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私と結婚するつもりで婚約破棄をしたようですが私は貴方と結婚する気はありません

作者:I・B

 貴族のそれなりにいい家に生まれて十うん年。入れば皆平等とかいう学園に入学を果たした。
 平等を謳いつつも横行する権威主義はまぁ仕方が無い。そんなことよりこちらは将来のために剣術や魔術を学びたかったし、なにより美味しいごはんが食べたかった。幸い私は食べても食べても体型は変わらないので、太ることを恐れる必要は無い。毎日楽しく学んでよく食べてぐっすり寝る。思い返しても規則正しすぎる学園生活に、我ながら脱帽だ。
 そんな代わり映えのない日常が個人的にはかなり気に入っていたのだが、入学から二年経ったころに煩わしいことが増え始める。なんだか、よくわからないが学園随一のイケメンとやらに付きまとわれ始めたのだ。

「アリシア、君の髪はまるで炎のようだ。その鮮やかな紅が、僕の心を融かしてしまうよ」
「はぁ」
「――やっぱり君は、他の令嬢とは違う。眉一つ動かさないんだね。媚びたような笑みを浮かべるような彼女たちとは、違う」

 ところ構わずべたべたべたべたと、なぜだか私にまとわりつく男。
 侯爵家三男、金髪碧眼の貴公子だ。甘いマスクと蕩けるような声、なんて持て囃されているが、私には軟弱なもやし野郎にしか思えない。
 なんでも影を背負えば良いと思っているのが気にくわない。が、こちらは伯爵。あちらは侯爵。いざとなればどうにでもなるが、権力争いはしたくない。兄を煩わせるのも申し訳ないし。

「アリシア、どうか話を聞いてくれるかい?」
――了承したことはない。勝手に喋って、黄昏れて、いなくなる。
「アリシア、僕のことをそのルビーのような瞳で見て欲しい。その宝石箱に飛び込みたいよ」
――勝手に顎を持ち上げられる。たたき落とすが堪えない。
「アリシア……ふふ、呼んでみただけさ」
――この間、私はなんの反応もしていない。

 思えば最初に愛想笑いでもしておけば良かったのかも知れないが、生まれつき動きにくい表情筋を嬉しくもないのに動かす意義が見つからなかった。
 顔良し家良し頭良しとよく言われているようだが、個人的には性格が受け付けない時点であり得ない。今までは顔だけでなんとかしてきたのだろうが、その顔すら私の好みではない。



 そんなおもしろみのない生活も、少し面白いことが起こるようになった。

「アリシア・レイヴン! わたくしの婚約者であるディン様に付きまとうなんてどういうつもりなのかしら!?」

 そう眉尻を上げて威嚇するこの女子生徒、名前をクリスティーナ。おうちは確か、アレと同じ侯爵だ。
 彼女は婚約者であるアレを取り戻そうと、私に突っかかってきた、訳なのだが。

「身の程をわきまえなさい」
「では二度と近寄りません」
「ふふ、なに、わかってるじゃない」
「向こうが近づいてくるのは、どうしたら?」
「ぐっ……自慢のつもりですか!? いいでしょう、どんな手を使っても、ディン様を取り戻して見せますわ!」

 ……などと、初対面で宣言した彼女。第一印象は、めんどくさい。ちなみに私はこのやりとりで初めてアレの名前を知った。家名だけは覚えていたのだが、興味がなさ過ぎて名前を知る気が起きなかったのが原因だろう。
 というか、名乗られてないし。どうせ自分は顔が良いから知らないはずはないとか思っているのだろう。自意識過剰である。

 さておき、その日から銀髪碧眼の美少女、クリスティーナは私に突っかかることになる。
 とはいえ箱入り貴族のご令嬢だ。陰湿な苛めでも始まるのかと思いきや、箱入り故の暴走は私の予想の斜め上を爆走することになる。
















 Case.1 取り巻きは連れてこない



 いつだったか、私は彼女に呼び出された。
 放課後の校舎は薄暗く、わが伯爵領ほどではないがおどろおどろしい。そんな場所に呼び出した以上複数人で取り囲むのかと思いきや、なんと彼女は一人だった。

「いいこと! あなたはディン様に相応しくないわ! 身の程をわきまえたらどうなの!?」
「……それより、一人で来たの?」
「あら? 当たり前じゃない。なんでこのわたくしが貴女程度に恐れなければならないわけ?」

 ふふん、と鼻で笑う彼女。見るひとによっては滑稽だと捉えられかねないが、その正々堂々とした気風はむしろ好ましい。
 少しだけ、好感度を上方修正。

「貴女よりわたくしのほうがすばらしいということを、いい加減理解してちょうだい。次はこの程度ではすまさなくてよ」

 この程度ですまさない、というが、この程度で終わったことの方が驚きだった。
 彼女は呆ける私の表情になにを思ったのか、満足げに頷いて去って行く。思わず、少しだけ彼女が心配になった。
















