つっ……っと恵理の拘束された両手がベッドのシーツを這い、俺の膝近くにニジリ寄った。 俺は四つん這いになっている恵理の背後から、逆方向で覆い被さろうとして身体を倒す―― 「きゃっ?」 「うあ?」 俺の気配を察した恵理が、アル部分を庇(かば)って身体を仰向けに翻した。 お陰で、俺の頭が恵理の白いフトモモにガッチリと挟まれる。 瞬間的な転身のタイミングで首投げ状態にされた俺は、恵理のコカンに頭を落とし込んだままベッドの上で引っ繰り返されてしまった。 「あう!」 顔に異様にヤワラカイ存在感。 息が出来ねー。 しかも……おっつ、重たい…… ……ナニコレ? ナニが俺の視界を塞いでいるんだあああ??? 「???」 むに☆ 「いやあぁ〜〜〜ん」 柔らかい感触と思いがけない恵理のカワイラシイ悲鳴に、俺は焦った。 「ちょ……コレ退けて……あぁ?」 俺の頭の上はスースーして何も無い。 手を持っていくと、恵理の両膝に触れた。 「ヤだぁ!」 恵理が身体を捩って腰を浮かせてくれたお陰で、ヤット俺達がどんな体勢になっていたのか状況が掴めた。 俺の顔は恵理のナマ尻に直に敷かれていたんだ。 『獅子舞』か『鏡茶臼』の変則バージョンか? 「えへっ……」 ナマ尻の温かい感触に、ダラシナク俺の顔が緩んだ。 逃げようとする恵理のフトモモをしっかりと両腕で抱え込み、顔にあった尻を胸の上に力ずくで移動させる。 「きゃーっ! 放してよっ!!!」 両手を拘束されたまま、上体を乱暴に捩って取り乱すお嬢様。 もはや俺を積極的に『攻め』に興じていた状態から完全に逸脱してしまっている。 拡げて抱えたフトモモの中心部が目の前に晒された。 「……」 思わずイキを呑んだ俺。 「……課長……」 溜め息混じりに声が漏れた。 覗き込んで俺が見たモノは、左右非対称の中途半端に剃られたヘア。 アシンメトリーってぇーゆーのかな? ビキニラインは綺麗にお手入れ出来ているのに、不自然なカットだぞ? 「うう〜〜〜、だから放してって言ったのにぃ〜」 俺の身体の上で真っ赤になった半泣き状態の恵理が、『意地悪〜』とばかりに俺をニランダ。 それで見られたくなくって、過敏に反応していたのか? 「ってぇ、課長?」 「う……う……」 一体、ナニしにココに来ちゃったんです? バレルだろ? 「ぶっ! くっくっく……」 俺の意識は風呂場での※アノ日の出来事に遡っていた。 医者の許可無く勝手に風呂に入ってしまった俺を心配して、介助のツモリで恵理はヘアの手入れもソコソコに水着に着替え、急いで俺を追い掛けて来た。 アレから数日後…… 就寝時に気になって俺を襲いに来たアトで、自分の『お手入れ』が不十分だったコトに気が付いたんだ……と。 慌てて処理しちゃってる、恵理のモノスゴイ格好が目の前に浮かんで来た。 社内での『オトコ顔負け仕事モード』の恵理と今の恵理が余りにもカケ離れていて、ミョ〜にイジラシイ……つか、カワイラシク思えて仕方がなかった。 で、ナゼだか俺は肩を揺らして笑ってしまう。 多分、『俺だけのタメに』ってトコロがツボなんだろう。 「な……わ、笑うコトないでしょ?」 俺にバレてしまった羞恥心と、笑われたってコトが屈辱だったのか、恵理はマジで怒り出した。 「くくく……だって……」 「もぉ〜〜〜笑うなっつ!!!」 俺の胸の上でご開帳したまんま、羞恥心に涙眼で俺を睨む恵理。 ……拗ねたのか? ……カワイイ。 ナンだか俺、恵理をイジリたくなる。 『俺だけの恵理に……シタイ』 ムラムラとした欲望が胸の奥で頭を擡(もた)げて来た俺は、ムリヤリ身体を起こして恵理に覆い被さった。 「ひ……」 イキナリな俺のマジ顔と、強引に押し倒されたってコトで、さっきまで怒っていたのも忘れてドン退きする恵理。 「ち、ちょっとやっ、止めて?」 