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小さい火

作者:あおいやぎ
朝、犬が逝った



































幼い頃、犬が我が家に来た。





雑種だった。







その後の人生はと言うと









大好きなぬいぐるみのように


とは行かず








でも、生活に、犬は居た。













犬は、外で放し飼いだった。









暑い日も寒い日も、それは変わらない。










暑い日も寒い日も、首輪を繋ぐチェーンの長さは変わらない。














この犬は、なにがしたかったのだろう。








例えば、蟻の人生を垣間見て泣きはしない
けど、犬の人生を垣間見て泣く人は多い


違いは、大きさか
違いは、愛情か








わたしは、泣かなかった。




















犬の一生を哀れんだ



なぜなら、わたしはその犬ではなかったからだ









ケーキが好きな人もいれば
ケーキが嫌いな人もいる




犬に愛情を注げていたと思うなら
犬もそう思っている





それが、現状であり、エゴだ。










だから、犬の気持ちは分からない。





どうやって
どの体制で
どんな気持ちで

分かるのは、事実と、吸えないスポンジのような、死んだという連絡だけ文字だけ墓の写真だけ



















犬が幸せだったかなんて分からない
その犬の幸せをある種操作していたのはわたしたちだ。

















































わたしは、泣かなかった。


























けど、わたしの人生にあるスポンジには、犬がいて、犬がいる。






犬がいた。








そのことだけが、
心を揺らすのだ。






そのことだけで良いのか。
教えてよ。フェリオ。








口くせえよ


















ありがと。

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