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この世界がゲームだと俺だけが知っている 作者:ウスバー
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第五十六章 金貨収集者

 報告を終え、俺たちはそそくさとテントを後にした。
 入り口にまだあの若い冒険者が待ち構えているかと少し警戒していたが、どうやら根負けしてどこかへ行ったようだ。

「……ふぅ」

 大きく息をつく。
 やはり大きなお金が動くイベントは、少し緊張する。
 『盗賊メリペの遺産』の一件で少しは耐性が出来ていたとは思うが、今回の額はこれまた桁違いだ。
 クリスタルはともかく、納品アイテムを奪われると困ったことになっていたが、その心配もなくなった。
 報告を済ませた途端、何だか肩の荷が下りた気がした。

 ゴールデンはぐれノライムは普通に倒すだけで多くのお金と経験値が手に入るが、討伐・納品依頼をこなすことでも当然高額の報酬がもらえる。
 具体的に言えば、討伐は1体につき1万E、ドロップであるノライム金貨1個の納品で10万Eの報酬が手に入る。

 何しろ1匹倒して報告するだけで、あのぼったくり宿10泊分、リンゴと二人でも6泊分以上の額のお金が手に入る。
 それでもピンと来ないとすれば、指貫グローブ換算で計算すればなんと50個分。
 20匹も討伐すれば盗賊メリペの遺産を越えるというのだから、これがいかに法外か分かるだろう。

 ただし、ゴールデンはぐれノライムに大量発生時期以外に遭遇しようと思えば、それは困難を極める。
 バランスを考えるなら1万Eでも割に合わないと主張する人間もいるくらいなので、ここは大量発生モンスターにゴールデンが選ばれた幸運を素直に喜ぶべきなのかもしれない。

 これがまるっきりの現実世界ならギルド職員のネコババとかも警戒しないといけないのだろうが、この世界はゲームシステムが明確な部分ほど、ゲームに忠実に動く傾向がある。
 確実とは言えないが、集計でごまかしがあったりギルドが支払いを渋ったりという、ゲームで起こらなかったことは起こらないと見て大丈夫なのではないかと思う。

 だからこその一安心。
 万が一に3位以内に入れなかったとしても、ほぼ確実に宿代で悩まなくて済むような大金が手に入る。
 たとえ3位だったとしても、討伐1匹につき2万E、金貨1枚につき20万Eだから……。

(あぁ、そうか)

 そこでようやくさっきの若い冒険者の話と、ライデンの思惑が読めた。
 金貨を買い取るという話が出ていたが、その金貨とは当然今回の納品アイテム、『ノライム金貨』のことだろう。

 一般の参加者はこの金貨をギルドに納品することによって、10万Eの報酬がもらえる。
 しかし、それをライデンたちが13万Eや15万Eで買い取ると話を持ちかけたらどうだろう。
 自分たちがランキング上位に入るとは思っていない参加者たちは、金に釣られてすぐに金貨を売ってしまうだろう。

 一方ライデンは、自分たちが上位3位以内に食い込めると確信しているようだった。
 ランキングが上位3位、2位、1位になると、報酬額もそれぞれ2倍、3倍、10倍に変わる。
 つまり彼らは、ノライム金貨1枚につき、確実に20万E以上の報酬がもらえると踏んでいる。
 たとえ他のチームから金貨を15万E出して買い取っても、決して損はしない。
 いや、むしろ5万Eもの儲けが出ることが確定しているのだ。

 そして、必ず本人が倒す必要のある討伐と違って、納品はそのアイテムさえ持ってくれば、手に入れた手段を問われることはない。
 これは大会以外の時も言えることだが、依頼を受けてから敵を倒してアイテムを手に入れても、ライデンのように人から入手しても、そもそも依頼を受ける前から持っていても、とにかく提出さえすればOKなのである。
 つまりは、大会で他人からかき集めたドロップアイテムで報酬額を上げたとしても、それはルール違反には当たらないということだ。