俺は真顔をイキナリ崩してニカッツと笑った。 「課長のココ」 俺はふっくらとした恵理の恥丘にそっと触れる。 「あっ! あんっ……」 恵理の身体がビクンと跳ねた。 「俺がキレイにしちゃってもイイですか?」 「……なっ? ……どっ、どう言う……意味?」 戸惑う恵理の視線が宙を泳いだ。 「こうゆ〜コトです」 俺はフテキに笑うと、恵理の身体をひょいと『お姫様抱っこ』で横抱きにして立ち上がった。 スクイアゲられた勢いで、華奢(きゃしゃ)な恵理の身体が一瞬だけ宙に浮く。 「きゃ!? な、な、ナニすんのよっつ! ヤダ〜〜〜ッツ!」 抱き上げられたまま、ジタバタと無駄な抵抗を試みる恵理。 この期に及んで急にヤル気が失せたのか? ……やっぱりな? シカケテ来たのは恵理の方だぞ? 自由が利かない手で、恵理は近付けた俺の顔を押し退けようとする。 「ドタキャンはナイでしょう? それって反則……いてて……」 「放せぇえ〜〜〜」 多分、恵理は趣味の『ネット小説』とやらのオシャレな展開を俺に期待していたんだと思う。 ザンネンながら、ソレは無理。 この俺に『セフレ』なんかを希望したって、綺麗なえっちで終わるもんか。 現実はもっとエロくてドロドロしてる。 頼む相手が違ってらぁ。 「……」 だけど、俺にナニをされるのかメチャクチャ不安になっちゃって、半ベソかいて暴れている恵理を見ていると、ナンだか俺のササヤかな良心が…… 「大丈夫ですって。『痛いコト』とか『汚いコト』は今回免除してあげますって」 ……どんなコトだよ? 俺は言い出したものの、自分のコトバに嵌まってしまった。 「?」 ピタッと恵理のテイコウが止んだ。 「ホント?」 微妙なテレ笑いで俺の顔を覗き込んで来る。 お〜、スゴイ反応。 ひょっとして、ウソ泣き??? つか、俺が言い出すのを待ち受けていたってぇ感が拭えないのはナゼ? 「じっとしていれば、痛くしませんから」 「……えっ? い、『痛い』コトはしないって、司、さっき……」 俺のコトバにドン退きしている恵理をソット床に下ろし、窓際へと追い込んだ。 シャッ! 片手で乱暴にカーテンを開け、窓ガラスに背を向けて恵理を立たせる。 「ちょ、ちょっとぉ、外から……み、見えちゃうじゃないのよぉ!」 拘束された恵理は両腕で胸を隠し、キモチ膝を内側に曲げるようにして心細そうに立っている。 「深夜の消灯した二十二階の部屋なんて、外からは滅多に覗かれやしませんって」 『ホントウか?』って内心自分に突っ込みを入れてしまう。 実際、ベッドタウンのこの辺りには二十階以上の建物が珍しくナイ。 「そんな……あっ?」 拘束ファーの合わせていた付属吸盤を個々に外し、俺は唖然としている恵理の両腕を拡げさせて、高い位置にペタリと貼り付けた。 「……」 窓ガラスに、十字架に架けられたみたいに宙吊りにされた恵理の裸体が月の光に晒された。 満月に近い月の光に、恵理の身体の凹凸がハッキリとした陰影のコントラストを映し出す。 「こっちも」 「キャッ? イヤッツ! だっ、ダメえっ!!!」 俺は残っていた拘束ファーを取り出し、両足をピッタリと合わせていた足首にも取り付けて膝に割り入った。 恵理の身体の柔軟度は、さっきの前戯でお見通しだったから、多少のムリは出来るだろ? 両脚をグッと高く持ち上げて身体を『く』の字に……いや、殆んど脚が身体にベッタリとくっつくように折り曲げると、今度は大きく開脚させて窓ガラスに拘束具を固定する。 「……ああん……ヤだ……」 ほぼ百八十度の開脚をしたオンナが、窓ガラスに貼り付けられる。 当然、アソコも左右に強く引っ張られ、固く閉ざされていた秘所もテイコウムナシク俺に向かって薄っすらと花弁を開いた状態だった。 「んっ……」 クッキリとウチモモの腱が浮き上がって、蒼く深い影を落とした。 