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お待たせしました更新です。
今回はほぼオリジナルはありません
ご了承ください<m(__)m>
フェイトの試験
「では、受験番号1番の方、氏名と出身世界をどうぞ♪」
「ミッドチルダ出身、フェイト・テスタロッサです!
こちらが使い魔のアルフです」
「よろしく―――」
なのは、お元気ですか?
実は今日、私は試験を受けます


フェイトの試験


「使い魔持ちのAAAクラス魔導師か・・・、でも、ずいぶんおとなしそうな子ね」
「いい子ですよ、素直でまっすぐで」
時空管理局提督レティ・ロウランの言葉にエイミィが答える
「ま、リンディの推薦ならハズレはないわね。
実力のほどを拝見しましょ」

『さて・・・、ぼちぼち始めようか、心の準備はオッケー?』
「はいっ!」
時空管理局嘱託魔導師認定試験
これに受かると異世界での行動制限がぐっと少なくなるし
リンディ提督やクロノのお手伝いができるようになる
「行くよ、バルディッシュ!」
《イエス、サー》
目標、一発合格!
『じゃ、まずは儀式魔法の実践から!』
「はいっ!」

「筆記試験はほぼ満点、魔法知識も戦闘関連に関しては修士生クラス」
レティは成績を確認しながらモニターでフェイトの試験の様子を見学する
「儀式魔法も天候操作に長距離転送フィールド形成・・・と、あなたの推薦も納得いくわね」
「でしょう」
その隣でフェイトの推薦人であるリンディも、試験を見守っていてた

『儀式魔法4種、無事確認・・・と、はい、おつかれさま!
儀式実践終了だよ、1時間休憩だからお弁当食べて、ひと休みしてね』
「はいっ」
エイミィの指示で二人は試験会場の木陰でお弁当を広げる
「でもさフェイト、試験はやっぱなのはと達也の影響?」
アルフが骨付きの肉をくわえながら尋ねると
フェイトもパンに手を伸ばしながら答える
「ん・・・、そうかもね。
なのはも向こうでがんばってるんだし、達也にも早く追いつきたいから、私もがんばらないとなって」
主人の以前とは違うその態度に、嬉しくなったアルフは笑顔になる
「うん!負けないようにがんばろう!」

『さーて、お弁当と休憩は終わったかな?
最終試験は実戦訓練だよ!
いま試験管がそっちに向かうから、がんばって戦ってね』
「はい」
エイミィから再度指示があり、試験の準備を整える二人
「試験官って誰だろうね?」
「誰だろう?」
『僕だよ』
その言葉とともに二人の前に魔法陣が出現し、誰かが転送してくる
「クロノ!?」
そこに現れたのは黒衣に身を包んだ小人執務官だった
「だから誰が小人だ!!」
「!!ど、どうしたのクロノ!?誰に言ってるの!?」W(ToT)W
突然叫びだしたクロノに驚いて、フェイトは涙目になりながら問う
「僕のことを小人だ、小さいだというやつがいるんだ!!」
「いや、あんた小さいだろう?」
「なんだと!!」
アルフが余計なひと言を言い、さらにクロノを怒らせる
「だから僕はいつも言ってるんだ!!この背は遺伝なんだ!!
こんな遺伝子を持っている奴を連れてこい!!
僕が直々に粛清してくれる!!」
そんな暴走するクロノを止めたのは翠色の砲撃だった
「「く、空間跳躍砲撃!!」」
フェイトとアルフが驚き固まっているところに、一つのモニターが現れる
『クロノ、このままじゃいつまでたっても試験が終わらないわ』
「す、すいませんかあさ・・・、提督」
ボロボロになりながら答えるクロノにリンディはとても清々しい笑顔を浮かべ
『うん、よろしい、後でお仕置きするとして、いまは試験を進めなさい』
「え!!ちょ!!」
有無を言わさず、リンディはモニターを閉じる
後に残ったのは呆然とするフェイト&アルフと、待ち受けているであろう悲劇に絶望するクロノだけだった