 自分たちのチームの討伐数を誤解させて俺の油断を誘い、一方で他の参加者からドロップアイテムをかき集めて順位の逆転を狙う。
 老練と言うべきか、単にせこいと言うべきか、なかなか細かい細工をするものである。

 まあ元々、ゲームでもライデンにはそういう所があった。
 人の命がかかっていたり、強敵と遭遇したりという大事な場面では漢気を見せるが、そうでない時には昼行燈を気取ってだらけた素振りを見せたり、何か小細工を弄して小金を稼ごうとしてみたり、という感じだ。
 まあ大抵は、そういう小細工をした時に限って近くにもっと凄い奴がいて、あっさり叩き潰されたりするのだが。
 そんなことだから当て馬キャラから脱却出来ないとも言える。

(まあ、いいか)

 とりあえずこっちの74という戦果を考えれば、その程度の小細工でやすやすと抜かされたりはしないだろう。
 ライデンに対抗して俺たちも金貨を買い取りにかかる、なんてつもりはないし、今考えた所でもはや意味がない。
 俺たちが警戒しなくてはいけない相手は、やはり一人。

「随分と遅かったですね。
 待ちくたびれてしまいました」

 俺たちを冷徹な眼差しで眺めながら猫耳をぴこぴこさせている、この侍少女だけだろう。


 突然のヒサメの出現に、リンゴは警戒をあらわにしてさりげなく黄金桜の切っ先を彼女に向けた。
 とりあえずその射線を遮るようにリンゴの方に手を差し出しながら、俺もわざと挑発的な台詞を返す。

「そっちはずいぶんと早いお帰りだったな。
 俺に負けた後で、最後までやってれば勝てたなんて言い訳はなしにしてくれよ?」

 ヒサメは相変わらず無表情だったが、ぴくんと猫耳が跳ねた。

「当然です。そもそも、私が負ける等という事はありえません」

 凄い自信だが、その自信が命取りになることだってある。
 俺はむしろ、諭すようにヒサメに話しかけた。

「何度も言ってるが、勝負ってのは蓋を開けなきゃ分からない。
 ウサギとカメの話を知ってるか?
 あんたが街でのんびりとしている間にも、俺たちは努力を続けてたんだ。
 この差は……」
「いいえ。それでも貴方は、絶対に私に勝てません」

 だが、ヒサメは俺の言葉を遮った。
 もしかしてまだ俺にリベンジすることを考えて頭に血が昇っているのかと思ったが、猫耳はおとなしい。
 むしろ心なしか元気のなさそうな猫耳をこちらに向けて、ヒサメは口を開いた。

「私は少しだけ、貴方に期待していました。
 あの時の勝負。
 確かに内容は最低でしたが、貴方には私を越えるかもしれない『何か』を感じていた」
「『何か』?」

 オウム返しにした俺の言葉に、ヒサメは何も答えなかった。
 ただ、一度だけ首を横に振って、自分の話を続ける。

「けれど、それは誤解だったようです。
 貴方は私が休んでいる間も努力を続けたと言っていましたね。
 確かに貴方は、私が街に戻ってから最大限の努力をしたのかもしれない。
 けれど、それでは遅過ぎます。
 貴方は、私が『終わる』前に動くべきだった」

 そして、言うだけ言うと、くるりと踵を返す。

「もうすぐ発表が始まります。
 そこで、全ての答えが出るでしょう」

 それだけ言い残して歩き去っていく彼女を、俺もリンゴも引き留めることが出来なかった。



「はーい、それでは皆さんお待ちかね!
 これより『ゴールデンはぐれノライム討伐大会』、結果発表をさせて頂きます!」

 人でぎゅうぎゅうになった広場に、魔法で増幅された司会者の声が聞こえる。
 思ったよりもずっと観客が多いのは、やはり高額のお金が動くからだろうか。
 あるいは街の人の中にもゴールデンを狩りに行った人間がいたのも、この混雑の一因かもしれない。
 なんにせよ、いよいよ討伐大会の結果発表が始まった。

