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この世界がゲームだと俺だけが知っている 作者:ウスバー
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第百七十七章 予言

感想欄の解説が分かりやすかったので改変して本編に逆輸入させてもらいました
あと、百七十五章をちょっとだけ改稿

三巻作業が……
一反木綿を解体真書にメガシンカさせろとか、無茶ぶりすぎてマジつらたん
 俺が魔王を倒すための切り札として考えていたのは、『憤激の化身』だった。

 憤激の化身とは、ゲームクリア前にプロポーズイベントを行い、『魔王の祝福』を発生させたプレイヤーだけが習得出来るステータス変化系のスキルだ。
 プラス効果だけに目を向けると、その効果はなかなかに優秀と言える。
 効果時間が三十秒で固定とはいえ、通常は上昇しない敏捷やスタミナまでをふくめ、全ての能力値を三倍にするのだから相当なものだ。

 ただ、それだけではまさに「桁が違う」効果とは言われないし、ピーキーなバランスの『猫耳猫』において「バランスブレイカー」と呼ばれることもない。
 それに、一日に一回しか使えず、おまけに三十秒しか効果のないこのスキルだけを切り札にするのは流石に危うすぎる。

 俺の本当の目当て、この憤激の化身をバランスブレイカーたらしめた真の効能は、三倍ステータスの後に訪れるペナルティタイム、「能力上昇が終わった後の三十秒間、全能力値が百分の一になる」という部分にあった。


 たまに、「能力値が変化するスキルや魔法の効果中にパラメーターをアップさせると、上昇する能力値の量が変わるのではないか」と考える人がいるが、少なくとも『猫耳猫』において、そんなことは基本的には起こらない。
 この辺を真面目に説明すると面倒なのだが、例えば憤激の化身で能力三倍になっている時に種(能力値を+1するアイテム)を食べると、普段の三倍、つまり3、能力値が上昇する。
 3も増えるなら種はその時食べた方がお得か、となりそうなものだが、実際にはスキルの効果が切れた時には上昇分もふくめてステータスは三分の一にもどるので、結果的には普通に食べた時と同じ、1しか能力値は増えないことになる。

 これは、憤激の化身の能力上昇効果やパワーアップの魔法の筋力上昇効果のような一時的にキャラクターの能力値を変化させるスキルや魔法が、キャラクターの能力値を直接いじっている訳ではないことがその理由に挙げられる。
 憤激やパワーアップの能力変化は、「特定の能力値を○○倍にする」という補正、いわば一時的な状態異常をかけているだけ。
 憤激の化身の効果中、種を食べて能力値が3上がったように見えても、それは三倍補正のせいでそう見えるだけで、内部的にはキャラクターの能力値は最初から1しか上がっていないのだ。

 流石に『猫耳猫』でもそういうところはちゃんとしてるんだなぁ、と一応感心した、のだが、一つだけ例外があった。
 そもそも、『猫耳猫』の能力値を変化させるスキルや魔法、いわゆる『能力変化ステート』には、一つの明確な制限がある。

 改造したパワーアップで筋力をどこまで上昇させられたのかを思い出せればすぐに分かると思うが、『猫耳猫』における能力変化ステートのシステム的な限界値は、9.9倍~0.1倍の間。
 つまり、最大でも上は約十倍まで、下は十分の一までの間でしか、能力値は変化させられないのだ。

 だとすると、「能力値を百分の一にする」という憤激の化身のペナルティは、そのルールから完全に逸脱している。
 だが、『猫耳猫』のスタッフはどうしてもペナルティを大きい物にしたかったのだろう。
 その矛盾を解決するため、禁断かつもっとも杜撰な手段に打って出た。

 つまり、憤激の化身のペナルティタイムの間、「キャラクターの能力に補正をかける」のではなく、「キャラクターのステータスを直接いじって百分の一にする」という暴挙に出たのである。

