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list2前編
二人が談話にふけっている頃 場所は変わって四号車・貨物室に移る

貨物室

昏い闇の中から何かをさする音が聞こえいた。シャッ、シャッ、シャッと金属類をさする音が……。
ぶっ ぶぁっくしょん!!

突然起きた轟音でかき消された。

「ったく 誰か俺様を噂してる奴でもいるのか?」

貨物室にいたのは一風変わった男だった洗濯してなさそうなボロボロのマントにテンガロンハットをまとった古風姿のカウボーイだった。
例によっては愛銃と思われるリボルバーの手入れをしている途中のようだ。

「ま、仕方がないよな 用心棒として有名な俺様なんだ 誰かに噂されたって仕方がないよな〜なははははは!」

間抜けな奇声?もとい笑い声を上げるこの男こそ 何を隠そうフレッドが言っていた大金を警護しているガンマン………

「このロアビー様がいる限り、この貨物室に手は出させないぜ!なはははは」

別に誰も貨物室なのに大声で宣言をするロアビーであった。



ロアビーが爆弾宣言をしている頃
四号車の食堂車では貴族たちが賭博を始めていた。
ニューヨークまで到着するには約1日はかかるので暇を持て余した貴族たちは我慢しきれずに賭博を開始したのである。

「それじゃ〜ゲーム開始じゃああ!!」

「イエェェーイ!!」

賭博の当事者と思われる老人貴族の合図で他の貴族のギャラリーから歓声が上がり賭博は始まった。同時に惨劇への序章がスタートすることであった。


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