しばらくは、書いておいたものを改定しながらあげていきます
第1話 合流
リボー視点
さて地上の俺の部屋から本局に着いたわけだが、リンディさんの執務室に向かう前に、自分で闇の書について調べてみるかな?
「ガルム 『ゲイツ』に通信を繋いでくれ」
俺の言葉に従い、次元犯罪者集団のエンシェントの頭に通信を繋げるガルム そして、目の前のウィンドウにちょうど昼食を取っていた男が映った
『ん?リボーの旦那じゃねえか どうした?』
次元犯罪者集団『エンシェント』―――組織名から分かるように、歴史的遺物を専門に盗掘をしている奴ら 普通なら逮捕しなけりゃいけないんだろうけど、裏の情報は裏の連中に任せたほうがいいので情報を渡す代わりに、軽い罪は見逃している
まあ、俺が管理局上層部に睨まれている原因の一つなんだが・・・俺の髪の色と魔力光の色、そしてこういう風に黒い連中と繋がっているから『灰色の魔導師』とはよく言ったものだな・・・本局のほうにはばれていないよな?
『ばれていても、「主だから~」で終わりそうな気もしますが』
あ~納得 特にラルゴの爺さんはそうだな
『まあ、旦那のおかげでいろいろやりやすくなったのは確かだし、こっちとしちゃ盗掘したロストロギアとかを旦那が買ってくれる上にそこら辺の軽犯罪とかを見逃してくれるから万々歳なんだがな』
そう エンシェントの頭であるゲイツが言うように、こいつらが発掘したロストロギアは俺がいつも買っている だって・・・ねえ?どっかの組織に流れるよりはこっちに流してもらったほうがね・・・ちゃんとお金は払っているよ?
『主・・・おそらく上は犯罪者と繋がっているのが気に入らないのでは?』
でもねぇ~管理局に・・・じゃないな 俺に協力してくれる組織は結構いい奴らばかりだし、バカやる組織の情報は流してもらっているから、大きな事件になる前に潰せているし・・・結果的にはプラスだと思うんだけどな レジアスのおっさんは分かってくれているけど
『まあ、いいじゃねえか それで?なんですかい?』
おっと用件を言っていなかったな 俺は、ゲイツに闇の書について何か知らないかを聞いてみた
『闇の書ねえ・・・旦那 少し時間をくれ ウチのメンバーにそういうのに詳しい奴が居るんでな』
「ああ 任せた」
通信を切り、一息ついた これで管理局だけでは分からない情報も手に入れることが出来るな 無限書庫だけじゃ分からないことがあるし、時間もかかるしな
『ところで主・・・通路でこのような会話をしてもよろしかったので?』
「あ・・・」
そういえば、本局の通路でしたね 今の聞かれていないよな?さすがに、リンディさんも知らないからレジアスのおっさんみたいに庇ってはくれないだろうしな・・・よし、聞かれていなかった
『だから、普段から周りには注意しろと・・・ところで何故ワームホールの展開準備をしているのですか?』
「え?」
それは・・・見られたら口封じ『だから、危険人物といわれるのですよ』・・・やっぱり?
クロノ視点
母さんに呼び出され、執務室に行くと医務室に居たはずのなのはたちも居た
「来たわね さて、いろいろ話すこともあるんだけど少し待ってね?」
どうやらみんなも把握していないようだな しかし・・・何か嫌な予感が
「遅れました~・・・おっ!クロノお久~」
暢気な声と共に入ってきたのは灰色の髪の友人リボーだった
「なんでお前がここに居るんだ?」
僕の疑問に答えるように、リボーが口を開いた そして、闇の書の確保に協力することになったことを報告した
リボー「ところで・・・そっちの美女・美少女四人は?」
ん?美女・美少女四人?・・・美女は、アルフかな?美少女は、フェイトとなのはと・・・
ユーノ(♂)「僕は男です!」
ああ・・・ユーノか まあ、初見だと間違う、かな・・・でもこいつなら分かっていて言っていそうな気がする
「これは失礼 軽く自己紹介をしておこうかな?時空管理局地上本部所属リボー・グレイブ一等空佐だ 一応、ゴースト隊を持っている」
そういって敬礼したリボー ゴースト隊隊長といってもお前だけしかいないだろうに
「ちょい!最近、部下が増えたよ!と言っても、研修だけど」
あ~そういえば通信で言っていたな・・・ティーダ空士だったか?
「リボー一佐!?」
ん?ユーノがえらく驚いているな まあ、こいつはいろいろな意味で有名だからな 母さんは知らないけど、犯罪組織とも繋がっているらしいし・・・本人は「司法取引だよ」って言っていたけど
「ん?俺ってそんなに有名?」
「ユーノ君 この人知っているの?」
「うん 所属は地上だけど海にも顔が知られているからね 確か、若干14歳でSランク認定を受けて数々の功績を挙げて、伝説の三提督の一人のラルゴ・キール提督の部下で―――」
お~ユーノのヨイショに得意になっているな しかし、いつも不思議に思っているんだが地上所属のリボーがラルゴ提督の部下っていうのはどういうことなんだろう まあいいか とりあえず、そろそろだろうな あの『二つ名』が出てくるのは
「そして、レアスキル「重力」を持っていて「歩く虚数空間」とか「動くブラックホール」や「人間アルカンシェル」とか呼ばれている人だよ」
「ゴフッ!」
あ、崩れ落ちた しかし、知らなかったのか お前は地上では「灰色の魔導師」とか呼ばれているらしいけど、海だとそんな感じだぞ?