 いや、そこはプログラムを工夫して対応しろよ、とか、そこまでして百分の一にしたかったのか、とか、色々と言いたいことはある。
 しかしその結果、とんでもないバグ技が生まれることになった。

 例えば、筋力500のプレイヤーが憤激の化身を使ったとすると、その値はこんな風に推移する。

500(通常時)→500×3(憤激効果中)→5(憤激ペナルティ中)→500(ペナルティ終了)

 では、憤激の化身の三倍効果中に種、筋力が1上がるパワーシードを使った場合はというと、こんな感じ。

500(通常時)→500×3(憤激効果中)→501×3(種使用)→5.01(憤激ペナルティ中)→501(ペナルティ終了)

 最終的な能力値は501で、憤激の化身を使っていない時に種を使った場合と上昇値は変わらない。
 ならば、憤激の化身のペナルティ中にパワーシードを使うとどうなるか。

500(通常時)→500×3(憤激効果中)→5(憤激ペナルティ中)→6(種使用)→600(ペナルティ終了)

 最終的な能力値は600。
 パワーシード一個で、能力値が100上がったことになる。
 つまり、こういうことだ。


 ――憤激の化身のペナルティ中に種を使用すると、その効果は百倍になる。


 これこそが『猫耳猫』のバランスブレイカー、『憤激の種死バグ』である。



 プレイヤーの最終的な能力値は、高い物でも通常は1000を超える程度。
 なのにこのバグ技を使えば種一個につき100も能力値が上がる、と言えば、このバグ技のバランスブレイカーっぷりが分かるだろう。

 そして、このバグがもっとも効果を発揮するのは、敏捷とスタミナだ。
 筋力などのパラメーターについてももちろん効果は大きいのだが、敏捷とスタミナはレベルアップで上がらず、その値は100に固定されている。
 それはすなわち、敏捷とスタミナについては種を一個食べれば通常の二倍、二個食べれば通常の三倍にまで一気に能力を上げられることを意味する。

 俺が手に入れたシード系アイテムは、まず城の宝物庫の種の詰め合わせから、全種類のシードを一個ずつ。
 それから王都のアイテムショップで商品を買い占めた時、掘り出しものからスピードシードを一個。
 ついでに『流水の洞窟』でボスのエレメントを倒して手に入れたマジックシードが一個。
 さらに、魔王戦前のキングブッチャーの乱獲によって、パワーシードを大量に入手している。

 結果、俺は通常の三倍のスピード、二倍のスタミナ、レベルアップ数十回分のパラメーター、そして、圧倒的なまでの攻撃力を手に入れたのだ。

「まさか、お前も、ミツキ・ヒサメと同じ超越者。
 レベルの壁を、超える存在だったとは、な……」

 こぼされたイアスキーの言葉に、俺はハッと我に返った。
 一時の狂乱が過ぎ去り、今度は嫉妬と羨望の眼差しを向けてくるイアスキーに、俺は首を横に振った。

「そんなに、いいものじゃないさ」

 俺の力は所詮バグ技で上げた付け焼刃。
 急上昇した力に慣れずに物を壊してしまうこともあったし、三倍になった速度についていけずに、色々と苦労もした。
 いまだにゲーム時代によく使っていたスキルコンボで使えない物もあるし、憤激の化身を使って速度九倍になった状態では身動きすらままならない。

 敏捷の数値ではミツキには勝っているはずだが、実際に身体を動かせばミツキには全く敵わないだろうし、攻撃と移動以外の能力、防御力や魔力は普通よりも少し強い程度。
 実際今の戦闘でも、魔道ゴーレムの一撃をくらっていたら、即死する危険性すらあった。
 バランスのいい能力とは言えないのだ。