「皆さんご存知の通り、今大会のターゲット、ゴールデンはぐれノライムはものっっっすごい高額配当のモンスターです。
 わたしは雇われなんでよく分からないですが、大会新記録目白押しで、なんかギルドが傾くほどの報酬額が出たとか出てないとか。
 今大会、優勝は誰なのか?
 そしてバウンティハンターギルドの経営はどうなってしまうのか?
 皆さん、どうか最後まで期待してご覧ください!」

 ステージの上でそう話すのは、ゲームでも何度か見たことのある女性の司会者だ。
 彼女の軽薄だが軽妙な語り口に、広場に集まった人々が一気に盛り上がる。

「それでは早速ですが、今回の報酬額1、2、3位。
 目玉が飛び出るくらいの高額報酬を引き当てた羨ましい三組のチームをお呼びしましょう。
 名前を呼ばれたチームの方は、大きな声で返事をして、どうかステージの上まで上がってきてください!」

 その言葉に、盛り上がっていた広場がしんと静まり返る。
 ある者は誰が上位入賞した幸運なチームなのかと好奇心丸出しの顔で辺りを見回し、またある者は、自分がその三チームに選ばれていますようにと祈るように両手を組み合わせる。
 そこで、最初に名前を呼ばれたのは……。

「では、まず一組目です。
 チーム『ライデン』の皆さん!
 壇上へどうぞ!」

 ライデンたちだった。
 どこか飄々とした態度のライデンに続き、広場で見たあのやり手そうな二人が壇上へと上がっていく。
 周りにいる人たちは、彼らに羨望の眼差しを送りながらも道をあけてくれていた。

 本当にライデンたちが呼ばれたということは、俺たちも呼ばれるのはほぼ確実だろう。
 そう思いながらも、胸のドキドキが収まらない。
 俺がそんな精神状態で待つ中、次に呼ばれたのは……。

「二組目は、なんとチームではなくお一人での参加です!
 ミツキ・ヒサメ様!
 壇上へどうぞ!」

 ヒサメだった。
 彼女は群衆の中から飛び出すと、一跳びでステージに躍り出た。
 派手好きということもないはずだが、何をやっても目立つ奴である。

 ヒサメがステージに上がると、「ウォー!」とか「キャー!」とか、「ミツキさまー!」なんていう声援が飛んだ。
 意外にも、ヒサメはこの街では人気者らしい。
 いや、それはいいのだが……。

 残りの枠は一つだけになってしまった。
 本当に俺たちが呼ばれるのだろうか。
 ゲームと同じ仕様なら問題ないと思っていたのだが、何かの手違いで呼ばれないなんてことも……。
 俺が、そんな不安に駆られたその時、

「では、とうとう最後の一組の発表です」

 運命の時がやってきた。
 司会者が最後に告げたのは……。

「最後の一組は……チーム『サガラ』様!
 珍しい二人組のチームですね。
 では、壇上へどうぞ!」

 俺たちだった。
 もちろん俺たちが呼ばれるだろうと分かってはいたのだが、名前を呼ばれて心の底からホッとした。
 一方、最後の一組が呼ばれ、自分が呼ばれるかと期待していた参加者たちの嘆きの声が漏れる。

「行こうか、リンゴ」

 名前を呼ばれてホッとしたのはいいが、ずっとここでこうしていても仕方がない。
 人が避けて自然と出来た道を、リンゴと一緒に歩いていく。

「よっ。やっぱり来たな」

 ステージに上がると、そこにはにやけた顔のライデンと、いつも通りの澄ました顔をしたヒサメが待っていた。
 俺は軽く手を上げて返すと、司会者にそれとなく誘導されてヒサメの横に並ぶ。
 リンゴは元王女の癖に人前に出るのが苦手なのか、素早く俺の後ろに回った。

