猫VS幸村縦書き表示RDF


猫VS幸村の続きは猫VS幸村2にあるので良かったら読んで下さい
猫VS幸村
作:稀羅



雲一つない空の下…

幸村と政宗は、縁側に座って団子を食べていた。

「こんな良い天気のなかで食べる団子は最高でござる!!」

「幸村…本当に好きだな団子…」

隣で美味しそうに食べる幸村を見て、政宗は言った。

「政宗殿、食べないのでござるか?じゃあ某が最後の一本を…」

幸村が、皿にある団子を手にとって食べようとした時…

「にゃあ!!」

「ぐあぁっ!」

突然、猫が幸村に襲いかかってきた。

「政宗様!!」

「小十朗、一体何が起こってんだよ」

「猫がいつの間にか入り込んで、城のあちこちを逃げ回っているのです」

「そりゃ大変だな…」

「それで、猫はどちらへ行かれましたか?」

「あっちに行ったぜ」

「すみません、政宗様」

小十朗は、走って猫を追いかけた。

「全く、せっかくいい気持ちだったのにな、幸村」

「……」

「おい!幸村!!」

政宗が呼ぶと、幸村は泣きそうな顔をしていた。

「…団子が…」

そういって、地面に指を指した。
そこにあったのは、土まみれの団子。

「最後の一本だったのに…」

「まぁ、猫がやったことだ 仕方ない」

「そうでござるが…」

「にゃあ〜」

「「!!」」

二人は、ビクッと反応し、声のするほうに目を向けた。

政宗の後ろに、その猫がいた。

「「あっ…いた」」」

二人は声を揃えた。

猫は政宗の体に、顔を擦り付けていた。
どうやら、政宗に懐いたらしい。すると、政宗はひょいとその猫を膝の上に乗せた。

(…この猫は、某から団子と政宗殿を奪っていくつもりでござるか??)

幸村は、猫相手に嫉妬していた。

「へぇ〜猫って結構可愛いな」

政宗は、幸村をほったらかしにして、猫と遊んでいた。














ケータイ表示 | 小説情報 | 小説評価/感想 | 縦書き表示 | TXTファイル | トラックバック(0) | 作者紹介ページ


小説の責任/著作権は特に記載のない場合は作者にあります。
作者の許可なく小説を無断転載することは法律で堅く禁じられています。




◆BACK
小説家になろう