「それに、素手限定の強さってのもあるしな……」

 無手、要するに素手状態で攻撃する時、武器の攻撃力にはキャラクター自身の筋力が代入される。
 細かい係数などあるので実際にはそう単純でもないが、普通は「武器攻撃力+筋力=攻撃力」となるところを、無手では「筋力+筋力=攻撃力」になると考えれば分かりやすい。
 通常の武器より、圧倒的にキャラクター本人のパラメーターへの依存度が高いのだ。

 素ステを参照するので流石に武器攻撃力の方にはパワーアップや憤激などの強化ステートの効果は乗らないが、バグで筋力を増強させた俺とは当然相性がいい。
 データスペックだけで言えば、素手状態の俺の攻撃力は、不知火装備時の俺の攻撃力をあっさりと上回るだろう。

 また、武器の損耗がない、という点においても無手は優秀だ。
 相手の防御力に比べて武器の攻撃力があまりに低すぎると、武器の耐久が一気に減って武器が壊れてしまう時がある。
 今回の戦いで、俺の持っていた杖が壊れたのもそうだ。

 ゴーレムにへこみをつけられたのだから、全体の攻撃力は足りていたはず。
 それなのに杖が壊れてしまったのは、武器自体の攻撃力が足りていなかったからだ。
 一方、どんなに強い敵が相手でも拳が壊れるということはないので、その点で言っても無手は優秀だと言える。

 が、残念ながら無手は、何の嫌がらせだと言いたくなるくらい成長性が低い。
 武器種補正が最低値なのはもちろん、熟練度補正とスキル補正、さらにはスキル熟練度補正も低く、無手の熟練度を上げても大して強くはならないし、スキルの熟練度を上げても結局通常攻撃と大差なかったりする。
 松明シショーで熟練度上げが簡単に出来て、おまけにスキルを使いまくる俺とは、その面では非常に相性が悪いのだ。

(逆に言えば、スキル封印状態だと下手すると一番強いってことだが)

 この状況で使える武器がなかったのはよかったのか悪かったのか。
 そんな無意味なことを考えて、俺は首を振った。

 まだ完全に片付いた訳じゃない。
 俺は気を取り直して、倒れるイアスキーを見た。

 ゴーレムを失った今、魔術師であるイアスキーに打つ手はないだろうが、こちらも相手を殺す以外に無効化手段がない。
 少し考えて、残骸となったゴーレムの身体と魔法陣に置かれたフルビルド・ボブの像をイアスキーに載せ、身動きを封じた。
 ……ガチムチ像がイアスキーに乗っかって、なんだかバカラが見たら喜びそうな微妙な構図になったが、これでイアスキーは動けないだろう。

「さて……」

 あらためて、部屋を見渡す。
 まず目につくのは、イアスキーの拘束にも使った壊れた魔道ゴーレムの身体。
 モンスターというより、イベント用のオブジェクト扱いで残っているのかもしれない。
 一方、折れた杖はいつのまにか見えなくなっていた。
 武器固有の耐久力、つまりHPを大きく超えて破損した武器はモンスターと同じように消える仕様だったはずなので、なくなってしまったのだろう。

 それから入り口を確かめてみたが、やはりこちらからは開かない。
 悪い予想が当たった形だ。
 まだイベント継続中という判断なのだろう。
 あるいは設定を考えると、イアスキーが閉じているということもあるかもしれない。

 一瞬だけ、形だけでも儀式を完遂してしまおうか、という誘惑に揺れたが、打ち消した。
 そんなことで街を危険に晒す訳にもいかない。
 念のため、儀式を出来なくしておいた方がいいだろう。

「……これは」

 ゴーレムの巨体に隠れて目に入っていなかったが、部屋の隅には小山のような物体があり、その上に壁と同じ色の布がかぶせられていた。
 近付いて、布を引きはがす。
 布の下には、武器防具が山と積まれていた。
 その中の一つを手に取る。

「やっぱり、ミスリル武器か」

 おそらくは1000を超えるミスリル製の装備。
 考えてみれば、儀式をするつもりだったとしたらこの部屋にミスリルを持ち込んでいなければいけないだろう。
 俺に武器を与えないために、こうやって隠していたのか。

