挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
神級回復呪文使いが転生したら……こうなった。~調子に乗ったランディの、神罰転生~ 作者:鹿鳴館
しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました

ブックマークしました。

設定

更新通知 0/400

設定を保存しました
エラーが発生しました

カテゴリ

ブックマークへ

以下のブックマークを解除します。
よろしければ[解除]を押してください。

ブックマークを解除しました。

26/120

【23話】回復魔法コースの事情

 僕は、パルダ先輩と仲良くなった。

 今は、授業をサボりパルダ先輩の教室で色々話を聞いて、教えてもらっていた。
 お礼にエッチな事を教えてあげたい。
 でも、最低でも4年は先の話だよね……
 いくら発育が早いっていっても、犯罪な年齢だし……

 必須時限以外は別の授業を勝手に受けたり、自己訓練したりしている生徒も多いようだ。

「って言うわけでね、回復魔法を覚えるのはもの凄く大変なんだよっ。ボクを含めて2年生に進級出来たのは、たった十五人しかいないんだからっ。だからランディも頑張ってヒーリングを覚えてねっ」

 パルダ先輩が目をクリクリしながらボクに話をしてくれる……可愛いなぁ……モフモフしたいなぁ……

「ランディ、聞いてる?」

「あっ、はい……でも、僕はもうヒーリングを使えますよ」

「えっ…………フフッ、ランディったら冗談が上手いんだから……」

 完全に信じてませんね……どう説明したら信じてくれるかな。
 そうだ、聞きたいことが有ったんだ。

「パルダ先輩、回復魔法の魔力の消費量ってわかります?」

「えっ、魔力の消費量? そのうち1年生の授業でも習えると思うけど、ボクが教えてあげるっ!」

 ああ……ボクっ娘……萌える。

「ヒーリングの消費魔力は『10』だよ。で、エクスヒーリングは『30』。そして、伝説のグランヒーリングはなんと『100』も魔力を消費するんだよっ、凄いでしょ? 」

 って事は……グランヒーリングを30回くらいなら余裕でいける僕は、3000を楽勝でオーバーしてるのか?
 まじで?

「…………それでねっ、僕はエクスヒーリングとデトックスの訓練中なんだっ」

「デトックス?」
『デトックス』……しらない回復魔法キター!!


 パルダ先輩は教えてくれた。
「デトックスは解毒魔法なんだよ、解毒魔法は六種類も有って、そのうち一つでも習得出来れば、三年生に進級確定なんだっ……だからみんな覚えるのに必死なんだよっ」

「ふうん……教官はデトックスって全種類覚えてるの? 」

「ははっ、いくら教官でもそれは無理だよ……そんな人がいたら、すぐに王宮につれて行かれちゃうよ……でも、聞いた話だと、今年から回復コースの主任になった教官は凄腕らいよ……たしか『マキナス教官』だったかなぁ……」

 マキナス!? あのジジイ? やっぱり凄いジジイだったのか……

 暫く僕とパルダ先輩の楽しい会話は続いた。

 ……
 …………

「じゃまたねっ、何か困った事があったら、いつでも相談に乗るからっ」

 その後は、僕の腰の上にも乗って欲しいです……あっでも、今じゃないからな? 今実行したら、お巡りさんに捕まります。
 この世界に、お巡りさんはいないけど……。

 僕は2年回復コースの教室を後にした。

 その後、パルダ先輩は年下キラーとクラスメイトに冷やかされたのは、僕の知らない話である。


 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 いやぁ、パルダ先輩の話は為になった。
 なにより、回復魔法の魔力消費量が分かったり、解毒魔法の存在も知ることが出来た。

 まあ、いずれも授業で習うらしいけどね。

 今度は優秀な人の魔力総量でも、聞いてみよう。


 教室に戻ると、5秒間の沈黙の後、ざわざわと騒ぎ出してきた。

 なんだ? どうした? 何があった?

 しかし、原因は僕で、無傷で戻って来たことを騒いでいたのだった。

「おい、あいつ……怪我をしてない……」
「先輩達にボコられたんじゃ……」
「ま、まさか……回復魔法が使えるのか?」
「おい、あいつの名前、なんだっけか?」
「バンジィじゃなかった?」
「マンディだよな」
「違うよ、ダンディって言ってた」
「ランダァ……だと思う……」

 色んな名前が出てきたけど、一つも合ってなかった……しょんぼり。
 だが、少しづつ近づいてる気がする。
 頑張れ、あともう少し!

 すると、三人の生徒が僕のところにやって来た。
「なあカイジ」

 一文字も合ってねぇよ!!
 どこの一発逆転ギャンブラーだよっ?

「ダン……ランディです」
 やべぇ、自分の名前が間違えそうになった。

「そ、そっか……なあもしかして、ランディは回復魔法が使えるのか?」

 シーン…………

 どうやらみんな僕を注目してるようですね……緊張するじゃん。

 敵意や殺意は、いくらでも受けたって平気なんだけど……好奇の視線には慣れないなあ。

「はい、回復魔法使えますよ」

 また、クラス中がざわつきました。
 話を聞くと、現在回復コースの二クラス全六十人のうち、ランディを含めて三人しか回復魔法が使えないって話だった。

 回復魔法ってそんなにレア魔法だったんだ、と改めて知る事になった僕でした。


次回は木曜日に投稿よていです。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