「では、もう一度今大会で好成績を収めた三組のチームを紹介します。
 左から、チーム『ライデン』様。
 『ミツキ・ヒサメ』様。
 そしてチーム『サガラ』様です」

 三つの組全てが壇上に上がると、とりあえずの説明タイム。
 俺たちの紹介の他、討伐数1につき1万E、納品数1につき10万Eの報酬が支払われること。
 その合計報酬額が3位なら2倍、2位なら3倍、1位なら10倍の報酬がもらえることなどの基本的な事項を、司会者がもう一度分かりやすく説明していた。

 当然そんな説明、俺はもう聞き飽きている。
 その間に、壇上の他の参加者の様子を盗み見ることにした。

 まず、ライデンとそのチームメイト。
 何がおかしいのか、ライデンは終始にやにやしているし、そのチームメイトにも特に気負いは見られない。
 これが熟練の冒険者というものなのだろう。

 次は隣のヒサメ。
 無表情のまま、前を向いてピシッとした姿勢を崩さない。
 耳も誇らしげにピンと立っている。
 緊張はしていないらしい。

 リンゴはというと、俺の後ろで彫像のように固まったまま、俺の後頭部を眺めるともなしに眺めている。
 そこにそんなに面白い物はないと思うが、そこはまあ、本人の勝手だろう。
 人気ランキングで1位を争うくらい可愛いのだから、前に出れば声援でも飛びそうなものだが……。

(ああ、いや、そうか)

 この場は、こんなにもたくさんの人たちに見られている。
 俺たちがもしこのまま1位になんかなってしまったら、大金持ちの二人組として目立ってしまうかもしれない。
 それはちょっと困るなぁ、などと、退屈のあまり俺が取ってもいない狸の皮を数え始めた辺りで、

「では、お待たせしました!
 いよいよ結果発表に移りたいと思います!」

 司会者が、今大会のメインイベントを告げる。



「それではまず、左から。
 チーム『ライデン』様の報酬額の発表です!」

 その言葉と同時にどこからかドラムロールの音が鳴り響き、否応なく観客の期待を煽る。
 その期待を煽るだけ煽ってから、満を持して司会役の女性は口を開いた。


「討伐数37! 納品数11! 総報酬額は……なんと147万Eです!」


 彼女の口から報酬の額が告げられた途端、会場内が沸き立った。
 147万なんて数字は、冒険者であってもそうそうお目にかかるものではない。
 普通に街で暮らしているのだとしたら、それはなおさらだろう。
 しかしもちろんこの高額な報酬額は、単にライデンたちの狩りだけの結果という訳でもない。

 討伐数が37なら、確率的に考えて納品数は4か3が妥当な所だろう。
 それを3倍近くまで上げてきたのは、彼らが他の人間から納品アイテムの金貨を買い取ったからだと考えられる。
 ヒサメや俺たち、それにランキングに乗ることを目指すチームからは買い取れなかっただろうことを考えると、流石の交渉力と言うべきか。

 だが、

(勝った!!)

 それでも、俺たちには届かなかった。
 一瞬ひやっとはしたが、これで2位以上は確定した。
 あとはヒサメがどれだけのゴールデンを倒したかによって全てが決まる。

「さて、暫定トップはとりあえずこのチームになります。
 果たして報酬額147万Eを越えるチームがいるのかどうか!」

 司会者はそんな風に煽るが、いるに決まっていた。
 それは司会者も分かっているのだろう。

「では次に、ミツキ・ヒサメ様の報酬額の発表です」

 と言った途端、会場内がライデンの発表の時以上の喧騒に包まれる。

「ミツキ・ヒサメ様は言わずと知れた凄腕冒険者様ですが、そのヒサメ様が一体どれだけのゴールデンはぐれノライムを一刀の下に葬ったのか!
 これは司会者のわたしとしても期待が高まる所です!」

