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第十五話 「セーラ VS 悪鬼オルティッシオ!?」

「ニール、ストップ。あ、あなた達、ドアの外で待機!」

「「御意!」」


 娘の言葉を受けて二人は部屋の外に待機した。ニールゼンさんはともかく貴族であるオルティッシオも素直に娘の言うことを聞いている。自分は無害であるとアピールしているのか? それとも他に魂胆があるのか?


 いや、ちょっと待って。それを考えるより先に……ティレア、あなたオルティッシオに会わせない気なの?


「ティレア、どうして外で待機なんて言ったの?」

「だ、だ、だって、まだ心の準備が……」


 ティレアは見てて痛いくらいに動揺し、右往左往している。


「少し落ち着きなさい」

「母さん、ど、ど、ど、どうしよう? 私達、肉奴隷にされちゃうよ」


 いけない。ちょっと怖がらせすぎたかもしれない。ティレアがあまりにオルティッシオを信用しすぎていた。だから、釘を刺すつもりで屑で有名な悪鬼の話をしたんだけど……。


 これは薬が効きすぎたみたいだ。ティレアは興奮して「悪鬼退散!」とか「肉奴隷、絶対にだめ!」とかまくし立てている。これではオルティッシオとの交渉どころではない。


 確かにオルティッシオは信用できない。過剰な投資をして娘を騙している可能性は十分にある。借金で縛り、お馬鹿だが、可愛い娘の体を狙っているのかもしれない。真意は絶対に問い質さなければいけないのだ。それなのにティレアがこんなに騒いでいたら冷静に話し合えない。


 あぁ、もうわかっていたじゃない。娘は思い込みが激しいところがある。怖がらせたらとことん信じちゃうのよ。


「ティレア、いいから落ち着きなさい」

「あぁ、悪鬼が来る。悪鬼が来る。カルシウム不足の悪鬼が来るぅう!」


 だめだ。私の言葉も耳に入っていないみたいだ。うわ言のように「悪鬼が来る」とつぶやいている。


 それにしても、かるしうむ不足?


 時々、娘は意味不明な言葉を呟く。娘が小さい時は脳の病気と疑い、お医者様に見せたことがあった。だが「問題無い。ただの性格だ」と診断された時はホッとしたと同時に悲しくもなったりしたものだ。まぁ、今ではそのお馬鹿なところも愛しく思える。


 とにかく娘を落ち着かせないと! 私はティレアの肩をしっかりと掴み、その瞳を覗き込む。


「ティレア!」


 今度は私の声が聞こえたようだ。うわ言を止め、私の手を握ってくる。


「あぁ……か、母さん、ど、どうしたら……?」

「交渉は母さんに任せなさい。あなたは何も心配しなくていいの」


 震えるティレアの手をぎゅっと握りしめる。


「で、でも、相手は幾多の女を食い物にした悪鬼と同類の大貴族だよ」

「大丈夫。これでも母さんはこういう交渉事に慣れているのよ。むざむざと言いなりになったりしないわ」

「そ、そうなの?」

「うん、だからティレアはしばらく外に出てて」


 あなたがいたらオルティッシオの神経を逆なでする。交渉自体が頓挫してしまう可能性が高い。


「で、でも、母さんを一人にさせられないよ。私も一緒にいる」


 ティレアの足はがくがくと震えている。怖いのね。でも、母さんのために勇気を振り絞ってそう言ってくれる。本当に親思いのいい子。そんなあなただからこそ危険な目には遭わせたくはない。


「ティレア、私は大丈夫だから。それよりティムがそろそろ学園から帰ってくるころじゃないの?」

「そうだった! ティムが帰ってくるよ。このままじゃ、本性を表した悪鬼(オル)とティムが鉢合わせしてしまう」

「そうでしょ。だから迎えにいってあげて」

「で、でも……」

「ティレアはお姉ちゃんでしょ。妹の危機にぐずぐずしてちゃだめ!」

「うん、そのとおりだ! すぐにティムを避難させてくるから。母さんも一人で悪鬼と会っちゃだめだからね」

「はいはい」

「それじゃあ、すぐに戻ってくるから」


 ティレアはそう言うと外へと飛び出していった。ごめんね、ティレア。妹思いのあなたの気持ちを利用して。こうでも言わないと親思いのあなたは意地でもここから動かなかったでしょうから。

 

 よし! あとは交渉。パチンと自分の頬を叩き気合を入れると、部屋の外に待機している二人に声をかける。


「オルティッシオさん、ニールゼンさん、どうぞ入ってきて」

「しかし、ティレア様が待機せよと……」

「娘は急用で外へ出かけたわ」

「そうですか。それではお帰りになるまで待機してます」


 ちょっとニールゼンさん、それはあまりに生真面目すぎますよ。ティレアが待機と言ったら、一日中待ち続ける気ですか!

