Memory37 〜人は変わる〜
トロピカルランドに来て、3時間が経った。コナン達はトロピカルランドにある乗り物を色々乗った。
「蘭ちゃん、今度はこれ乗ろう。」
和葉がトロピカルランドのパンフレットを見ながら言った。
「じゃあ、乗りに行こう。」
蘭と和葉は次の乗り物に乗る為、その場所に向かって歩き出した。
「蘭、ちょっと休憩しないか?」
小五郎が疲れた顔をした。
「まだ、3時間しか経ってないじゃない。まだまだ、乗りたい物が一杯あるんだよ。」
蘭と和葉は歩くのを止めて立ち止まった。
「3時間も歩き続けてんだぞ。ちょっとは休憩させてくれ。」
小五郎はそう言い、近くのベンチに座った。
「じゃあ、お父さんは此処で待ってて…、私達だけで乗ってくるから。」
「コナン君、服部君行こう。」
蘭はコナンと平次の方を見た。
「僕も疲れたから残るよ。」
「俺もこの坊主と一緒に残っとく。」
コナンと平次はそう言った。
「じゃあ、和葉ちゃん行っこっか。」
「そうやな…。」
蘭と和葉はそう言い、歩き出した。
「僕、喉が渇いたから何か買って来るね。」
コナンは蘭達の姿が見えなくなってから言った。
「ほんなら、俺も一緒に買いに行ったるわ。おっさんもなんかいるか?」
「頼む…。」
小五郎は一言だけ言った。コナンと平次は飲み物を買いに行く為に歩き出した。
「平次とコナン君、何時も仲に良いよね。」
小五郎達と別れてから和葉が蘭に言った。
「うん、そうだね。」
「あれから工藤君から電話あった?」
和葉が話を変えて尋ねた。
「…………………。」
蘭は何も答えなかった。
「工藤君、ほんま何してねんやろ?蘭ちゃんがこんなに心配してるのに…。」
和葉は腕を組みながら言った。
「…和葉ちゃん、人って変わるのかな?」
蘭は少し俯きながら尋ねた。
「(蘭ちゃん…。)」
和葉は答える事は出来なかった。
「…ほんで、分かったんか?」
平次が急にコナンに尋ねた。
「何がだよ…?」
コナンは何の事か分からず平次に逆に尋ねた。
「あの姉ちゃん以外の好きな奴の事や。」
「…最近、変な感じがするんだ。」
「変な感じ…?どんな感じや?」
平次がコナンに尋ねた。
「落ち着くっていうか…、居心地の良い感じがするんだ。」
「その感じ…、誰かと一緒におる時に感じるんちゃうか?」
平次が確認するように尋ねた。
「ああ…。」
「工藤、その感じが好きって感じや。」
平次が腕を組みながら言った。
「え?この感じが…。」
コナンは少し驚いたような表情を見せた。
「…で、誰が好きなんや?」
「誰がお前なんかに教えるか。」
コナンはきっぱり言った。
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