「気を取り直して試験を続行する、まぁ、身内といえど手は抜かないから、安心しつつ、気を抜かず、全力でかかってくるといい」
急に試験官の顔に戻ったクロノだが、先ほどのやり取りを見ていた二人には、それが滑稽に見えて仕方がなかった
『フェイトちゃんの単身戦闘力を視るから、アルフは見学ね』
「えー!?」
続いて聞こえたエイミィの声にアルフは抗議の声をあげる
「君の試験や連携戦は、またあとでやるから」
「へーいっ」
まだ少し渋い顔をしながらアルフは試験の邪魔にならないように離れていく
それを見送った後、自らのデバイスである【S2U】を起動したクロノはフェイトに声をかける
「さてフェイト、準備は?」
「・・・いつでも!」
それに応えるように、フェイトは【バルディッシュ】を構える
(クロノは私より上のAAA+ランク、訓練でも勝てたことはほとんどないけど・・・、だけど勝たなきゃ!)
「ランサーセット」
《ゲットセット》
フェイトがフォトンランサーをセットすると、それに合わせるようにクロノはスティンガースナイプを準備する
二人の魔力弾はお互いを相殺する
(勝って試験に合格するんだ、あの時とはもう違う、迷わない、負けない!!)
そこから先に動いたのはフェイトだった、ミッドチルダ式の魔術師では珍しい接近戦を仕掛け、クロノと切り結んでいく
数合したあと、距離が開いた所で、二人は同時に砲撃魔法を放つ
《サンダースマッシャー》
《ブレイズキャノン》
先ほどと同じように相殺する砲撃魔法、しかしその際におきた爆風でクロノは思わず顔を腕で覆ってしまった
そこをフェイトは見逃さなかった
(次弾チャージ前にバックを取った!
当たらなくてもここから崩せば・・・!!)
クロノの背後にまわり【バルディッシュ】を振り上げるフェイト
だが、その攻撃が当たることは無かった
フェイトの体に突然、魔力の鎖が巻きついたためだった
「バインド?そんな・・・、いつ!?」
「ブレイズの発射前にね、死角に回り込まれた時の保険だよ」
驚くフェイトにクロノは冷静に答え、フェイトに近寄る
「近接の読み合いと罠の看破が今後の君の課題だな、勝負ありだ」
【S2U】がフェイトの眼前に向けられ、試験は終了した

「じゃあ、これで個人戦試験は終了だな」
「うん・・・、合格・・・したかったな・・・」
座り込み、落ち込んでいるフェイトの姿を見て、クロノはフェイトが勘違いをしていることに気づく
「・・・フェイト?
もしかして“負けたら不合格”とか思ってないか?」
「・・・え?」
クロノに言われたことの意味が分からず、顔が呆けるフェイト
そんなフェイトに助け舟を出すためか、エイミィの声が聞こえてきた
『戦闘技術を見るだけだから、別に勝敗は関係ないよ?』
「そうなの?じゃあ・・・!!」
「いまの戦闘だってそんなに得点は低くない、試験は続行だ」
その言葉を聞き、フェイトの顔は見事に輝きを取り戻した

「なに・・・?うっかりやさん?」
「少しね」
リンディとレティは微笑ましくフェイトを見つめる
「さ、次はアルフとの連携戦をみるよ」
『はいっ!』
そんな管制室にフェイトの明るい声が響いた

『魔法技術も使い魔との連携もほぼ完璧、戦闘も攻撃に傾倒しすぎだけどまあ合格点、嘱託魔導師としては申し分ないかな。
うっかりやさんは今後気をつけてもらうとして・・・、おめでとうフェイトさん。
これをもってAAAランク嘱託魔導師認定されました、認定書の交付の時に面接があるから、あとはそれだけね』
「はい!ありがとうございます!」
レティより合格通知を受け、フェイトとアルフは抱き合って喜ぶ
『じゃあ、帰っておいで!今夜はお祝いだ!』
エイミィの言葉を聞いて、帰路につこうとした三人にもう一度声がかけられる
『クロノ、あなたはすぐに私の執務室に来なさい、楽しいお仕置きが待っているわよ』
それを聞き、クロノは石のように硬直した


☆★☆★☆


達也となのはへ
あの日、君たちに言った通り
私は少しずつ本当の自分を始めています
今度会う時に、ちゃんと胸を張って会えるよう
私なりに、自分なりに、がんばっています

追伸
きっと近いうちにそちらに会いに行けます


☆★☆★☆


リボンと腕時計を眺めながら、二人のことを考えるフェイト
「いやだ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!
母さん!!それだけは勘弁してくれ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!」
そんなフェイトにこのような叫びが聞こえてきたのが、それを空耳と思うことにして
地球に住む友人に送るためのビデオレターの作成に取り掛かったのだった


☆★☆★☆


「あれ、今回僕何もやってないよね!?」
そんなことをほざいているエロイタチがいたとかいなかったとか・・・(笑)




to be continued
感想等お待ちしております


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