 

 はぁ、ニールゼンさんはベルガにいる時からこういうところがあった。娘達の言葉を忠実に実行し続けるのである。たとえその命令が荒唐無稽なものであったとしてもだ。仕事を世話してもらった恩があるせいなのか、娘に頭が上がらないのだろう。まったく律儀というかなんというか……。


「ニールゼンさん、娘はもう待機しなくていいと言ってました」

「それではティレア様がお帰りになったときに確かめてみます」


 あぁ、もうこの人は融通が利かなすぎる。いい大人が子供の言葉をくそ真面目に聞いてどうするんですか!


「あの私がオルティッシオさんと話をするって娘から聞いていませんでした?」

「聞いております」

「それじゃあ、娘が帰ってくるまでに話をしておきたいんですけど……」

「ですが、ティレア様が待機するようにと……」


 まだ煮えきれない。ふぅ、こうなった時のニールゼンさんは頑固だ。私が何を言っても言うことを聞かない。こういう時、どうすればいいか。ティレアから秘策は聞いている。またあの言葉を言わないといけないみたいね。


「ニールゼンさん、帰ってくるまでに話を済ませて欲しいと娘が言ってました。これは勅命(・・)だそうです」


 私の言葉にしばしの沈黙。


 そして……。


「さようですか。それでは失礼いたします」


 やっと納得してくれた。はぁ、もうティレアの言っていたことがよくわかるわ。ニールゼンさん、こんな性格だからどこも雇ってくれなかったんでしょうね。やれやれとため息が出る。


 そしてそんな中、ニールゼンさんが店奥のドアから一人の青年を連れてきた。青年は三十歳くらいか? 顔はのっぺりとした普通顔。どこにでもいそうな感じである。彼が大貴族の息子オルティッシオね。


 さぁ、セーラ、気合を入れるのよ。横暴な貴族の対応には慣れている。娘だけは絶対に守ってみせる! 私が気合を入れていると、


「お初にお目にかかります。オルティッシオ・ボ・バッハと申します。セーラ様に拝謁でき光栄至極に存じます」


 オルティッシオと名乗った青年が地に頭をつけ土下座をしてきた。


 えっ!? えっ!? なぜ、そこまでへりくだるんですか! 


 これは予想外すぎる。貴族が庶民に対し土下座をするだろうか? 仮に何か企んでいたとしても、ここまでプライドを捨てるなんてありえないだろう。いけない。予想外の出来事で頭が回らない。


 と、とりあえず頭を上げてもらわないと! 貴族様にこんな真似をされたらどんな災いが降りかかってくるか……。


「あ、あのオルティッシオさん、どうか頭を上げてください。こんなことされても困ります!」

「はっ、承知仕りました」

「すぐに頭を上げるやつがあるかぁあ――っ!」

「ぐはっ!」


 ニールゼンさんの拳がオルティッシオの後頭部に突き刺さる。オルティッシオは立ち上がろうとしていたところを殴られ、そのまま地面につっぷした。


「ち、ちょっとニールゼンさん、な、何をやっているんですか!」

「いやなに教育です。オルティッシオに忠臣としてのあるべき姿を説いてやっているのです」

「教育って――い、いきなり殴りつけるなんてやめてください!」


 ニールゼンさんのあまりな所業に思わず大声を出してしまう。


 大貴族様になんて仕打ちを……。


 これではどんなにこちらが悪くなくても不敬罪で終わってしまう。


 ニールゼンさん、あなた頭がおかしいんじゃないんですか! まったく娘の言っているとおりの人だ。私はもっと分別ある人だと思っていたのに。


 貴族様に暴力というか、いきなり人を殴るなんてちょっと頭がおかしすぎる! 