 Case.2 悪口は言わない



 ある日の廊下。
 付きまとっていたアレが離れた直ぐ後に、彼女はやってきた。今度は学内だからか、取り巻きを連れている。なぜか一人だけ。

「あら、ごきげんよう」
「ごきげんよう」
「……ごきげんよう?」

 彼女と取り巻きの目が笑っていなかったから、ついつい疑問系になってしまった。

「貴女のような女性がディン様に付きまとうなんて、なにをお考えなのかしら?」
「貴女のようなっていつも言うけれど、“ような”ってなに?」

 私が訪ねると、彼女はきょとんと首を傾げる。
 すると取り巻きが彼女に近寄り、何事か耳打ちをした。

「下賤? 貴族が下賤な訳ないでしょう? 尻軽? お、お尻だなんていうものではありませんわよ、はしたない」

 どうも箱入りすぎて、あまり汚い言葉に触れてこなかったようだ。悪口のレパートリーが少なすぎる。感じ入るものがあったのか、取り巻きの少女は慈愛の目で彼女を見ていた。
 私も、おそらく同じような目をしている。

「な、なんなんですの? あなたたち! くっ……これで勝ったなどと思わないことね!」

 そういって取り巻きと共に足早に去って行く彼女。
 ちなみにこれはあとで知ったことだが、取り巻きを一人しか連れていないのは、それ以上は通行の邪魔になるから、だそうだ。あの男はこんな良い子を放ってなにをしているのだろう。頭が痛い。

















 Case.3 他人は使わない



 学園主催の強制参加パーティーでのこと。
 ついに彼女は嫌がらせを始めた。

「……」
「……」

 なんと、目が合った私に挨拶をしなかったのだ。
 よほど厳しく躾けられてきたのだろう。目が合った相手に挨拶をしないだけで非常に顔色が悪くなっている。しかも、こちらの通り道にわかりやすく足をだし、引っかけようとしていた。
 これで堪える人間はいるのだろうか。普段ならそう思うことだろう。だけど。

「クリスティーナ様」
「っ」

 無視だ。

「私は貴女に無視されると、辛い」

 そう。
 なんだか私は、自分でもびっくりするほどショックを受けていた。
 こんな些細な嫌がらせでも、決して取り巻きは使わない。むしろ手で制している。いつでも正々堂々としていて、さりげなく他人のことを考えた、育ちの良いご令嬢。
 どうやら彼女の取り巻き同様、私はいつの間にか彼女の人間性に惹かれていたようだ。

「どうか、いつものように話しかけてくれないことだろうか」
「っ……そ、そんな目をしてもだめですわ」
「本当に?」
「あ、当たり前ですわ」
「本当の本当に?」
「す、少しだけなら」
「少しだけってどれくらい?」
「す、少しですわよ! 少し!」
「そっか。これくらいならいいの?」
「え、ええ、良いですわ!」

 そういって胸を張る彼女の姿に、思わず笑みがこぼれる。
 彼女は気がついているのだろうか。今日この会話が、これまでのどんな会話よりも長いことに。
 けれどそれを指摘して無視をされてしまったら今度こそ泣いてしまいそうだったから、私は笑みを浮かべるに止めた。

「ありがとう、クリスティーナ様」
「ふ、ふん。よろしくってよ。なにあなた、普段の能面みたいな顔立ちより、そうしている方が可愛らしいじゃない。そ、そうやってディン様を籠絡したのね!」
「いや、アレの前で笑ったことないよ」
「そ、そう? ……???」

 ともあれ。
 どうやら私は彼女と、クリスティーナ様と友達になりたいようだ。
 そう考えるとアレに付きまとわれたこともそこまで悪いことばかりでもなかったのかもしれない、と、このときはそう思っていた。













 そんなこんなで、最終学年まで彼女との関係は続くことになる。
 向こうは私をライバルとして見て、私は彼女を友達として見て、それなりに充実した学園生活を送れたように思う。
 なにより、クリスティーナ様と居るときはアレと一緒にいなくていい、というのが何よりも楽だった。





 思えば、素直に言えば良かったのかも知れない。
 ――軟弱もやし野郎に興味は無い、と。
 思えば、もっと知人を増やしておけば良かったのかも知れない。
 ――もやし野郎には付きまとわれているだけだ、と。
 思い返せば、どうしても、私の中で後悔と反省がつきまとう。
 ――でも、きっと私の本心は、“こう”なることを望んでいたのかも知れない。





