第7話 〜そして親友、アンタもか〜
『ねー。
今日は
どうしちゃったのー?
あたし、
話したいこと
あったのにぃ!』
翔子が携帯の電話口で
そう訴えてきた。
もう時間は夜で11時。
あたしは自分の部屋で
宿題やってた時だ。
「ごめん!
ちょっと…
いろいろあって…。
あたしも話したいこと
あったんだ」
何から言えばいいのかな。
『もー。何だー?
恋バナ?さては恋?
付き合い悪いもん!最近。
さーてーはあ、恋だなあ!?』
「違うってばー。
もー
翔子はすぐソレなんだから!
なにから
話したらいいのかな…。
そーいや。
翔子の話って何?
そっち先にしよう。
話あったから
電話して来たんでしょ?」
『うん…。実は…ね。』
「何?なに?恋かな?」
ひやかしでそう言ったら翔子は
『ピンポーン!
あたりです。
1等賞です』
そう言って。
『あたしね、
佐藤真先輩のこと
好きなんだ!』
明るく笑って。
そう言った。
「え。
さ…とう まこと
……真先輩!?」
ダメだ。
あたしの話は…
…今日の話は…
言えないっ!!
「真先輩って…
す、好きな人いるんじゃ…」
『わかってるよー!
彼女いるじゃーん。
坂田亜季さんっていう3年の』
そ、そうじゃなくって…。
いや、そうなんだけどっ。
噂の彼女さんは
坂田亜季さんっていう
陸上部で
マネージャーしてる人。
美人で長身で
オンナノコ達だって
憧れてる先輩で。
でも真先輩って。
里美ちゃんの話だと…
……。
里美ちゃんのことを…。
『美人の!
大人っぽい!
3年の!
真先輩より年上の!
彼女!
でも
好きになっちゃったんだもん。
しょーがないじゃん…』
何だ?
この展開は…!?
『ねえ。
モチロン 灯は…
協力してくれるよね?ねっ!?』
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