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遠い記憶の先に…
作:紅佐洲仮



Memory26 〜烏との出会い〜


「今からそっちに向かいやすぜ。」
路地裏から声が聞こえて来た。コナンはその声を聞いて立ち止まった。

「(この声、まさか…!)」
コナンは路地裏の方に少し近付いた。

「奴は今、何処に居るんですかい?」

「分かりやした。」
路地裏の方から聞こえて来た声は消え、誰かが歩く靴の音が聞こえて来た。コナンは路地裏から少し離れた壁に隠れて路地裏の方を見た。コナンが見ている路地裏からウォッカが出て来た。

「(ウォッカ…。)」
コナンは真剣な眼差しでウォッカを見た。ウォッカは路地裏の近くに止めてある車に乗り、車を発進させた。

「(車じゃ見失っちまう。どうする…?)」
コナンは壁から出て来て、ウォッカが乗った車の方を見ながら考えた。その時、コナンの目の前に一台の車が止まった。

「新一君、早く乗って…。」
アカネが車のドアを開けた。コナンは急いで車に乗った。アカネはコナンが車に乗った事を確認すると、車を発進させた。












「疲れたー、ちょっと休憩しようぜ。」

元太が地面に座り込んだ。

「じゃあ、少し休憩しますか。」
光彦はそう言い、近くのベンチに座った。歩美と哀もベンチに座った。
「コナン君も来れば良かったのにね。」

歩美がベンチに座って言った。

「そうね…。」
哀は素っ気なく言った。












ウォッカが運転する車から少し後ろをアカネが運転する車が走っている。アカネが運転する車の助手席にコナンが座っている。

「アカネさんはどうしてあそこに…?」

助手席に座るコナンがアカネに尋ねた。

「偶然、組織の一員を見つけて尾行して来たのよ。貴方はどうして?」
今度はアカネがコナンに尋ねた。

「アカネさんと一緒だよ。」
コナンは笑顔で答えた。












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