 それともまさかもうボケが始まって……。


「オルティッシオ、セーラ様のお言葉だ。制裁はこれぐらいにしておいてやる。謹んで行動するのだ」

「は、はい」


 オルティッシオはふらふらと立ち上がる。脳震盪をおこしているようだ。


「オルティッシオ、この程度の鉄拳でふらつくなど一軍を預かるものとして覇気が足らぬぞ」

「も、申し訳ございません」

「謝罪はいい。それよりもだな、まずはその……」


 脳震盪をおこし、ふらふら状態のオルティッシオにニールゼンさんの容赦ない口撃が続く。


 …………

 ……………………

 ………………………………


「ニ、ニールゼンさん、もうそのへんに……貴族様にそんな態度をとっていたら不敬罪で捕まりますよ」

「貴族? セーラ様、貴族とはオルティッシオめを言っておられるのですか?」

「はい、そうなんですよね?」

「まさか、オルティッシオが貴族などありえませぬ」

「えっ、違うんですか? 娘が言っていたからてっきりそうだとばかり……」


 はぁ、もうあのお馬鹿! オルティッシオさん、貴族じゃないじゃない。またあの子のことだからすごい思い違いをしていたんでしょうね。


「……いえ、オルティッシオは貴族でした。そうだな、オルティッシオ!」

「は、はい。私は貴族、先祖代々爵位を持つ貴族でした」

「ち、ちょっとニールゼンさん、さっきと言っていることが違うじゃないですか? 本当はどっちなんですか?」

「申し訳ございません、私も歳ですかな。勘違いしておりました。ティレア様のお言葉が正しいです。オルティッシオめは間違いなく貴族です」


 それから二人で先祖代々の伯爵だの、公爵だの言い始めた。


 なんなのこの二人……。


 ふざけすぎ! 本当に子供みたいな人達だ。オルティッシオが本当に貴族なのか疑わしくなってくる。


 ただ、オルティッシオの家が大金持ちなのは事実だ。この店の調度品が一級品なのは間違いないのである。それにしても、この二人がいてまともに借金についての交渉できるのか? 特に、ニールゼンさんは言動がおかしすぎる。それとも本当にボケが始まっているのかしら……。


 じぃっとニールゼンさんの顔を見る。ロマンスグレーの髪に整えられた髭がイヤミなほど決まっている、うん、無駄にダンディね。まぁ、とにかくボケていようがいまいが、これからの話にニールゼンさんがいたら邪魔である。


「あ、あのニールゼンさん、できればオルティッシオさんと二人で話がしたいのですが……」

「承知しました。それでは私は外に待機しております」

「ごめんなさいね。締め出すような形になっちゃって」

「とんでもございません。家臣として当然の行動でございます。では、オルティッシオ、くれぐれもそそうのないようにな」

「も、もちろんでございます」

「セーラ様、もしオルティッシオめが無礼を働いたらいつでもお声をかけてください。私が鉄拳制裁してご覧にいれまする」

 

 ニールゼンさんがそう言って拳を見せてくる。その態度は貴族に対し畏怖の念をまったく持っていない。歯牙にもかけていない様子だ。まるで近所のわんぱく小僧を相手するかの如くである。


「……ニールゼンさん、オルティッシオさんは本当に貴族様なんですよね?」

「はい、その通りです」

「もしかしてニールゼンさんも爵位をお持ちなんですか?」


 位が同じであればその気安さも頷けるというものだ。


「それもティレア様がおっしゃられたのですか?」

「いえ、娘からはそのような話は聞いたことがありません。ただオルティッシオさんとあまりに親しそうにふるまわれますので」

「はっはっ、それはこやつが昔からの知り合いだからです。私はただの……」

「ただの……?」

「……セーラ様、ティレア様は私めをなんとおっしゃっていましたか?」

「えっ!? た、たしか……『ちゅうにびょう』の『にぃと』とか言ってましたね」

「おぉ! その通りです。私は『ちゅうにびょう』の『にぃと』なのですよ」


 な、なぜ、誇らしげなのですか! 娘から説明を聞いた限り「ちゅうにびょう」は世間に顔向け出来ない恥ずかしい思想の持ち主を指し、「にぃと」は職に就かないどうしようもない人を指すって聞きましたよ。


 わからない。ニールゼンさんと知り合ってから一年とちょっと。未だ理解できないことが多い。とにかく、まずはオルティッシオとの交渉が先。


 ニールゼンさんが部屋の外へと出ていくのを皮切りにオルティッシオがテーブルにつく。私の真向かいに座ってオルティッシオは神妙な顔で尋ねてきた。


「あ、あのそれでセーラ様、私に話があると伺いましたが……」

「はい、娘があなた様のお店に損害を与えたことを深くお詫び申しあげます」


 まずは娘の不始末を深々と謝罪した。オルティッシオの土下座のせいであまり効果がなくなってしまったかもしれない。だけど、私も土下座をするのは足元を見られてしまう。貴族にスキを見せたらとことん追及されてしまうからだ。


 だが、私の意図を測りかねているのか、オルティッシオは私の謝罪に対しきょとんとした態度だ。なんで謝罪されたのかわからないって顔をしている。借金すら知らない感じだ。もしかしてこのお店のオーナーはオルティッシオじゃないのではなかろうか? 


