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遠い記憶の先に…
作:紅佐洲仮



Memory19 〜久しぶりの再会〜


学校の授業が終わり、コナンは哀や歩美や元太や光彦達と一緒に帰る為、今は下駄箱に居る。

「帰りに公園で遊ぼうぜ。」
元太が上靴を下駄箱に入れながら言った。

「じゃあ、今日は公園で遊びましょう。」
光彦が靴を履きながら答えた。

「コナン君と哀ちゃんも遊ぶよね?」
歩美がコナンと哀の方を振り向いて尋ねた。

「ああ…。」

「ええ…。」
コナンと哀はそう答えた。












上靴から靴に履き変えたコナン達は学校から出て、校門に向かって歩いていた。

「今日もまともに授業を聞いてなかったわね。」
コナンの横を哀が歩いている。歩美、元太、光彦はコナンと哀の前を歩いて仮面ヤイバーの話をしている。

「小学校の授業なんてまともに聞いてられねぇよ。お前もそうだろ?」
コナンが哀に尋ねた。
「あら、私は結構楽しいと思ってるけど…。」
哀は少し微笑んでだ。

「あれ…、コナン君のお母さんじゃない。」
歩美が校門の方を指差しながら言った。コナンは歩美が指を指す方を見ると、工藤有希子がこっちの方を見て手を振っている。コナンは走って有希子に近付いた。歩美達もコナンのあとに続いて有希子に近付いた。

「みんな、久しぶり。」
有希子が元気良く言った。

「お久しぶりです。」
光彦が礼儀良く返事をした。

「コナン君のお母さん、今日はどうしたの?」
歩美が有希子に尋ねた。

「ちょっと用事があって来たのよ。」

「お前ら今日は先に帰ってといて来れ。」
コナンは歩美達に言った。

「今日は公園で遊ぶんじゃなかったんですか?」
光彦がコナンに尋ねた。

「悪い、また今度な。」
コナンは歩美達に謝った。

「じゃあ、またね。」

「じゃあな、コナン。」

「また、学校で会いましょう。」
歩美、光彦、元太はそう言い、帰って行った。コナンは笑顔で見送った。

「…で、何しに来たんだ?」
コナンは有希子の方を見て尋ねた。

「久しぶりに会ったって言うのに冷たいね、新ちゃん。」
有希子が少し淋しそうな顔をした。

「また、父さんと喧嘩でもしたのか?」

「違うわよ。今回は優作もこっちに来てるのよ。」

「え?父さんも…。」

「今、博士の家に居るから行きましょう。」
有希子はそう言い、歩き出した。コナンと哀も歩き出した。












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