必死で拡げられた脚を戻そうと、恵理が力を入れてるんだ。 「課長? キレイですよ?」 俺は悦に入って恵理の姿を視姦した。 けど、マジで恵理はキレイだ。 美人はナニをヤラセテもキレイなんだなと勝手に納得。 「ヤダ! は、早く外してッ?」 「デジカメ……」 声を張り上げた恵理の出鼻を挫(くじ)くツモリで、俺も負けじと大声を出した。 『カメラ』のコトバに、恵理はハッとして口をツグンダ。 「……撮っちゃってもイイんですよ?」 「な……ナニをよ?」 鼻白んだ恵理を見て、俺は口元を緩めた。 そして、脅迫めいた口調で言い放つ。 「課長のその姿」 「やっ……止めてぇ……」 恵理から溜め息のような声が漏れた。 羞恥心を煽られて頬を染め、顔を背けている仕草に、俺は無条件で興奮した。 「動かないでクダサイねぇ〜、スグに済ませてあげますから」 調子に乗った俺は、恵理愛用のデリケート部用電動カミソリを手にしていた。 ワキとかビキニライン専用のカミソリだ。 スイッチを入れると、微弱な振動が伝わって薄くて小さい刃の部分が動き出す。 「ほ、ホントにやるの???」 恵理の声が震える。 「モチロンですよ。スッカリキレイにしてあげます。動いちゃダメですよ?」 俺はワクワクしながら言ってやった。 「あ、うぅん……」 シェーバーの小さなモーター音が振動となって恵理の身体に伝わって行く…… 「マジでジッとしていてくださいよ?」 剃刀の刃が、恵理の細くて薄い陰毛を刈り取って行った。 「あん……」 頬を染めて上気した恵理の身体が、夏とはいえ夜風に晒された冷たいガラスを瞬く間に曇らせる。 荒い呼吸が体温の上昇を促し、窓ガラスに結露を滴(したた)らせた。 キレイに剃ってしまうのにサホド時間は掛からない。 「さ、終わりましたよ?」 恵理はキレイに剃毛され、恥ずかしい部分が露わになる。 「……」 「ナニか?」 物言いたそうにした恵理の表情に、顔を近づけた。 恵理の全身が火照(ほて)っている。 「コレ……外して? もう良いでしょう?」 恵理は開脚に疲れたみたいにぐったりとしていた。 瞳を潤ませてココから解放するように頼んで来る。 俺はそんな恵理の表情に一層興奮しながら、ニヤリと笑った。 「まだです。これからですから」 「ああん! チョット止めて? な、ナニ? ……キャッ!? イヤッツ!」 恵理の目の前でイキナリ跪(ひざまず)く。 視線の先には恵理の曝け出された秘所が熱を帯びて俺を待っていた。 「キモチイイの好きですか?」 指先でそっと恵理のクリトリスを剥いてやる。 「な、なな、ナニしてんのッツ?」 俺は恵理の股間に顔を埋め、剥いたクリを舌先でちょん!とツツイた。 「ひゃっつ?」 恵理の身体がビクンと跳ねる。 「課長、もうスッゴク感じちゃってる?」 「いっ、イヤッツ! そんな所……汚……ふぅうんっ、ああっ……」 「汚いだなんて。課長はココもキレイですよ?」 俺はクククと笑いを噛み殺しながら、ナオも恵理のクリをツツキ、舌先で転がした。 「……っぁあああッツ……」 恵理に触れる度に、恵理は感度を増して昂(たかぶ)り、カンジているのが判る。 堪らなくなった快感にホンロウされ始めているみたいだ。 「課長、キレイですよ?」 俺は恵理に舌を這わせながらそう言った。 「んんん……」 瞼を閉じ、快感にササヤかな抵抗を試みているのか、カルク唇を噛んでいる。 「んっ……い、いやあああ!」 恵理がもう少しでイキそう。 全身をリキませているのか、桜色に上気して汗を吹いた体中の腱が、差し込んでくる月の光にクッキリと影を刻んだ。 「課長、もっとミダレテ……」 「ふっ、ふっ……ぅん、あ、ああ―――――っ!」 窓ガラスに貼り付けられている恵理の細い身体が、大きく弓なりに撓(しな)った。