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クマの子 ちゃっきー☆
作:ヨネ@ハイテンション


クマの子ちゃっきーは元気な小熊

でも、ある日 両親が人間に殺されてしまいました

ちゃっきぃは幼心ながら人間に深い憎しみを抱くのです



所詮ケダモノです

発情期になれば、自分の子孫を残すことしか考えられません

そんなこんなで、森のなかでメス熊を探す毎日

クンクンクン クンクンクン かわいいメス熊の臭いはしないものだろうか

と においを嗅いで歩き回っていると

そこに友達の子鹿のバンビさんがやってきました

しかし、友達とはいっても所詮はケダモノです

友情なんてありはしません

あるのは食欲だけです

気がつくと、ちゃっきーは子鹿をぺろりとたいらげていました

仕方がないのです、これが大自然で生きるということなのです

お腹がいっぱいになって眠くなってしまったちゃっきーは

すぐその場で眠ってしまいました

食欲の次は睡眠

まさに欲望の権化です

でも、それがケダモノの基本なのです

焦げた臭いにおいがして、ちゃっきーは目を覚ましました

なんと、森が燃えているではありませんか

逃げまどう動物たち

なんとかしなきゃ!!

と ちゃっきーは そんなことを微塵も思うはずもなく

動物の本能として火を恐れて逃げ惑いました

どれだけ走ったでしょうか

走っている最中にどれだけの小動物を踏みつぶしたでしょうか

ちゃっきーは湖の畔にやってきていました

その湖でちゃっきーは親子ずれの人間に会いました

ちゃっきーは ウゥゥゥゥゥ  ウゥゥゥ と 威嚇の声を上げました

人間は意にも介さず、銃でちゃっきーを撃ちました

ちゃっきーは撃たれて血を流しました

人間の子供が倒れたちゃっきーに近づいて

こんな小熊を殺すなんてかわいそうだよ! かわいそうだよ!

と 泣きじゃくりました

ちゃっきーは最後の力でその子供を爪で引き裂きました

子供は絶命しました

人間の親は泣き叫びながら何度も何度も銃でちゃっきーを撃ちました

もう死んでいるのに、さらに何度も何度も撃ちました

ちゃっきーは死にました

人間は子供の死体を抱きかかえて帰っていきました

ちゃっきーの死骸は肉食の小動物がたいらげました

残ったホネなどは土に帰りました

いつか、そこに花が咲くかもしれません

でも、そんなことは ちゃっきーにとってはどうでもいいことです


だって、ちゃっきーはケダモノなのだから・・・




自然には愛情も感情も存在せず

人に理解など出来ようもない

人間に都合の良い自然など、地球にとってはなんの意味ももたない



おしまい☆














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