 案の定、オルティッシオは、


「あ、あの謝罪の意味がわからないのですが……」


 疑念をぶつけてきた。


「ですからうちの娘がオルティッシオさんからお金を借りましたよね? あなたがこのお店のオーナーなんでしょ」

「確かに私はティレア様にお金を渡しておりました。ですが、この店のオーナーが私とは……?」

「違うんですか? 娘はあなたがこの店のオーナーだと言ってましたよ」

「……そ、そのとおりです。私がこの店のオーナーのオルティッシオです。今後ともご贔屓に」


 取ってつけたような返事……さっきから何をやっているんだ、この人達。


「それで本当のところはどうなんですか?」

「ですから私がオーナーです」

「ふ、ふざけているんでしょうか?」

「いえいえ、めっそうもございません」

「……まぁ、いいです。とにかくお店の借金について話がしたいんです。申し訳ないんですが、この段階では返済のあてがありません。借金の全額返済は不可能と言っていいでしょう。ですが、少しでも返済はし続け――」

「借金? 別に返済しなくても構いません。それどころかティレア様が望む限り、資金はこれからもお渡ししていくつもりです」

「な、何言っているんですか! 借金の総額は『億』を超えているんですよ。それを無かったとおっしゃるんですか!」

「はい、そうですよ。何か問題でも……?」

「はぁ!? 問題大アリじゃないですか! 借金は三億ゴールドですよ。それをチャラにするなんて信じられない。それにさっきからティレア様、ティレア様って……あなた大貴族でこの店のオーナーなんですよね? いったいどういう意図があってそんな態度をとっているんですか!」

「いや、それは邪神軍総帥はテ……いや、待て……あ、あのセーラ様、唐突ですが、邪神軍についてどこまでご存知なのですか?」

「邪神軍? それはどういう意味ですか? 魔族の軍という意味でおっしゃっているんですか? でも、それなら魔王軍ですよね」

「ふむ、それでは『邪神様』とか『伝説の魔族カミーラ様』と聞いてもピンとこられないと……」

「いきなり何をおっしゃっているんですか! 今からこの世界の歴史を紐解くおつもりですか。ごまかさないでください」

「そうか……ティレア様……秘匿され……私も」

「あ、あの何を一人でぶつぶつ言っているんですか! ティレアがその邪神軍になにか関係しているとでも言うんですか?」

「いえいえ、こちらの話です。セーラ様には関係のない話です。そ、そう貴族として軍の投資の話をしてました」

「そうですか。戦争投資なんて私には理解できません。ですが、娘を巻き込むことはやめてください」

「もちろんでございます。私はティレアさ……んを料理人として雇っているだけなのです」


 うそ臭い。あからさまに何かを隠している。このオルティッシオという男、慇懃無礼で目が笑っていない。一見、バカ丁寧に接しているが、私を馬鹿に、ううん、何か虫でも見ているような目をするときがある。


 ティレアはこの男の表面だけをみて良い人と勘違いしたのね。こいつはやばい。なにか危険な匂いがする。ティレア、あなたやっぱり騙されているわ。


「それで、納得すると思っているんですか! 娘は騙せても私は騙されない」

「騙すなどとんでもない。私はティレアさ……んの料理の腕に期待し評価しているに過ぎません。そこに他意などあるわけがない。それにあなたは借金が大金だとおっしゃっていましたが、大貴族である私にとっては微々たる額です。気に病むことはありません」

「億の借金が微々たるですって!」

「えぇ、そのとおりです」


 オルティッシオのこの言葉。これは嘘ではない感じがする。本当に億の金を取るに足らないと思っているようだ。だが、当人は微々たると言ってはいるが、借金総額が億であることは揺るぎようがない。


 一切合切なぜ、オルティッシオはこんなにもたくさんのお金を娘に融通してくれたのだろう? 娘にこんなにも投資する理由が不明である。娘は良いにつけ悪いにつけすごく美人だ。貴族が囲おうと思っても不思議ではない。だけど、この額は大きすぎると思う。だめだ、この男の意図がまるで読めない。


「もう、お互い正直にいきましょう」

「といいますと……?」

「何をたくらんでいるの?」

「たくらむなど……」

「いい加減に舐めないで!」


 思わず護身用の短剣をオルティッシオの腹に突きつける。


「セーラ様、おやめください」


 短剣を腹に突きつけられても動揺もせずこの表情。やはり、こいつは裏の人間だ。とても危険な香りがする。


「いい、娘は馬鹿だけど、素直で親思いのとてもいい子なの! あなたに娘は傷つけさせない」

「ふぅ、さっきからおとなしく聞いておれば馬鹿、馬鹿と貴様如きが……」

「あら、とうとう馬脚を現したわね。今までの薄っぺらい仮面の笑顔よりもましになったわ」

「き、貴様!」


 オルティッシオが怒りに満ちた表情に変貌する。とうとう偽りの仮面の剥ぎ取りに成功した。あのままのらりくらりと返されていては真意を読み取れなかった。危険だが、今のオルティッシオなら真意を確かめることができる。

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