はよくわかっていない。人が住めるようなダンジョンではない筈なので現状では優先順位が低くて調査対象になってはいないからな。


「運が良かったな」


「ああ運が良かった。それで救援の話なんだがオーストラリア人を助けてくれないか?」


「現状で我々が君達に提供可能なのはダンジョンの利用ノウハウだけだ。我々がオーストラリアに直接乗り込むのは日本が侵略を開始したことなるから不味い。上の許可なしには動けんな」


「このニューギニア島の様に進行すれば良いと思うがな」


「それは不味いだろう?オーストラリア政府が現存するんだ。亡国状況にあるニューギニアとは違う。少なくとも政府同士で話が付いた後でないと我々は動けない」


「そんな余裕はない。緊急事態なんだ。すぐにでも行動を始めないと」


「あと二時間ほどでそれなりの権限を持った閣僚が来るからその話はそれからだな」


 二時間後にそれなりの外交権限を持った閣僚が遣ってきてオーストラリアとニュージーランドに行くことが我々に伝えられた。日本政府もそろそろ両国とは繋ぎを付けようと考えていたらしい。お付きの官僚は少しでも情報を得ようとオーストラリアからの漂着民と話をしていた。


「オーストラリア政府はダンジョンをどれだけ確保していますか?」


「我々の知る限りダンジョンを利用していたのは農家か牧場主ぐらいだな。政府がダンジョンを確保している話は聞いた事がない。アボリジニーの一族がダンジョンに移住した話は知っているがチャイニーズとコリアンがダンジョンの中に住んでいるのはテロが起きて初めて知った」


 オーストラリアには猛獣が居なかったからか人がダンジョンを積極的に攻略する必要がなかった。厄介なのは野犬のダンジョンぐらいの様だ。これについては飼い犬も既に強化されているので対抗できない事も無い。豚のダンジョンが在ったとしても豚はそもそも肉食動物ではないから人を襲いに態々人の居住地には遣って来ない。獣による作物の被害があるにせよ元々輸出国なので自国消費分には充分に足りていた。

 そんな訳でオーストラリアでは人のダンジョンが一番厄介だった訳だな。それでもダンジョンは沢山あるのだからテロリストに充分に対抗できた筈なのだが忌避感がある人が多くて対抗可能な程ダンジョンに住む人々が居なかった様だ。アメリカと似た様な状況なのだろうな。


「ダンジョンを利用すればテロリストに対抗する事は充分に可能です。だけどダンジョンの攻略は君達が主となって行う必要がある。だからここで問題なのは誰がダンジョンを攻略するのかです。君達はダンジョンに入る事は出来ますか?忌避感があって無理とかはない?」


「ダンジョンに入るのは今更の話だな。ニューギニアでは現地人のダンジョンに入らなければ生き延びる事は出来なかった」


「それなら君達のテロへの反撃の第一歩はオーストラリアの何処かのダンジョンを攻略して拠点を造る事です。我々はオーストラリア政府に話を付けてその辺りのノウハウをオーストラリア側に伝授しますよ。そして状況次第では自衛隊を投入することにします」


 日本は結局、これに介入する事となった。シナ人と半島人は完全にテロリスト扱いだ。犯罪者への対処であれば内戦よりは介入し易い。途中で日本一国では手に余るとなって北極海会議の場でヨーロッパに話を振ったらロシアとヨーロッパから強化人が大量に投入される事になった。一応はイギリスと君主を同じくしているのだし問題はないのかな?テロリストに荒らされている現状よりはましだよな。

 こうして諸国の介入によってオーストラリアとニュージーランドの都市部や町からテロリストは速やかに排除された。居住地近郊のテロリストのダンジョンも攻略済みだ。ただダンジョンに籠ったテロリストの全てを排除するのは不可能だった。オーストラリアには未攻略のダンジョンが幾らでもあるのだ。テロリストを全て排除する為にはオーストラリアにあるその無数のダンジョンの全てを攻略する必要がある。憂慮されたのは浚われた人々の存在だ。シナと半島ではそうした人々は奴隷扱いだから当然同じ様に扱われているだろう。




 オーストラリアとニュージーランドではテロリスト狩りが続いていた。今ではテロリストの奴等は獣と同じ扱いだ。それでテロリストの殲滅や奴隷解放のニュースが日本にも時々流れてきた。浚われて半年後に解放されてもダンジョンの中では二十年だ。犠牲者の多くは女か子供だったから悲惨なものだ。日本やロシアではシナ人に対する警戒が一気に上がった。

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