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ソードロードと書いて剣の道と読め!!
作:卜全



第四話:ハンターと書いて狩人と読め!!


「そういう事で剣道部女子と試合する!!」

後日、俺はよっしー(本名、吉岡 篤)とカク(本名、角谷 広樹)を家に呼んだ。

ピコピコピコ…

「あ…やべっ!砥石持ってくんの忘れた、ちょっと採取しに行って来るわ」

「は?ちょっと待てや、コイツの相手俺一人じゃ無理だって!!」

「っても大剣で攻撃してもはじかれちゃ意味ねぇじゃん、すぐ戻るって」

「じゃあそれまで全力で逃げる!くっそ…攻撃激しいな」

「上手に焼けました〜」

「肉焼いてんじゃねぇよ!!」

カク、よっしーに突っ込み。

「てめえら人ん話し聞けぇぇぇぇえええ!!」

バキャッ

俺、二人にどつき。

「「ぎゃぁぁぁぁあ!PSPが!!」」

二人が同時に叫ぶが気にしない。

「何すんだよ英次!もうちょっとで倒せたんだぞ!!」

「せっかくランク上がって良い素材手に入れれそうだったのに」

「黙れお前ら、人ん話しくらい聞け」

ったく…すっかりハマりやがって。

ここだけ見たらファンフィクション小説だろ思われちまう。

「ちゃんと聞いてたって、剣道部と試合して勝ったら剣道部入部だろ」

「なんだ、わかってんなら話しは早ぇ」

「悪いけど俺はパス」

「俺も」

二人がヒラヒラと手を上げた。

「はっ?なんでよ?」

「防具とか臭いじゃん」

「そんくらい我慢しろ!!」

わがままな奴らが。

「つ〜か何で急に剣道なんだよ」

「高校んなったんだ、部活くらいやるべきだろ」

「だからって何で剣道よ?」

「あぁ、あれか?入学式ん日に竹刀持った女にブッ飛ばされた」

ギクッ

「まぁありゃ仕方ないって、あの女、雅はな、家が有名な道場だぜ、達人ってやつ」

「そういや剣道の達人はペンさえありゃ大体の奴には勝てるって漫画にあったぜ」

ペンって…そりゃあいくらなんでも無理だろ。

…ん?ちょっと待て。

「カク、お前やけに詳しいな」

「あぁ、クラス同じだったし」

「なっ!!」

なん…だと?

「どうした?英次」

「…なんでもねー」

うぅ…そういや楓ちゃんとはクラス違うんだよな。

「女にやられたのはくやしいだろーが高校から剣道始めて勝てる相手じゃねーよ」

「そうそう、それに部活やるならサッカーだろ、モテるぜ、サッカーは」

そう言いながらPSPに手を伸ばす二人。

バキャッ

とりあえずPSPを破壊した。

「あぁぁぁぁぁぁあ!俺のハンタァァァァア!!」

「お前ら…わかってねぇ、本当になんもわかってねぇ」

「あぁ!?」

「いいか…この学校の剣道部はな、今女子しか居ない」

「「!?」」

二人の目の色が変わる。

かかった。

「…詳細は?」

「俺は今日剣道部を覗いたがどいつもなかなか悪くない」

実際、楓ちゃんしか見てなかったけど。

「いいか?剣道部に入ればその女子達と一緒に部活を送れる青春ライフ!!」

「ぐっ…」

よし…もう一押しか。

「ま…待て、サッカーだってマネージャーに女子くらい」

「甘ぇなよっしー、マネージャーなんて多くて四、五人、基本部活は男だらけ」

チッチッチッと指を振る。

「だが…剣道部には(見た感じ)余計な男子も居ない!顧問も(生活悪いけど)若い女先公!!そして…経験者の女子が剣道を優しく指導(してくれるんじゃないか?)!!」

「うぉぉぉぉお!やってやるぜ!!」

「ビバ☆剣道部!!」

フッ…単純な奴等よ。

「それであと一人はどうすんだ?」

「…雨宮しか居ないだろうな」

「雨宮か、アイツ…この話し受けるのか?」

「雨宮には来て欲しいがな…戦力的にも」

雨宮…、雨宮 龍丸(あまみや たつまる)は剣道をやっていた。

訳あって中学の途中でやめたが…。

「…ちょっと聞いてみるか」

俺は携帯で雨宮に電話をかけた。

「―って事なんだが日曜の試合、出てくれるか?」

『………』

電話越しでの沈黙。

雨宮にしてみりゃ嫌な事思い出しちまうか。

「…嫌なら別にいい」

『いや…やるさ』

「…雨宮?」

『…試合は今週の日曜だったな』

「…あぁ」

『場所は?』

「がっこーの剣道場だ」

『…わかった』

ピッ

電話が切れる。

「…雨宮も来る、これで四人揃ったな」

無事、団体戦のメンバーが集まった。









「…へ?」

部活が終わり、先生の元に集合する私達。

「あの〜先生、今なんて?」

「ふむ…つまり、だ、今週の日曜に練習試合をする事になった」

「いや、それはわかってんスけど」

「その相手が…」

「うちの高校の男子だ、魔王…長光 英次、ここにも来ただろう?」

長光君…やっぱり剣道部に入る気なんだ。

「まぁあれだ、前から言ってた近々やる他校との練習試合の前哨戦と考えて気楽にやりたまえ」

そう言い、タバコを吸う先生、あの…道場は禁煙ですよ?

あっ…ちなみに私、中原 岬です。

「なお、今回は一年のみの試合だ、東条と岸本は審判」

「えっ?うちら出なくていいんですか?」

岸本先輩の質問に桜場先生が頷く。

「さて…それじゃあ対戦順を決めるか」

桜場先生が試合の順番を決めます。

今回の場合、人数が四人ですから中堅は無く先鋒、次鋒、副将、大将の順番ですね。

あっ…一年四人って事は、私も出るんだ。

どうしよう…まだ始めたばかりなのに。

「では…まず、先鋒―――」


















「俺は大将をやる」

俺はカク、よっしー、雨宮の三人に堂々と言った。

本当は楓ちゃんとの勝負は避けたいが、それだと他の奴が楓ちゃんと戦っちまう。

「まぁ、いいけどな、順番なんて」

「相手も女子だしな」

「なら先鋒は俺にやらせてくれないか?」

案を出したのは雨宮だった。

「んじゃ決まり、先鋒は雨宮、大将は俺、カクとよっしーは?」

「んな事言われてもな…」

「なんでもいいならじゃんけんで決めろ、結局はどっちでも変わらないだろ」

「おいおい…いいのかよ」

「とりあえず…だ、雨宮と俺で二勝だろ?あとはお前ら二人のどっちかが勝って終わりだ」

「お前なぁ…」

ってな事で。

先鋒【雨宮 龍丸】

次鋒【よっしー(吉岡 篤)】

副将【カク(角谷 広樹)】

大将【長光 英次】

「この順番でいくぞ!!」

そして日曜日。

試合が…始まる。












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