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ブラッドボーイ 作者:桑原あき
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異世界の学校

2話 異世界の学校

「はい、授業始めますよー」

そう言いながら入ってきたのは、とびきり美人の女性だった。大人っぽい色気が男子たるアラーの心を踊らせる。

「4人組の結果はどうだったかな?みんな仲良くするように!」

(4人組なのか・・・・・・、だから席が3人近)

「もう一人いたーー!!」

そこにいたのは、黄色い髪の素朴そうな女の子だった。

「あ、アラー君、わ、私のことは別に気にしなくても・・・・・・」

「やっぱサーラはアラーのことすきだよなー」

「そうだよねー」

「い、嫌、別にそんなことは・・・・・・」
サーラという女の子は赤面しながら答える。


――――この世界には俺の事が好きな人もいるのか・・・・・

それは嬉しかったが、今の状況では不安と疑問に満ち溢れているため、あまり深く考えることが出来ない。

「では、皆さんこのクラスの担任を勤めるリアデル・キャロラインです。よろしく。」
そう言ってリアデル先生は微笑む。クラスでは四人班が5つ程あった。その誰もが先生の方を向いて座っている。

――――ここは学校なのか・・・・・・

未だに疑問は消えない。なぜこの世界へ来たのか、そしてそもそもなぜまだ生きているのか。

「おい、またぼーっとしてるぞ、アラー」
そう少年に言われてはっと気付く。この未知の世界で生き抜くにはまず、周りの人の名前を覚えることからだ。
「あの、お前らの名前全然わかんないから教えてくれない?」
「まあなんかアラー今日変だししょうがないわよね、じゃあまず自己紹介から・・・・・・」
そう少女が言おうとしたらリアデル先生が睨みつけて、
「ちょっとそこ!新学年早々何喋ってるの!今年からあなた達は魔力を使うんだから、それなりの覚悟をもちなさい!!」
と叱責が飛ぶ。

アラーは魔力という言葉を聞いてこの世界が普通の世界でないことに気づいた。いわゆる異世界というやつである。

「これは面白くなってきたぞ!」
アラーにはこの世界が新鮮だ。夢で考えたことはあったが、まさか実現するとは思っていなかった。
いつの間にか、ガラスのようなものでできた窓から朝日が射す中、先生や周りの疑惑の視線に押しつぶされそうになっていた。

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