マメタン医者にかかる
なつかしのアウグスブルクだ。おと年ここで
車の車輪が取れたっけ。町なかは石畳が多く
いい場所がたくさんある。
「グリュースゴッド!」(まいど)
「ビーダーシャウエン!」(さいなら)
の南ドイツだ。ポリスの制服も紺になったり
緑になったりと違ってくる。バイエルンは緑
だ。おまわりさんもおう揚で、
「ハーイ!ヤパーナー!」
と通り過ぎていく。これはなかなかいいぞ。
通りのど真ん中に出してみた。
数10本売れたところでマメタンの顔を見る。
様子がおかしい。顔真っ青で脂汗だ。
「だいじょうぶか?」
「おなかがいたいの・・・」
といって倒れこんだ。この時ばかりは、
「よし医者に行こう。何ぼかかってもいい。
オオツキさん、あとよろしく」
とほんとにそう思って内科医を探した。
運良く近くで産婦人科内科が見つかった。
日本と違って何か邸宅という感じだ。
マメタンを抱きかかえるようにして診察室
へ運ぶ。入ったきりなかなか出てこない。
なんぼかかるんやろうか?
1時間以上かかってやっと医者に付き添わ
れてマメタンが出てきた。
「かなりお疲れのようで、急性胃炎だと思
われます。薬を差し上げますからゆっくり
一晩お休みになれば大丈夫だと思います」
「ビーフィールコスト?」(で、いくら?)
「ナイン、カイネメア」(いりません)
「ほんま?」
「旅の方だから当然です。この薬を差し上げます」
やったー!ドイツ万歳!マメタンと小躍りして
オサムは心の底から喜んだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーつづく
+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。