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恵理が
何気に言った言葉は、俺にとって一種の屈辱だったのかも知れない。
『婚約者殿』に、俺がドウシテ嫉妬しないとイケないんだよ?
だけど、恵理は携帯の相手が『会社』なのだと言った。
俺がそんな陳腐なウソを見破れないとでも思っているのかよ?
緊急召集を受けた恵理は、夜、俺を残して出社した。
ヒマになった俺は、テレビで俺達の会社がトンデモナイコトに巻き込まれているコトを知る。
ニュースで記者が言っていた『記憶媒体』のコトバが俺の頭の中でグルグル廻っていた。
そんな時、自分の携帯を見付けた俺は、つい、セフレの有紀に連絡を取っていた……