借金取り『200文字小説』
「おい、居るのは判ってんだよっ。出てきやがれ!」
「か、帰って下さい」
「そうは行くか。今日払えねぇなら家を明け渡す約束だ」
「そんな……! この家なしに生きていく事なんて無理です」
「ちっ。仕方がねぇな。明日また来てやるよ」
「もう、来ないで下さい!」
「こっちも飯がかかってるんでね。悔しかったら塩でもまくんだな」
「塩に触れない体なの知ってるでしょう!?」
「ーーカタツムリつつきながら呟くなよ」
「暇なんだもの」
「おい、居るのは判ってんだよっ。出てきやがれ!」
「か、帰って下さい」
「そうは行くか。今日払えねぇなら家を明け渡す約束だ」
「そんな……! この家なしに生きていく事なんて無理です」
「ちっ。仕方がねぇな。明日また来てやるよ」
「もう、来ないで下さい!」
「こっちも飯がかかってるんでね。悔しかったら塩でもまくんだな」
「塩に触れない体なの知ってるでしょう!?」
「ーーカタツムリつつきながら呟くなよ」
「暇なんだもの」
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