 最終学年も後期になり、最後の試験を終えると学園主催のパーティーが開かれる。
 当然のように強制参加のそれに、私はいつものように一人で参加した。気兼ねなくごはんを食べるには、やはり一人の方が都合が良い。それに、一人でいると彼女が声をかけてくれる。
 だが、今回はそうではなかった。最後のパーティーということもあり、この会場にはそれなりにエライ人も来るそうだ。彼女はどうもその挨拶回りに追われているらしいと、彼女の取り巻きという名のファンに聴いた。残念だ。

 ようやく彼女の手もあき、さて一緒にごはんでも食べよう。
 そう期待する私を待っていたのは、彼女――と、何故かアレだった。

「え、と?」

 状況がわからず困惑する私を、彼女はやはり困惑した様子で見る。
 アレは、そんな彼女を鋭い目で睨み付けていた。

「――数々のアリシアへの陰湿な嫌がらせ。申し開きはあるか、クリスティーナ」
「っディン様! わたくしはただ、ディン様の寵愛をお受けするべき恋敵として――」
「黙れ! 貴様のような陰湿な真似をする女が僕の寵愛を受けようなどと、片腹痛い!」
「っ、ディ、ン、さま……」

 舞台は静まりかえり、生徒たちは距離を離して私たちを見ている。
 誰もが、口を挟むことができない。そんな空気になってしまっていた。

「待って。私は嫌がらせなんか――」
「アリシア。もう庇わなくて良いんだ。呼び出しや無視、取り巻きと囲い込む。そんな真似を繰り返すような女なんて、ね」

 アレの言葉を聞いた周囲が、ひそひそと話し出す。
 好奇心、悪意、疑心。渦巻く空気が、重く沈んだ。

「僕は貴様のような女の婚約者であったことが恥ずかしいよ」
「ディンさま、わたくしはただ!」
「黙れと言った! 気安く僕の名前を呼ぶな!」
「っ」

 私が思わず止めようとする前に、アレは雰囲気に酔っているのか、両手を広げて声を上げる。
 まるで周囲の観客に、聞き届けさせるように。

「今日この時より、ディン・アドガーはクリスティーナ・エトランゼとの婚約を破棄する! 略式ではあるがこのような悪意に塗れた女と生涯を共にする気は無いと言うことをこの場で宣言しよう! ――そして、僕は、代わりにアリシア・レイヴンとの婚約を誓いたい。頷いてくれるね? アリシア」

 私の手を握り、そう宣言するアレ。
 涙をためて走り去る彼女。
 周囲の人間たちは状況に追いつけないのか、未だに固まったままだ。それはそうだろう。当事者であるはずの私ですら、今、やっと心が――怒りが、追いついたのだから。

「――な」
「アリシア? すまないが、もう一度……」
「気安く私の名前を呼ぶな。軟弱もやし野郎」
「え? す、すまない、今幻聴が――」
「手、いつまで握っているおつもりでしょうか。ふふっ、困りました。無理に女性に触ってくるなどとご無体なことをされては、私も正当防衛にでざるを得ませんわ」

 呆然とする軟弱もやし野郎の手を振り払い、渾身のボディーブロー。

「へ――ぐはっ!?!?!!」

 よほど良いところに入ったのか、軟弱もやし野郎はその場に崩れ落ち、思わずといった様子で観客から拍手が舞い起こる。
 私はそんな会場に目もくれず、一目散に彼女の後を追いかけた。

















 彼女は、ひとり庭園で蹲り、泣いていた。

「クリスティーナ様」

 そう、声をかけると、彼女はただ肩をふるわせる。

「笑いに来たんですの?」

 問いかける彼女の真横に腰掛ける。
 するとまた、彼女の肩が震えた。

「ディン様はどうしましたの? ――両思いに、なれたのでしょう?」
「――クリスティーナ様は、あの男のどこが良かったの?」

 彼女の問いには答えない。
 答えず、問う。

「――婚約者として引き合わされたのは、まだ七を数える前でしたわ。ずっとお父様やおじいさま以外の殿方と触れる機会のなかったわたくしにとって、初めての異性でしたの。そのときあの方の金の髪に陽光が降り注いで、まるで輝くようでしたわ。ふふ、わたくしはどうも単純なようで、一目惚れでしたの」
「うん」
「ディン様と並んで見劣りしないように、必死で努力いたしましたわ。美しく、気高くなれるように。貴族として民草の血税で生きる以上、政略結婚に身を投じるのは当たり前。戯曲のような色恋に身を任せられない身の上であるのです。政略の相手に恋をすることができたということは、何よりも幸福なことでしたわ」
「うん」
「努力して、努力して、努力して、わたくしにも、笑いかけて欲しくて――でも、それはきっとディン様のうわべだけしか見ていなかったのでしょう。醜く嫉妬して、このざまですわ」
「……」
「あのような場所で宣言されてしまった以上、婚約破棄は確実でしょう。向こうのご両親がなんと言おうと、お父様が許してはくれませんわ。ふふっ……ですからどうか貴女は、ディン様とお幸せに――」
「私は」
「?」

