言ノ葉 交響曲(2/5)縦書き表示RDF


 
軽快なリズムから
柔らかな言葉のゆるやかな世界への
律動の変化をお楽しみ下さい
m(_ _)m






言ノ葉 交響曲
作:hiro



……第2楽章……


 

 *風邪ひきワルツ*

  かぜを ひいて
  のどが はれて
  こえが すこし
   かれてくる

  さらに 鼻も
  つまって 息が
  ほんの すこし
  くるしくなる――

   ごほっ!

 ごほっ!

     ごほっ!

……せきが からだ
   けずる音

  おくの ほうで
  こだまする……。 
 
  あつい ねつで
  けしき ぼやけ
  あたま すこし
   オカシくなる
 
  さらに むねも
  くるしくなって
 
  まるで こいを
  してるみたい――
 
 
 
こうなってくると
  気づくんだ
 
なにげなく
かんじょうを
音にすることが
 
  どれほど
しあわせなことか
       って……。
 
こうなってくると
  わかるんだ
 
まいにち いのちに
かぜ送れるのが
 
  どれほど
しあわせなことか
       って……。
 
 
 
     ごほッ!
 
 ごホッ!
 
   ゴホッ!!
 
  仕方ないから
  おとなしく
 かんびょう うけて
 
 ふとんに くるまり
  よこになる――
 
 
 
そうやっていると
  気づくんだ
 
なにげなく
みていた 風景が
 
  どれほど
きれいなものか
      って……。

そうやっていると
  わかるんだ

まわりのひとが
くれる愛情

  どれほど
ふかいものか
     って……。  









 〜しあわせのうた〜

   ほら
きこえるメロディ

なんでもない
日常のなか


   ほら
織りなす しあわせ

日常のちいさなことから――

ほほえみかければ

ほほえみ
かえしてくれる
人がいたり

自分のために
悩んでくれる
人がいたり……



 
そのしあわせに
気づける日……

いそがなくたって
ゆっくりでいいんだよ……

 そっと
   目を
   耳を
かたむけて

 ちゃあんと
そのリズム
きざんでいて……

 『しわあせのうた』

たくさんの
“一瞬”が
口ずさんでいるでしょ?












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