「悪いが、ここから装備を整えさせてもらうぞ」
「……勝手にするがいい」

 俺に見つかった時に観念していたのか、イアスキーはふてくされたようにうなずいた。
 ミスリル装備は今となっては強いとは言えないが、ないよりはマシだ。
 山になった武器の中からミスリルの剣と防具一式を選んで装着する。
 若干泥棒くさいが、一応本人の了解を得たからセーフ、だろう。

「問題は、残りをどうするか、だが……」

 当然ながら、自分の分の装備を確保しても、ミスリルの山は少しも減っていないように見える。
 後で回収してもいいが、これでまた儀式関係の面倒に巻き込まれても困る。
 鞄も持っていないし、いっそすっぱりと壊してしまうことにした。

「ていっ!」

 試しに手に持ったミスリルの短剣に拳を打ちつけると、面白いくらいあっさりと壊れた。

「貴様ぁ! やめろ! それは儂のぉ!」

 やはりミスリル装備を集めるのは苦労したのか、イアスキーが騒ぎ始めたが、問答無用で壊していく。
 刃の部分に当たっても余裕で拳が勝つとか、ちょっと自分の手が怖い。

 武器を壊す時の壊れ物を割るような感触、武器が消えていく時に生まれる光のエフェクト。
 なんというかこう、プチプチを潰すような地味な楽しさがある。
 いつの間にか俺は目的を忘れ、ミスリル装備破壊に没頭していった。



 ミツキたちが助けにやってきたのは、俺がちょうどミスリル装備をあらかた破壊し終え、ついつい勢い余って自分用に確保していた最後のミスリル武器も壊しそうになった瞬間だった。

「無事ですかっ!?」

 最初、急いで飛び込んできたミツキは、ざっと部屋の様子を見分し、

「……どうやら、心配するまでもなかったようですね」

 一瞬で平常運転にもどった。
 なんとなく寂しい気もするが、リンゴより先に着いたということは、俺を心配して本気で駆けつけてくれたからだろう。
 そのすぐ後にやってきたリンゴに扉を開けたままにしてもらうことで、脱出が出来ないという心配も解消された。

 話によると、探索者の指輪に俺とイアスキーの反応がないことから、ミツキは俺が魔道の塔に転移させられたと判断。
 その場に残っていた幹部二人をあっという間に畳み、魔道の塔への入り方を聞き出したそうだ。

「…ん。ちゃんと、おぼえた」

 リンゴが胸を張る。
 かなり複雑な工程だったと思うが、意外とリンゴは記憶力がいいらしい。

「そちらの方も、相変わらず大活躍だったようですね」

 ミツキに水を向けられ、そういえば、と思い出した。
 先ほどのリンゴに劣らないくらいに胸をそびやかす。

「悪いが、今回はミツキが邪推するような奇策は何も使ってないぞ。
 それどころかスキルキャンセルも魔法もアイテムすら使わないで、正面から、まともに、正々堂々と戦ったんだ」

