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遠い記憶の先に…
作:紅佐洲仮



Memory25 〜烏の声〜


それから2週間が経った。今日は学校が休みで、コナンは本屋に来ていた。本屋には子供や大人が来ていた。コナンは目当ての推理小説を見つけて、その推理小説を手に取ってレジに向かった。

「坊や、こんな難しい本を読むのかい?」
レジに居る店員がコナンに尋ねた。

「うん。僕、推理小説が好きだから…。」
コナンは笑顔を店員に向けた。

「今時の小学生は物好きだな。」

「(悪かったな…。)」
コナンは苦笑いをした。

「850円になります…。」

「はい…。」
コナンは財布から小銭を出して店員に渡した。店員は小説を袋に入れてコナンに渡した。コナンは店員から袋を受け取り、本屋から出た。

「(この推理小説、欲しかったんだよな。)」
コナンは歩きながら心の中で言った。

「(探偵事務所の近くにある本屋は売り切れだったし、やっと見つけて買えたぜ。)」
コナンは嬉しそうな顔をしている。その時、烏の声が聞こえて来た。コナンは烏の声がする方を見た。家の屋根に烏が数匹鳴いていた。

「(烏か…。)」
コナンの記憶にジン達が浮かび上がる。

「あれ、コナン君なにして居るの?」
歩美、光彦、元太、哀がコナンに気付いて近付いて来た。

「お前ら此処で何してるんだ?」
逆にコナンが歩美達に尋ねた。

「今から公園で野球をしに行くんです。」
光彦がコナンの質問に答えた。

「コナン君も一緒に行こうよ。」

「悪い、今日は用事があるからまた今度な。」
コナンはそう言って走って行き、歩美達から離れて行った。












コナンは歩美達と別れて探偵事務所に帰る為に歩いていた。その時…、

「今からそっちに向かいやすぜ。」
路地裏の方から声が聞こえて来た。コナンはその声を聞いて立ち止まった。

「(この声、まさか…!)」












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