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身近であった怖い話

作者: ten

つい先日、知人から怖い話を聞かされました。

その知人にはまだ50代半ばの父がいます。

その父から知人は話を聞いたそうです。

それは父の友人、高校時代の同級生の話。

2012年の夏頃、同級生のAさんは会社の帰り道酒場で酷く酒を飲んで記憶がなくなるほどにデロンデロンに酔っ払っていたそうです。その日、Aさんは酔っ払ったままいつの間にか家に帰っていたそうです。

そして朝起きると両肩が酷く思いことに気づいたそうです。二日酔いか仕事で疲れていたのだろうと思いなんの疑問も持たずに仕事に出勤したそうです。しかしその疲れは数日間続き、Aさんもおかしいと思い始めた頃、仕事の帰り道や昼に度々よっていたカフェで一人の従業員に声をかけられたそうです。彼女のことはある意味有名で世で言う霊感のある人、見える人でAさん自身は幽霊など信じない人でした。しかしその時は彼女は俯いてこちらをみようとせず、そして小さな声でいうのです。


「あ、あの……付いてますよ」

「え?」

 

 彼女はかすれた声でそういってこちらを向こうとはしなかったそうです。しかし言葉は止めません。


「○○日の夜何かしませんでしたか?」

「え? 何?」

「すごく怒ってるんです。だから覚えていたら誤ってください」

「は? 君何言ってるんだ?」

 

 そのときは何を言っているのかわからず無視しようとしたそうです。しかし彼女は一瞬こちらに顔を向けてヒィっと驚くようにして視線をそらしそしてすぐに、


「さっきから私、見えるんです。貴方の首筋に抱きつくみたいにしてしがみついてる女の人が……」

「私の首に女?」

 

 そのときは気味の悪いことを言う女だと思ったそうです。彼女は何度もその日の事を思い出すように

言って来ました。しかしAさんにはどうしてもその日の記憶が思い出すことができません。彼女に思い出すことが出来ないと言うと、それなら叙霊だけでも受けほうがいいといってきたそうです。

そしてその日Aさんは彼女の言うことを信じずに家に帰ったそうです。それから数日して彼は彼女の言葉を信じざるえない出来事が起こります。それは数日後、同じカフェに立ち寄ったときの事です。

Aさんは彼女の事が気になりどうしてあんなにもしつこくいってきたのか聞きたくなって彼女に確かめるためにその日カフェを訪れ、そして彼女がいないことを確認すると店の従業員に彼女のシフトが入っている時間帯を聞いたときの事、従業員が嫌そうな顔で言いました。


「彼女は数日前、交通事故でなくなりました」

 

Aさんはそれを聞いて驚きました。それは彼女がしつこくあの日の夜の事を聞いた日になくなった。

彼の頭の中で彼女の言葉がよみがえりました。日に日に増す全身の疲労、考えればあの日から始まったのです、Aさんは突然怖くなりインターネットで検索し有名な叙霊師の方にお願いし叙霊してもらうことにしました。しかし叙霊師の方といざ会ったときAさんを見て叙霊師は表情を暗くしたそうです。


「○○日の夜に一体何をしたんですか?」

 

叙霊師の人も同じようなことを聞いてくるのです。


「覚えていません」

 

 っとAさんは答えました。すると叙霊師はすぐに思い出すように言って来たそうです。


「思い出さないと大変なことになりますよ」

「大変なこと……ですか?」

「はい、その日の事を誤らないと彼女は貴方を殺すっと言っています」

「そ、そんな、そもそも本当に思い出せないですよ。一体どうすれば……」

「私には何も出来ません。とにかく思い出してください。叙霊でどうこうなるものではないのです」

 

 そういってその日、叙霊師は何もせずに帰っていきました。Aさんに残されたのはただ思い出すことだけです。しかし二ヶ月たっても思い出すことが出来なかったそうです。そして徐々に体は重くなり、ある日彼は仕事で腕を失いました。それからまもなく彼は両手失い、病院へ、そのまま病院でなくなったそうです。腕を失った頃、知人の父の元にAさんがやってきて近いうちに俺は死ぬかも知れない。そのときは

その幽霊の仕業だ。っと言ってその数ヶ月後に彼はなくなりました。そしてそれから4ヶ月、彼の妻も両手を失ったそうです。私は思いましたまだ彼に取りついた幽霊は彼にうらみを晴らして次に妻を標的にしたのだと、果たして彼は一体何をその夜行いそしてなぜ忘れてしまったのか、それは本当になんだったのでしょうか。

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