 俺が言うと、なぜかリンゴが目を丸くし、ミツキもまさか、と言わんばかりに猫耳をきょどらせた。

「嘘じゃないぞ。……なぁ、イアスキー」

 俺がミツキによって拘束されたイアスキーに水を向けると、イアスキーは苦虫をかみつぶしたような顔でうなずいた。

「…ソーマ、えらい!」

 無表情ながら感極まった様子のリンゴが、ちょっと背伸びをして俺の頭をなでる。

「よせよ、恥ずかしい」

 俺は表向きはそう言いながらも、満更でもない気分だった。
 ミツキだけは壊れたゴーレムの残骸に目を向け、

「いえ。どう見てもこれは、普通に戦った人間の所業ではないのですが……」

 などと往生際悪く言っているが、真実は一つだ。
 いつもいつも、やれ常識外れだの奇剣奇策だの酷い時は変態だのと言われている俺だが、やろうと思えば普通にやれるのだ。

 しきりに首と猫耳をひねるミツキと、えらいえらいと連呼するリンゴ、それに縛られたイアスキーを連れ、俺は久しぶりにさっぱりとした気分で魔道の塔を下りていった。



 自慢の計略を破られたからか、イアスキーを含め、ギルド幹部たちは想像以上におとなしかった。
 一応全員をアイテムで拘束し、ギルドの外に出たところで、ちょうど真希が呼んだと思しき騎士団に遭遇。
 簡単に事情を説明し、その場で彼らを引き渡すことになった。

 これで一件落着だ。
 俺たちが安心して気を抜いた瞬間、突然、騎士に捕まっていたイアスキーが吼えた。

「超越者ソーマ! 貴様に、予言をくれてやる!」

 一瞬だけ、筋力で勝るはずの騎士を振り切り、イアスキーは全力で叫ぶ。

「貴様は遠くない未来、かけがえのない大切なものを失う!
 それが運命! 回避出来ない未来だ! 貴様はみじめに……ぐぅっ!」

 それ以上の言葉は騎士たちが許しはしなかった。
 イアスキーを拘束し、手早く城の方へ連行していった。

 突然の事態に呆然とする俺に、ミツキが近付く。

「負け犬の遠吠えでしょう。気に掛けるほどの事ではありません」
「……そうだな」

 確かに、ミツキの言う通りだ。
 俺もあまり気にしないことに決めた。
 連れ去られるイアスキーに背を向けて、俺たちの家に、猫耳屋敷に足を向ける。

「大切なものを失う、か……」

 イアスキーに予言が出来るなんて設定は聞いたことがない。
 具体性も何もない、ただのでまかせだと理性は判断しているし、信じている訳じゃない。

 ただ、ほんの少し。
 俺は屋敷に向かう足を、ほんの少しだけ速めた。



 街にはもう混乱の余韻はなく、屋敷までは何事もなく着いた。
 思ったよりも時間も経っていない。
 それでも三人で勝手に抜け出した以上、みんなにはちゃんと事情を説明しないとな、と俺が思った時だった。

「――あぁああああぁああ!!」

 屋敷の中から、甲高い悲鳴。
 それはまるで、最愛のモノを失った人間の、悲痛な叫びのような……。

「…ソーマ!?」

 考えるより先に、俺は動いていた。

『貴様は遠くない未来、かけがえのない大切なものを失う!』

 頭をよぎる、イアスキーの最後の言葉。
 不安に突き動かされるまま、俺はスキルをオーダーする。

 三倍速でも自由に使えるようになった、ステップ、ハイステップ、縮地のコンボ。
 リンゴを、ミツキすら置き去りにして、俺はいち早く屋敷の扉に取りつく。
 扉に正面からぶつかって技後硬直をキャンセルしつつ、転げるような勢いで家になだれ込む。

 中に入った途端目についたのは、しりもちをついたサザーンと、水浸しになった床。
 そして、びしょ濡れのサザーンの手に握られているのは……。

「わ、わざとじゃないんだぞ?
 た、ただちょっと、洗おうと思って水の魔法を……」
「貸せっ!」

 弁解を聞かず、サザーンが後ろ手に隠そうとしたそれを無理矢理に奪う。

 しかし、全ては遅すぎた。
 耐久力の限界まで酷使されたそれ(・・)は、俺の手の中で光になって消えてしまった。


「だ、ダークシュナイダァアアアアア!!」


 屋敷の広間に、俺の慟哭が響き渡る。


 この日、俺は街を巻き込む大規模儀式を防ぎ、多くの人々を救った。
 しかしその代償として、かけがえのない大切な物(指貫グローブ)を失ったのだった。
+注意+
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