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遠い記憶の先に…
作:紅佐洲仮



Memory28 〜合流〜


「やっぱり…。」

「どうしたの?」
アカネが車から出て来て、コナンに尋ねた。

「ここ見て…。」
コナンは車のタイヤを指さした。アカネは車のタイヤを見た。

「こ、これは…!」

アカネはタイヤを見て驚いた。タイヤはパンクをしていた。

「でも、パンクをしていたら最初から…。」

「たぶん…、さっきの銃声だよ。」
コナンが真剣な表情をした。

「じゃあ、さっきの銃声はタイヤをパンクさせるため?」
アカネがコナンに尋ねた。

「ああ…、足止めする為にな。」

「足止めって、まさか…。」

「奴等にばれてたんだ。俺達が尾行してる事が…。」
コナンは真剣な眼差しで車のタイヤを見た。












コナンとアカネが居る場所から少し離れたビルの屋上にキャンティがライフルを構えてコナン達の方を見ている。キャンティが居るビルの向かい側のビルの屋上にコルンが居る。

「ジン、言われた通りタイヤに弾丸を撃ち込んだよ。」
キャンティは小型無線でジンに伝えた。

[ウォッカを尾行していた車には何人乗ってた?]

「二人だけだよ…。」

[その二人はどういう奴等だ?]
ジンからの質問が小型無線から聞こえて来た。

「女とガキだけだね…。どうするんだい、ジン?殺すなら今がチャンスだよ。」

キャンティはジンに問い掛けた。

[止めろ、我々の目的はそいつらじゃねぇ…。キャンティ、コルン、例の場所に向かえ。]

「了解…。」

「分かった…。」
キャンティとコルンは了承した。












「これからどうする?」
アカネが車を見ながらコナンに尋ねた。

「車はパンクしてるし、ウォッカの車は見失ったし、奴等の目的も奴等が今から向かう場所も分からないと…。」
コナンは考えながら答えた。

「…彼等の向かう場所なら分かるかも知れないわよ。」
コナンとアカネが考えている時に、ある人物がコナン達に話しかけて来た。コナンはある人物の方を見た。

「ジョディ先生…。どうして此処に?」
コナン達に話しかけて来たのはジョディだった。

「私達、FBIも彼等を追っているのよ。それと、君が追っていた組織の一員の車を私達も尾行しているのよ。貴方が尾行していたお陰でね…。」
ジョディが少し嬉しそうに言った。

「私達の車が囮になって狙撃されたからかしら?ジョディ・スターリング捜査官。」
アカネはジョディに尋ねた。

「久しぶりぶりねアカネさん。」

「え?アカネさんの事、知ってるの?」

コナンはアカネがジョディと知り合いだったのに少し驚いた。

「ええ…、詳しい話は後でするから行きましょう。彼等の向かう場所に…。」
ジョディはコナンとアカネにそう言った。












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