Memory42 〜INVITATION(招待)〜
それから20分ぐらいしてから蘭が探偵事務所に帰って来た。
「ただいま…。」
蘭はそう言い、事務所のドアを開けた。
「お帰り、蘭姉ちゃん。」
テレビを見ているコナンが蘭の方を見て言った。
「ただいま、コナン君。」
蘭は笑顔で言った。
「あ、お父さん。今度の日曜日にオーケストラのコンサートに行かない?」
蘭は小五郎に近付いて尋ねた。
「オーケストラのコンサート?」
小五郎は新聞を見ながら尋ねた。
「今度の日曜日に汐留セントラルホールで金森伸也のオーケストラコンサートがあるのよ。そのコンサートのチケットを園子が取ってくれたのよ。」
蘭は小五郎に伝えた。
「金森伸也って有名な指揮者だろ?」
小五郎が確認するかの様に尋ねた。
「そうよ。ねぇ、お父さんも行くでしょう?」
「しょうがねぇな、付いて行ってやるよ。」
小五郎は面倒そうに言った。
「ありがとうお父さん。そうだコナン君、園子が博士達の分も取ってくれたから日曜日行けるか聞いてくれる?」
蘭はコナンに近付いて頼んだ。
「うん、良いよ。」
コナンは元気な声で答えた。
翌日、コナンは学校で歩美、光彦、元太、哀に日曜日の事を話した。
「え、金森伸也さんって有名な指揮者じゃないですか?」
光彦が驚いた様に尋ねた。
「ああ…。それで、今度の日曜日に金森伸也のコンサートに行かないかって話なんだ。…で、おまえら日曜日は行けるか?」
コナンが光彦達に尋ねた。
「歩美は大丈夫だよ。」
「僕も大丈夫です。」
「俺も行けるぜ。」
歩美、光彦、元太はそう答えた。
「灰原は…?」
コナンは哀に尋ねた。
「別に用事もないわ。」
哀は素っ気なく答えた。
「じゃあ、博士にも伝えておいてくれ。」
「ええ…、分かったわ。」
哀は表情を変えずに言った。
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