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遠い記憶の先に…
作:紅佐洲仮



Memory12 〜考えごと〜


〔最近、あの姉ちゃんに連絡してへんみたいやな。〕




〔あの姉ちゃんの事、好きやないんか?〕




〔あの姉ちゃんの他に好きな奴が出来たんとちゃうか?〕




〔お前が気付いてないだけや。〕











「コナン君…、コナン君…。」

「え…?」
コナンは少し驚いた顔をした。

「もう着いたよ…。」
コナンの横に座っている歩美がそう言った。

「もう着いたのか…。」
コナンはそう言い、車から降りた。

コナン、哀、歩美、光彦、元太は博士が運転するビートルに乗って杯戸町にあるショッピングセンターに来ていた。

「コナン君、何を考えていたんですか?」
車から降りたコナンに光彦が尋ねた。

「ちょっとな…。」
「また、事件の事ですか?」

「事件じゃねぇから心配すんな。」
コナンは笑顔でそう言った。

「(昨日、服部があんな事言うから…。)」
コナンは昨日の平次の言葉を気にしていた。

「じゃあ、何を考えていたのかしら?」
哀がコナンに近付いて尋ねた。

「たいした事じゃねぇよ。」

「早く行こうぜ…。」
元太が急かす様に言った。コナン達はショッピングセンターの入口に向かって歩き出した。












ショッピングセンターの5階は映画館になっている。今日、コナン達は映画を見に来たのだ。

「博士、早く見ようぜ。」
元太が急かす様に博士に言った。

「お金を払うから待っとるんじゃぞ。」
博士はそう言い、お金を払いに行った。
「…で、何の映画を見るんだ?」
コナンが歩美達に尋ねた。

「もちろん、仮面ヤイバーです。」
光彦が嬉しそうに言った。

「仮面ヤイバーを見るなんて聞いてねぇぞ。」

「なに言ってるんですか。」

「今日、行く前に言ったよ。」

「お前ちゃんと話を聞いてなかったのか?」
元太がコナンに尋ねた。

「あ、ああ…。」
コナンは元太達にそう言った。












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