俺は、政府のある秘密を知ってしまった。
その為に、俺は政府から命を狙われることとなった。
朝――。
俺は目を開ける。朝の太陽が清々しい。政府から命を狙われているなんて忘れられる瞬間だ。俺は時間を確認しようと時計を見た。
10:16分――。
俺はその時間を見て驚愕した。今日は平日、学校も普通にある。なのにこの時間はなんなんだ?
「こ……これはまさか……、政府の陰謀!!」
そうか……読めたぞ奴らの考えが。
政府の秘密を知った俺の命を抹殺するために、まず目覚まし時計のベルを止め、学校に遅刻をさせて成績を悪くさせ、大学への進学を不可能とし、挙句にさ迷う事になった俺は食料もなく餓死する……。
な、なんてことだ……。奴ら、俺をそうまでして抹殺したいのか!
だが……。俺はその作戦を見抜いたっ!出し抜いたぞっ!
例え、遅刻しようとも学校に行ってやる!!奴らの思い通りにはならん!!
意気込んだものの、朝起きたばかりでお腹が空いている。とりあえず軽くパンでも食べることにした。
パンは台所に置いてあった。母親が用意したのだろう。俺はパンの袋をあけ冷蔵庫からバターを取り出した。
そしてスプーンを使ってパンに塗ろうとした。
……いや、待て!
「こ……これはまさか……、政府の陰謀!!」
そうか……読めたぞ奴らの考えが。
俺を抹殺するために、パンかバターに毒を盛り、その毒を食べた俺は死ぬということか……。なるほど、朝起きたらパンを食べるという俺の習慣を利用したわけだ……。
だが……。俺はその作戦を見抜いたっ!出し抜いたぞっ!
例え、お腹が空いていても我慢してやる!!奴らの思い通りにはならん!!
俺は、パンとバターをゴミ箱に捨て、空腹のまま家を出た。すでに時間は11時前だ。急がなくては。
……待て!
「こ……これはまさか……、政府の陰謀!!」
そうか……読めたぞ奴らの考えが。
俺を殺すために学校までの道のりを走らせ、心肺機能が弱ったところに追い討ちをかけるつもりだな。危なかったぜ。
だが……。俺はその作戦を見抜いたっ!出し抜いたぞっ!
例え、歩いていくと一時間はかかる道のりでも歩いて行ってやる!奴らの思い通りにはならん!!
そして俺はようやく学校についた。
学校の正面には門がついている。今の時間は門が閉まっているので乗り越えなくてはならない。俺はその門に登ろうとした。
待て!!
「こ……これはまさか……、政府の陰謀!!」
そうか……読めたぞ奴らの考えが。
俺を抹殺するために、学校の門を閉めそれを登らせ、登ったところで後ろから押され俺は地面にまっ逆さま。そして首の骨を折り死に到る。考えてやがるな。
だが……!!俺はその作戦を見抜いたっ!出し抜いたぞっ!
例え、門に登れなくて学校に入れなくても、俺は待つ!!門が開くのを!!奴らの思いどおりにはならん!!
そして、俺は門が開くのを待つことにした。
門が開いたのは下校時だった。
なんてことだ。学校を休んでしまった。くそっ、俺は結局政府の陰謀にやられてしまったわけだ。
奴らがここまで計算しているとは……。
こうして、俺は家路に着いた。
夜……、俺は眠りに着こうとする。布団に入り、今日もなんとか生き延びたことに感謝し、いつの間にか眠っていた。
朝……、俺は目を開ける。朝の太陽が清々しい。政府から命を狙われているなんて忘れられる瞬間だ。俺は時間を確認しようと時計を見た。
12:39分――。
「こ……これはまさか……、政府の陰謀!!」
こうして今日もまた彼の命が狙われる日々が続く――。
完
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