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遠い記憶の先に…
作:紅佐洲仮



Memory38 〜黄昏の時へ…〜


コナン達がトロピカルランドを出て時はもう夕方になっていた。コナン達は小五郎が借りたレンタカーに乗って探偵事務所に帰って来た。

「俺はレンタカーを返してくる。」
小五郎はコナン達を車から降ろしてから蘭に言った。

「うん、分かった。」
蘭がそう言い終えると、小五郎は車を発進させた。

「トロピカルランド、楽しかったな…。」
和葉が嬉しそうな顔をしている。

「そうだね…。」
蘭も嬉しそうな顔をした。

「今日は疲れたな。」
蘭と和葉の後ろでコナンと平次が疲れた顔をしている。

「ああ…。」
コナンは平次にそう言った。














30分ぐらいしてから小五郎は探偵事務所に帰って来た。小五郎が事務所に帰って来た時、蘭と和葉は台所で夕食を作っている。コナンと平次はリビングでテレビを見ている。

「和葉ちゃん、明日はどうする?」
蘭が野菜を切りながら隣に居る和葉に尋ねた。

「そうやな…、ショッピングでも行かん?」
和葉が蘭に提案した。

「じゃあ、明日はショッピングだね。」

蘭は笑顔を見せながら言った。














段々、夕日が沈み始める。空は夕焼けと夜の間だ。この黄昏の時間にメスカルはとあるバーに来ていた。今は客はメスカルを除いて、5人ぐらいしか居ない。その時、メスカルが居る場所に誰かが近付いて来た。

「待たせて悪いわね。」
誰かがメスカルに謝った。

「大丈夫ですよ。それより、話って何ですか?ベルモット…。」
メスカルはベルモットの方を見た。

「貴方って…、何時から私達の仲間になったのかしら?」
ベルモットはメスカルの横に座りながら尋ねた。

「…忘れてしまいました。」

「そう…。」

「それより、話は何ですか?」
メスカルは話を変えて尋ねた。

「単刀直入に言うわ。話って言うのはジンの事よ。」
ベルモットは真剣な顔をした。












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