「へ~すごいねぇ!」
アルフは普通に褒めているけど、フェイトたちは少し引いているな ま、そんな呼ばれ方されていたらそうなるか
「俺って・・・俺って・・・」
『主・・・それが第三者からの認識です』
ガルム・・・止めを刺すのはどうかと思うぞ?とにかく話が進まないな
「え~っといいかしら?」
「・・・はい・・・どうせ俺なんか」
未だに落ち込んでいるリボーを放っておいて母さんが今後の行動について話してくれた
「じゃあ、かあさ・・・提督 今後は海鳴に拠点を置いて活動するということですか?」
「ええ 今、無限書庫のほうに闇の書について調べてもらっているんだけど・・・」
あまり芳しくは無いらしい いくら文献があっても見つからなければ意味が無いしな
「ふ~む『主、エンシェントのゲイツ殿より闇の書についての情報が送られてきました』ん?早いな」
「ちょっと待て!無限書庫でもまだ見つからないのになんで情報が分かる!?というかエンシェントって次元犯罪組織じゃないか!」
まさかこいつ本当に犯罪組織と繋がっていたのか?
「クロノ・・・世の中綺麗事だけじゃ生きていけんぞ?」
こいつ!母さんは…呆れた顔?もしかして―――
「母さん!知っていたのか!?」
「噂だけなら、ね 本当に繋がっているとは思わなかったわ」
「何 毒を持って毒を制す……でしたっけ?数ある犯罪組織の中でもトップクラスの組織を抑えておけばその他の組織は動きづらくなるし、裏の情報も手に入る 裏の連中は管理局以上のネットワークを持っていますからね」
「お前・・・」
「それにあいつらだっていい奴らですよ?たまに、酒を飲んだりしていますし」
管理局員としての自覚はないのか?そう言おうとしたけど、母さんに止められた 今は、目の前の闇の書に集中するべきといわれ―――
「な、なんかいろいろ難しそうだね」
「うん」
「まさか『エンシェント』と繋がっていたなんて でも、確かに彼らはいい人たちかな?」
「そうなのかい?」
「うん スクライア一族とはなんかどっちが先に発掘できるか競っているところもあるから 先に、目的の品にたどり着けばあっさりと退いてくれるから」
「へ~」
なのはたちはまだ話の内容が分からないようだった それでいい 彼女たちにはあまり見せたくない しかし、ユーノは知っていたのか
リボー視点
「それではリボー君 あなたが調べた闇の書についての情報を教えてくれるかしら?」
その言葉に従いガルムに送られてきた情報を、目の前のウィンドウに映す しかし、クロノは相変わらず頭固いな 犯罪者と繋がっているからなんだ?それで守るべきものが守れるなら安いものだろう 現にゲイツから送られてきた情報でミッドチルダは結構救われているんだぞ?
それに、お前が言っていた義妹のフェイトだったか?そいつもいずれ管理局員になる 隣に居るなのはとか言ったか?こいつだって管理局員になるかもしれない そうなるとこういうことも知っていないとだめだぞ 過保護にしすぎるとだめになるぞ
「闇の書ってこういうものなんだ」
「あのシグナムって人は魔導プログラム・・・私と同じで人じゃない」
「違う!君とは違う!」
ん?「私と同じ」だと?そういえば、プレシア事件の調書を見た時にあのフェイトとか言う子は記憶転写クローンだとか書いてあったな
「くだらんねぇ」
「ッ!」
「リボーお前!」
あ?何怒っているんだ?
「お前が何怒っているかは知らないが、自分がクローンだからなんだ?クローンつっても双子のようなもんだろうが 自分の生まれとか魔導プログラムだからとか関係ないだろう そいつはそいつだ」
「・・・でも」
「まったく フェイトだったか?一々ネガティブになるな いいか?」
「は、はい「よし 褒美に頭を撫でてやる」え!?」
お~結構サラサラな髪だな 顔を赤くして可愛いねぇ…こうなるって分かっていてやっていますよ? ん?どうしたクロノ まるで親の敵を見るような目で…もしかして
「お前…妹萌えか!?」
「違うっ!というか何だ「妹萌え」って!?」
「いや、最近97管理外世界に遊びに行ったとき、アキハバラとか言う場所で遊んだんだがそこで知った」
「どうでもいいことを覚えるな!」
別にいいだろうに それより、あっちでやっていた仮〇ラ〇ダーとかいうアニメはよかったな 俺の好きな足技が多種多様なところとか
「えっと・・・それの映像データだったら、家にありますけど お姉ちゃんが全部持っているから」
「なのは!」
「よっしゃあ!今すぐなのはの家に行くぞ!」
「ああ・・・やっぱり」
リンディ視点
目の前でクロノとリボー君の漫才が繰り広げられ、なのはちゃんたちは苦笑しながら眺めている 私がリボー君の協力を欲しがったのは、リボー君の力もだけど『噂』の真偽を確かめるため 地上に犯罪組織と繋がっている局員がいる
そしてリボー君が犯罪組織と繋がっているとの噂を聞いて、その理由を聞きたかったから でも―――
「良くも悪くもリボー君ということかしらね」
とりあえず、この件は保留にしておきましょう まずは、海鳴に向かうことにしましょう
「ところで、クロノはエイミィに手を出したか?子供の名前は俺につけさせて欲しいんだが」
「いい加減に黙れ!」
リボー君?名前をつけるのは私よ?
多分これから原作を離れたり、キャラ崩壊とかがあるかもしれないので気をつけてください
とりあえず、闇の書事件に入ります
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