 俯く彼女の表情は、見えない。
 ただそんな健気な彼女を見る目のない軟弱もやし野郎が憎く、同時に、こんなに思われていたあの男がほんの少し、羨ましかった。

「私は無表情でぶっきらぼうで、あんまり他人に興味が無い。正直お兄様が居るしお姉様も居るから結婚する気も無い。ないない尽くしでここに来たから、友達もできなかった。孤独はなれないけれど、私はどうも頑丈にできているらしくて、それでもたいして傷つかなかった。でも、あの日、あなたに出会って変わったんだ」
「え?」
「あなたはいつもまっすぐで、いつも気高くて、時々可愛くて。ぶっきらぼうで女の子らしくもない私に、いつも声をかけてくれた。私はいつしか、貴女と話すことが、何よりも楽しくなっていた」
「あなた……」
「正直、家族以外の繋がりなんか面倒なだけだと思ってた。あの軟弱もやし野郎も私がどんなにいやがろうと付きまとってきたし」
「なんじゃ、え?」
「軟弱もやし野郎。婚約者も大事にできないような男はそれで十分」
「婚約者……ぁ」
「でも、あなたと話すときはいつも、面倒だなんて思えなかった。いつもいつも楽しくて、この時間が永遠に続けば良いと、そう思ってた。だから――ごめんなさい。私がもっと早くあの軟弱もやし野郎を手ひどく振っておけば、こんなことにならなかったのかもしれない、から」
「……そう、両思いじゃ、なかったのね」

 彼女はそう言うと、言葉を句切る。
 それからゆるゆると言葉を零した。

「わたくしも、わかっていたの。見ないようにしていただけで、わかっていたわ。ディン様はいつしか周りの人間を疑うようになっていて、女性となれば見下していた。そんなディン様に変わって欲しくて頑張っていたのだけれど、ふふ、きっとわたくしはとっくに諦めていたのでしょう。いつしかあの方に、幻想ばかりを被せていた。だからね、これで良かったのかも知れないわ。――このまま結婚していれば、きっと、互いに不幸しか産まなかったから」

 顔を上げる彼女を、横から盗み見る。
 後悔と悲しみ。だけど、どこから清々しくさえある。だから、私は。

「ふふ、でもどうしましょう、あんなことになってしまったら、きっと結婚相手なんか見つからないわ」
「――だったら、私の兄とどう、かな」
「え?」
「私が学園に来た目的の一つ。兄の結婚相手も余裕があったら探すこと。軟弱もやし野郎とはタイプが違うワイルド系だけど、身内の目から見ても格好良いよ。それにレイヴン伯“なら”身分も申し分ない。どう、かな?」
「え? いえ、でも」
「私は、クリスティーナ様と友達になりたい。でも、あなたがもしも姉になってくれるのなら、私はすごく、嬉しい」
「アリシア様……あなた」
「どう、かな?」

 つけ込むような真似だと、我ながら思う。
 でもずっと思っていたことだ。彼女が私の姉になってくれるのならきっと、それ以上のことはない、と。

 彼女は、いくらかの逡巡を見せて。
 それから、覚悟を決めたように前を向く。

 ああ、やっぱり。
 クリスティーナ様は素敵な人だ。
 誰よりも気高くて、優しい人。







 だから私は彼女が。
 後のクリスティーナお姉様が答えを選んでくれたことが、心の底から嬉しかった。



























 さて。
 我が伯爵家は辺境にある。
 長年魔物と敵国を押さえつけていた領であるからか、家族は血統的に鬼のように強い。
 クリスティーナ様をそんな危険地帯に追いやるのは胸が痛いが、うちの兄はドラゴンすら素手で屠る人外だ。確実に守り通してくれることだろう。
 そんな訳で、国の防衛として重要な我が家は伯爵でありながら、すげ替えのきく侯爵殿なんかよりもよっぽど強い権力を持っている。

 あの後、引っ込みが付かなくなったのかなんなのか、我が家に軟弱もやし野郎との婚約話が舞い込んだが、当然のように突っぱねた。
 あの軟弱もやし野郎のその後は知らない。というか、興味が無い。

 ただ私は、顔立ちが整っていて気の良い兄が見事にクリスティーナ様にべた惚れしてくれたおかげで、楽しい毎日を送っている。

「アリシア? どうしましたの?」
「なんでもないわ、お姉様」
「ふふ、やっぱりまだ、くすぐったいわ」

 だから、この毎日を享受しよう。
 心から望んだ日々の続きを堪能しよう。

 そうすればきっと、いつか家族も増えて。
 私と私の大切な人たちの人生は、もっともっと楽しくなっていくのに違いないのだから――。













――了――

2015/11/14
誤字修正いたしました。
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