 結果は知っているだろうに、司会が観客たちを煽りに煽る。
 それに応えて大きくなっていく歓声。
 そして、

「では、ではではでは、いよいよヒサメ様の報酬額を発表します!!」

 俺たちが勝つか、それともヒサメが勝つか。
 これからの数秒で、全てが分かる。

「ミツキ・ヒサメ様の、報酬額は……」

 耳をそばだてて、待つ。
 いつの間にか、ざわついていた群衆が口を閉じ、耳に痛いほどの沈黙と緊張がその場を支配していた。
 俺の後頭部を見つめていたリンゴが、「…あ、えだげ」とつぶやいた声が妙に耳に響く。

 そして、とうとう……。




「討伐数251! 納品数52! 総報酬額771万E!!
 な、なんと、ライデンチームを大きく引き離して、暫定1位です!」




 予想を上回る好成績に、ワーッと沸く場内。
 それとは対照的に、俺はゆっくりと息を吐き出し、肩を落とした。

(なるほど。過半数、か)

 実は、この事態を全く予想しなかったかと言えば、そうでもなかった。
 ヒサメは『終わる』という言葉をしきりに使っていた。
 それは500体存在するゴールデンはぐれノライムの半数以上、251体を倒したという意味。

 251体を先に倒してしまえば、残りのゴールデンを全て一つのチームが倒したとしても、249匹。
 しかも、ヒサメはゴールデンを倒す時、クリティカルポイントを狙って金貨のドロップ率を上げている。
 たとえ同数に近い数を倒されても、普通の倒し方でやっていたのでは納品数の差で絶対に追いつけない。
 ヒサメの『終わった』という言葉は、自分以外の勝利が完全になくなったという意味だったのだ。

 だが、そういう計算が立ったからといって、251なんて数を倒すことが普通の人間に出来るはずがない。
 しかも、彼女はチームも組まずにたった一人で、それを成し遂げたのだ。
 尋常な腕前ではない。

(大したものだよ、ほんと)

 この先俺がいくらレベルを上げても、きっと彼女と同じことは出来ないだろう。
 こんな状況でも、それは素直に称賛してもいいのではないかと思わされてしまった。

「そして、なんと!
 この討伐数251というのは、討伐大会の新記録です!
 105という過去の記録を大きく塗り替えるこの偉大な記録に、皆さん、もう一度盛大な拍手をお願いします!」

 司会者が何かを言って、ふたたび場内が沸くが、俺にはもう気にならなかった。

(……終わった、な)

 もう結果は分かった。
 俺たちの記録なんて聞くまでもないし、集まった観客だって聞いていない。

「み、皆さーん! まだもう一組の発表が残ってます!
 どうか、どうかご静粛にお願いしまーす!」

 ここまでの盛り上がりは流石に予想外だったのだろうか。
 客を煽りすぎた司会が慌てているが、騒ぎは収まる様子を見せない。
 それどころか、場内の各所から、

「ヒサメ! ヒサメ! ヒサメ!」

 というヒサメコールが巻き起こる始末。
 もう俺たちの報酬額なんて、誰も気にしてはいなかった。

「で、では!!
 三組目!!
 チーム『サガラ』様の報酬額を!!
 発表します!!」

 もうこの場を収めることはあきらめたのか、やけっぱち気味な音量で、司会が発表を断行する。
 司会の女性のその開き直ったような大音声を聞きながら、俺は横目でヒサメの姿を探した。
 そして、



「討伐数87!! 納品数74!! 総報酬額、827万E!!
 よって、優勝はこのお二人になります!!
 おめでとーございまーーーす!!!!」



 なぜかシンと静まり返るステージの上で、俺は呆然と立ち尽くすヒサメを見る。

 なぁ。分かるか、ヒサメ。


 ――これが、最後まであきらめなかった者(とバグ技)の力だ!!
+注意+
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