Memory18 〜つかの間の平和〜
それから3日が経った。コナンは学校に行くため、哀と一緒に歩いていた。
「…それで、どうして爆発したの?」
哀が横に居るコナンに尋ねた。
「警察の調べだと取引相手の車に発火装置が仕掛けられていたみたいだぜ。」
「発火装置…?」
哀が首を傾げながら尋ねた。
「車に乗ってエンジンを掛けたら爆発する仕組みになってたみたいだ。」
コナンは哀に説明した。
「彼等のやり方ね…。」
哀が小さな声で言った。
『やっぱり、私には普通の生活が出来ないのね…。』
コナンは哀が前に言った言葉を思い出した。
「なぁ、灰原…。」
「なに…?」
「いや、何でもない。」
コナンはそう言い、何も言わなかった。
「じゃあ、ここの問題が分かる人?」
小林が生徒達に尋ねた。今は、算数の授業中だ。生徒達は手を挙げてあてられるのを待っている。
「(平和だよな…。この前に奴等と接触してたのが夢みてぇだ。)」
コナンは教室を見回しながら言った。
「じゃあ、吉田さん答えて下さい。」
小林は歩美をあてた。
「はい…。」
歩美は椅子から立ち上がった。
「(まぁ、平和が一番なのは良いんだけど…。)」
コナンは窓から外を見た。
部屋の一室にジョディとジェイムズがこの前の組織の事件の事で話している。
「彼等は何故、取引をせずに殺したのか?」
ジェイムズが腕を組みながら考えた。
「最初から取引をするつもりじゃなかったんじゃないんですか。」
ジョディが質問に答えた。
「…………………。」
ジェイムズはその後、何も喋らす黙った。
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