Memory29 〜狙われるのは誰だ!〜
コナンとアカネはジョディと合流して、ジェイムズが運転するベンツに乗っている。
「こっちで君に会えるとは思ってなかったよ。」
ジェイムズが運転しながらアカネに言った。
「私も驚きました。FBIが日本で捜査をしているとは聞いてましたが、貴方達だとは思いませんでしたから。」
ベンツの後部座席にアカネとコナンが座って居る。
「ねぇ、どうしてアカネさんの事を知ってるの?」
コナンがジョディ達に尋ねた。
「彼女は情報屋で、私達FBIが必要としている情報を提供してくれるのよ。」
「彼女の情報でFBIが捜査していた事件が解決してから知り合いなったんだよ。」
ジョディとジェイムズがコナンに話した。
「アカネさんと最近会ったのは1年前ね。あの時は確か…、ベルモットを追ってたわね。」
ジョディが思い出しながら言った。
「ええ、そうね…。それより、FBIは組織の今回の目的は分かってるのかしら?」
「彼等の目的は誰かを暗殺する事よ。」
ジョディがコナン達に話した。
「暗殺って…、誰を?」
コナンがジョディに尋ねた途端、ジョディの携帯が鳴った。ジョディはポケットから携帯を出して電話に出た。
「はい、こちらジョディ…。」
[こちらキャメルです。組織の一員の車が西多摩大橋に止まりました。]
「西多摩大橋…。今から私達も直ぐに向かうから貴方はそこから動かないで、それと他の捜査官にもそう伝えてくれる?」
ジョディはキャメルに伝えた。
[分かりました…。]
キャメルはそう言い、電話を切った。
「彼等の車が西多摩大橋に止まったわ。」
ジョディは携帯をポケットに入れながらコナン達に伝えた。
「そこが暗殺する場所かもしれんな。」
ジェイムズが運転しながら言った。
「それで、誰を暗殺するか教えてくれない?」
アカネが話を変えて尋ねた。
「組織に潜入した水無怜奈さんからの情報で彼等が今日、誰かを暗殺する事が分かったの。」
「その暗殺場所が西多摩大橋って訳ね。」
アカネがそう呟いた。
「ええ…、たぶん。」
「奴等は誰を暗殺するの?」
コナンがジョディに尋ねた。
「それが分からないのよ。怜奈さんも分からないみたいで、分かったのは彼等に暗殺される人は今、世間で騒がれている人物って事だけよ。」
「世間で騒がれている人ね…。」
アカネが少し笑みを浮かべた。
「一応、FBIで世間で騒がれている人を探したわ。そして、該当する人物が3人居たわ。」
「その3人って…。」
コナンは真剣な表情を見せた。
「この3人よ…。」
ジョディはコナンに三枚の写真を渡した。
「一人目は衆議院の和田友成。汚職疑惑で疑われている人物。二人目は東都病院の院長、立河辰治。医療ミスで騒がれている病院の院長。三人目は杯戸銀行の銀行員の緒川博。横領疑惑で疑われている人物。疑わしいのはこの三人よ。」
ジョディはコナン達に写真の人物の事を話した。
「だが…、彼等がその三人の誰を狙うのかは分からない。」
ジェイムズが真剣な表情で車を運転している。
「(この三人の中に奴等が狙うターゲットが居る。けど…、一体誰なんだ?)」
コナンは三枚の写真を見ながら考えた。
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