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借金取り『200文字小説』

作者: 氷純

「おい、居るのは判ってんだよっ。出てきやがれ!」

「か、帰って下さい」

「そうは行くか。今日払えねぇなら家を明け渡す約束だ」

「そんな……! この家なしに生きていく事なんて無理です」

「ちっ。仕方がねぇな。明日また来てやるよ」

「もう、来ないで下さい!」

「こっちも飯がかかってるんでね。悔しかったら塩でもまくんだな」

「塩に触れない体なの知ってるでしょう!?」


「ーーカタツムリつつきながら呟くなよ」

「暇なんだもの」


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― 新着の感想 ―
[一言] わろた
[良い点] とても短いのに起承転結していて情景が目に浮かぶ.くすりとできて読んだ後なんとなく楽しい気分になる.好きです.
[良い点] 初めまして。 オチも面白いし、 その、ばらし方の2つのセリフも 非常に上手いと思いました。 [気になる点] 「塩に触れないから体なの」 この「から」は誤字(消し忘れ)ですか? [一言…
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