僕と周りの人達です。
02 周りの人
どうも。今日は、僕の周りの人達を紹介します。ただの現実逃避です。
右隣の席の彼女は刃藤 真夜。簡単に言うと、拳闘家でマヨラーです。まんまですね。でも性格は基本的に大人しいです。
前の席の彼は白美 進。簡単に言うと、ツッコミでやられ役です。名前はわかる人だけわかってください。性格は…普通?
左隣の席の彼は時谷 紅牙。モテるみたいです。そんなに仲良くないんでよくわかりません。隣だったんで紹介しただけですが、結構よく話しかけてきますね。おかげで僕が女の子に睨まれているのに…。
進君と真夜さんとは仲がいいです。たまたま隣になれて良かったです。もう一人いるんですが、席が離れてます。
彼女の名前は北条寺 彩芽。簡単に言うと、お嬢様でツンデレです。ツンデレの意味は知りません。幼馴染です。が、皆さんの想像しているのじゃなくて、隣家だっただけです。美人です。
あ、ちなみに僕の席は一番後ろです。
「濱、32ページ訳せ」
訳す?
「えーと…」
「問題を解け」だったらわかるんだけど…。
「今は英語だよ、いせの」
進君、ありがとう。数学出してたよ。
「何で数学出してたの?」
「真夜さん、わからない?次の時間が数学だから、今宿題やらないと終わらないでしょ?」
「いせの、宿題ぐらい家でやってこいよ」
だって面倒くさいじゃないですか。えーっと…「What time is it?」
「…時は金なり?」
時しかわからなかった。
「授業聞け!さっき復唱しただろ!」
しましたっけ。しかし、別に英語圏の国なんて行かないのに、英語なんて覚えて何の意味があるんでしょうか。
「じゃあ隣!時谷!」
こういうイケメンは頭も良いって決まってますよね。
「…時…時…時谷…俺の事か?」
もっと馬鹿な人がいました。
「…じゃ北条寺」
「ふぇ?」
寝てたんですか、彩芽さん。
「…Busiest men find the most time. Every day of thy life is a leaf in thy history. 」(忙しい人ほどより多くの時間を見つける。 一日一日が歴史の1ページである)
寝ぼけてても頭良い人は違いますね。
「い、いや…32ページを…」
「へ? ああ、何時ですか?」
「よろしい。座れ」
彩芽さんが座る。格好良いな。負け惜しみじゃないですけど、彩芽さんって運動は駄目ですよね。ラジオ体操第一の途中でへばりますからね。
進君は何故か美術が得意ですよね。先生顔負けですもんね。でも運動神経はそこそこなのに、あの非力さはなんとかならないんですか?
真夜さんは体育と、何気に頭いいですよね。彩芽さんほどではないけど。教えるのはすごく上手いんです。ただ、勉強教えてもらいに行った時、必ずマヨ煎餅出すのは止めてほしいです。
僕は体育と…音楽とかはそれなりに好きです。でも体育が一番得意です。足の速さには自信がありますよ。この前50メートル走ったら5秒切りましたから。えへ。
…いい加減授業に飽きてきました。
「先生、飽きました」
「あと5分我慢しろ」
こんな事を繰り返しているから、僕は先生に睨まれているんですかね。
おや、時谷君が手をあげました。
「先生、飽きました」
パクリですか。
「邪魔だ」
なんだか僕の時と違いません?二度目ともなると態度も変わるんでしょうか。
…あれ、進君も手をあげました。
「先生、飽きました」
…はやってるんですか?
「何がしたいんだお前ら」
冷たい目線です。微妙に怖くないです。
真夜さんが手をあげました。
「せ、先生、飽きました」
…ノリですか? ノリなんですか?
「俺を苛めて楽しいかお前ら」
それなりに。
当然のように、彩芽さんが手をあげました。
「先生、飽きました」
「…わかったよ。今日は終わりな…」
僕達の勝利です。 |